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磯村勇斗が活弁シネマ倶楽部に登場

映画、ドラマ、舞台など、出演の相次ぐ俳優・磯村勇斗が“映画を語る”配信番組「活弁シネマ倶楽部」に初登場。初主演映画『ビリーバーズ』について語りました。

本作は、カリスマ的な人気を誇る漫画家・山本直樹による同名コミックを、鬼才・城定秀夫監督が映画化したもの。

とある孤島を舞台に、純粋な信仰心と抑えきれない欲望の間で揺れ動く三人の男女の奇妙な関係を描き出している。主演の磯村が演じているのは、カルト団体「ニコニコ人生センター」の中で、いかなる欲も捨て去って浄化を目指す“オペレーター”。オーディションで抜擢された北村優衣が“副議長”を、名バイプレイヤーの宇野祥平が“議長”をそれぞれ演じ、大自然の中で見事なアンサンブルを生み出している。さらに、「ニコニコ人生センター」の教祖である“先生”を本作の原作者である山本が、“副議長”と恋仲にある“第3本部長”に毎熊克哉が扮し、作品に深みをもたらしている点も注目です。

今回の番組MCはライターのSYOが担当。
磯村勇斗x活弁シネマ倶楽部『ビリーバーズ』
この非常に特異な作品で映画初主演を務めた磯村は、本作を自身の趣味趣向に近いものだと捉えているようだ。「この独特の世界観と言いますか、無人島の中で人間たちが“孤島プログラム”をやっていくと、どういうふうに変化していくのかというところを含めて。トム・ハンクス主演の『キャスト・アウェイ』が好きなのですが、いつか無人島が舞台の作品に出たいという憧れがありました。そういう意味で『ビリーバーズ』は、まあ……あそこまで極限状態にはいかないですけど、それをちょっと体験できるんじゃないかと思ったり。単純にこの世界観が自分にフィットしたというのもあります」と語る磯村。

本作に参加するにあたって参考にした作品などについてSYOが話題を振ると、磯村は「原作を読んでみて、どういう方向に持っていく作品になるのか気になっていました。いろんな方向性に振ることのできる作品だと思っていたので。『ミッドサマー』のような、あの不気味さがずっと続く感じも合いそうだと思っていましたが、城定さんが作り上げる独自の世界観の作品になりました。自分の中では、『ミッドサマー』や『キャスト・アウェイ』、ラース・フォン・トリアーの作品だったり。精神的な部分を参考にというか、自分の好きなものなので、思い出しながら『ビリーバーズ』の世界に近づいていったところがありますね」と答えている。この返答にSYOはかなり納得の様子。本作と自身との繋がりについて磯村はさらに語っている。
磯村勇斗x活弁シネマ倶楽部『ビリーバーズ』
その他この収録では、“オペレーター”という特殊な役を演じるにあたっての準備についてや、城定監督の現場ならではエピソード、そして自身の表現活動に対する想いなど、幅広くさまざまなトークを展開している。

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■活弁シネマ倶楽部■

YouTube配信URL:

活弁シネマ倶楽部 公式HP:
https://katsuben-cinema.com/

活弁シネマ倶楽部 公式ツイッター:
@katsuben_cinema

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『ビリーバーズ』

2022年7月8日(金)よりテアトル新宿ほか全国順次公開
『ビリーバーズ』
1984 年のデビュー以来、常に先鋭的な作品を世に問い続けカリスマ的人気を誇る漫画家・山本直樹が、1980 年代から 90
年代にかけて大きな社会問題として顕在化した「カルト」的な宗教団体をモチーフに、その独創的な感性と世界観で人間の欲望をあぶり出した問題作『ビリーバーズ』。過激な内容ゆえ実現不可能ともいわれて来た伝説の怪作が、奇跡の実写映画化!
主人公・オペレーターには『ヤクザと家族 The Family』・劇場版『きのう何食べた?』の2作品で第45回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞し、本作が映画初主演となる磯村勇斗。副議長役にオーディションから抜擢された新進女優・北村優衣。
議長役には『罪の声』で第44回日本アカデミー賞・優秀助演男優賞他複数の賞を受賞した宇野祥平。
監督にはヒット作を連発中の城定秀夫。実現不可能と言われた山本直樹の原作ながら、愚かで愛おしい3人の男女を時にユ
ーモラスに、時にそこはかとない寂しさを滲ませて映し出し、単なるカルト作にとどまらない濃密な人間ドラマに仕上げた。
さらに、「第三本部長」役には毎熊克哉、そしてカルト団体の主宰者「先生」役として原作者の山本直樹が出演している。また音楽を担当した曽我部恵一による不穏かつ繊細なサウンドトラックと、書き下ろしの主題歌「ぼくらの歌」(ROSE RECORDS)も、映画の世界観をさらに深淵な境地へと導いている。

STORY
とある孤島で生活をする二人の男と一人の女。
ニコニコ人生センターという宗教的な団体に所属している3人は、オペレーター、副議長、議長と互いに呼び合い、無人島での共同生活を送っていた。
俗世の汚れを浄化し”安住の地”へ出発するための修行なのだ。
だが、そんな日々のほんの僅かなほころびから、3人は徐々に互いの本能と欲望を暴き出してゆき…。
『ビリーバーズ』

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原作:山本直樹「ビリーバーズ」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
監督・脚本:城定秀夫
出演:磯村勇斗 北村優衣 宇野祥平 毎熊克哉 山本直樹
配給:クロックワークス、SPOTTED PRODUCTIONS (R-15 指定)
©山本直樹・小学館/「ビリーバーズ」製作委員会

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