映画情報どっとこむ ralph

『映画は仄かなる、 たいまつ』@下北沢トリウッド

4月9日より下北沢トリウッドにて「映画は仄かなる、 たいまつ」と題した小編映画2作品の劇場公開がスタートします。今回上映される2作品は、 国際映画祭で30以上のアワード受賞を成し遂げた『Kay』と鏡像的に作られた挑戦作『終点は海』。
『Kay』『終点は海』上映チラシ表
親子という題材を軸に、小沢和義/片岡礼子×七瀬可梨(Kay)、洞口依子×清水尚弥(終点は海)ベテラン俳優と若手注目株が共演。メガホンを取ったのは新鋭の監督・鯨岡弘識。小規模ながら、リハーサル・設定を綿密に構築する作風で、 濃厚な2作品が完成しました。

先行上映会&トークイベント

そこで劇場公開に先駆けて、映画本編(2作品)の先行上映会と映画について出演者・製作者と共に考えるトークイベントを3/18日(金)15時より開催します。

<イベント詳細>

【日時】
3月18日(金)
14:45 会場・受付開始
15:00 主催者挨拶 
第一部
15:10 映画上映開始『Kay』『終点は海』上映 
16:00 映画上映終了
第二部
16:15. クロストークイベント(ゲスト下記参照)
17:30. 終了予定
【会場】
100BANCH(未来をつくる実験区)
東京都渋谷区渋谷3-27-1 100BANCH 3F LOFT
渋谷駅新南口徒歩1分
【上映作品】
『Kay』(23分)
『終点は海』(23分)
【第二部クロストークゲスト予定】
七瀬可梨(『Kay』主演)
伊藤歌歩(『Kay』出演)
清水尚弥(『終点は海』出演)
鯨岡弘識(『Kay』『終点は海』監督)
中嶋雷太(『Kay』エグゼクティブ・プロデューサー/配給)
【入場料】
無料(映画上映とトークイベントどちらも無料)
【定員】
40名
イベント主催:ポルト

映画情報どっとこむ ralph

『Kay』&『終点は海』

『Kay』

景気に翻弄され雑草のように生きた父・太一と、離別した娘・ケイとの小さな物語。
成人祝いの居酒屋で太一との心の距離感が縮められぬケイがいた。そして太一の突然の死。
そこからケイなりの父親探しが始まる。遺品のエレキ・ギターを背に思い出の居酒屋に立ち寄ったケイは時空を超え、太一というひとつの人生に向き合い、やがて太一のある言葉が、親子関係を超え、一人で生きる「種」となり立ちあらわれる。
不確かな「理想の家族」のあり方、コロナ渦で見失った生きることの意味を、強靭な魂で問う作品。

『終点は海』

5年前に喧嘩別れし、突然消息を絶った息子・レンが母・明子のもとにふらりとあらわれる。
その月日、明子の生活は彩りを失い、病と貧しさを抱え、孤独を抱えていた。
二人の葛藤の深い淵を埋めようと、レンは明子を「終点」となる海へ連れ出す。
寒風吹きすさぶ季節はずれの海辺に焚かれた焔が、母と子の永遠の離別を照らしだす。
あえて4:3の画角で切り取った、二人の心象風景から見えるものは何か…
もの静かで強靭な映像の言葉が満ちた作品。

***********************************

『Kay』
(2020/日本/16:9/HD/23分)

監督:鯨岡弘識
原作:雷文(中嶋雷太)『春は菜の花』
出演:七瀬可梨、小沢和義、片岡礼子、伊藤歌歩ほか
プロデューサー:中嶋雷太、内藤諭
撮影:平見優子、照明:日比野博記、録音:小牧将人、ヘアメイク:菅原美和子、衣装:Ka na ta
製作:Qilin Family Company, Inc./製作国:日本/言語:日本語、英語字幕版

『終点は海』
(2021/日本/4:3/HD/23分)
脚本・監督・編集:鯨岡弘識
プロデューサー:内藤諭
出演:洞口依子、清水尚弥
撮影:佐藤宏樹、照明:日比野博記、録音:小牧将人、ヘアメイク:菅原美和子、音楽:鯨岡弘識
製作:内藤諭 鯨岡弘識/製作国:日本/言語:日本語
配給:Raita Nakashima’s Cinema

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ