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ドニー・イェンが認めた逆輸入俳優・木幡竜

この度、綾野剛主演×藤井道人監督のタッグで話題を呼んだドラマ「アバランチ」(21/KTV)で“最狂の敵”役を演じ、注目を集めた<逆輸入俳優>木幡竜主演の映画『生きててよかった』が5月13日(金)より新宿武蔵野館ほかにて全国公開が決定。
『生きててよかった』

嘲笑え、闘いに魂を食い尽くされた姿を―。

年齢と身体の限界を超えてもなお、闘い続けることしか生きる価値を見出せない元ボクサーの主人公・創太を演じたのは、自身もプロボクサーという経歴を持つ木幡竜。プロボクサー、サラリーマンを経て一念発起で俳優を志すもなかなか芽が出ず不遇の時代を過ごしたが、オーディションで出演を勝ち取った中国映画『南京!南京!』(09)で高い評価を得ると、単身中国に渡り中国語を学びながら、翌年にはアンドリュー・ラウ監督の『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』(10)でドニ―・イェン、スー・チー、アンソニー・ウォンらと並び、悪玉のトップを演じ異彩を放った。以来、中国を拠点に様々な映画やドラマに出演。佐藤健主演の映画『サムライマラソン』(19)では長谷川博己の敵役を熱演、日中を繋ぐ俳優として活躍している。

本作で、中国トップクラスの俳優たちと渡り合った経歴を武器に、過酷な減量とトレーニングを重ね体脂肪率3%まで搾り上げた鋼のような肉体が魅せるボクシングと総合格闘技を融合させた本格アクションは、まさに規格外!
昨年放送された、綾野剛主演のドラマ「アバランチ」では、綾野演じる主人公の“最狂の敵”を演じ、そのキレの良いアクションと独特の存在感で注目を集めた。対峙した綾野は「元々ボクサーということでキレもすごいありますし、アクションも次の一手が全く読めないので、必死に避けるしかないですし、必死に打ち込むしかない。」と振り返り、賞賛する。本作でも、今までの日本のアクション映画の常識を覆す、演技を超えた本物の格闘を披露、まるでリングの上にいるかのような臨場感溢れる死闘を繰り広げている。

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主演:木幡竜&鈴木太一監督コメント

主演:木幡竜 コメント

この映画はいろんな意味で僕自身の人生が詰まったものになったと思います。このような役を頂けたことに感謝し、全身全霊でやりとげました。スポーツ選手は全員が引退を経験します。引退したボクサーは次に何をやればいいのか分からず、さまよう人間も少なくありません。本当の幸せとは何なのか。リングでしか生きられない武骨な男と、そんな男を見守り続けた女の強さに刮目ください!
『生きててよかった』
木幡竜 プロフィール
1976年、神奈川県出身。プロボクシングB級ライセンスを所持し、プロボクサーとして活躍後、03年に俳優デビュー。2009年の中国映画『南京!南京!』で見出され、単身中国へ活動の拠点を移す。その後、さまざまな中国映画、ドラマに出演。アンドリュー・ラウ監督の『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』(10)では、ドニー・イェン、スー・チー、アンソニー・ウォンらと並んで悪玉のトップを演じた。日本人としては珍しく中国人の役も演じるようになり、ゴードン・チャン、フォン・シャオガン監督らの作品に次々と出演している。テレビドラマ「紅いコーリャン」では、中国のトップ女優ジョウ・シュンとも共演を果たしている。日本では19年に公開された『サムライマラソン』で、俳優の長谷川博己演じる藩主を狙う刺客役を演じたほか、2021年に放送された綾野剛主演のフジテレビ系ドラマ「アバランチ」で、綾野演じる主人公が唯一倒せない強敵の、秘密組織“極東リサーチ”のメンバー・貝原を演じ、そのキレの良いアクションと独特の存在感で注目を集めた。

監督・脚本:鈴木太一 コメント

リングの中でしか生きられない人間がいる。木幡竜さんにそのような人間の話を聞いたのはもう6年以上も前のことです。そこから脚本を書き始め、ついに映画が完成し公開できることをとても嬉しく思います。
早くこの映画を創りたい!と切に切に願った6年以上の年月を、僕も木幡さんもジリジリと過ごし、その思いを一気に吐き出しました。まだまだ未熟者の二人でしたが、多くの熟練者の方々に支えていただき、ここまで辿り着きました。
しんどいことも多い世の中、思うようには生きられない、それでも最後は生きててよかったと笑いたい、そんなことを、今、思います。よろしくお願いいたします。

鈴木太一 プロフィール
東京都出身。早稲田大学第二文学部卒業後、ENBUゼミナールにて映画を学ぶ。その後、映画監督篠原哲雄に師事。2011年、監督・脚本で『くそガキの告白』を制作し、長編映画デビューとなる。同作でゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞/シネガーアワード賞/ベストアクター賞/ゆうばりファンタランド大賞(人物部門)4冠受賞を達成する。その後、テレビドラマなどの映像作品に監督・脚本で携わる。主な作品に、ドラマ24「みんな!エスパーだよ!」、BSスカパー!「PANIC IN」、テレビ朝日「豆腐プロレス」(脚本のみ)、キネカ大森先付けムービー「もぎりさん session2」、オムニバス映画『THEATERS』(2022年公開予定)など。

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映画『生きててよかった』

5月13日(金)新宿武蔵野館ほか全国公開

公式サイト:
happinet-phantom.com/ikiteteyokatta

公式Twitter:
@ikitete_movie

【STORY】
長年の闘いが体を蝕みドクターストップによって強制的に引退を迫られたボクサー・楠木創太(木幡竜)は、闘いへの未練と執着を捨てきれぬ中、恋人との結婚を機に引退を決意する。新しい生活を築くために仕事に就くも、人生の大半をボクシングに捧げてきた創太は何をやってもうまくいかない上、社会にも馴染めず苦しい日々を過ごす。そんなある日、創太のファンだと名乗る謎の男から大金を賭けて戦う欲望うずめく地下格闘技へのオファーを受ける。一度だけの思いで誘いに乗った創太だったが、忘れかけた興奮が蘇り、再び闘いの世界にのめり込む。彼にとってその高揚感は何物にも代えがたいものだった。闘うことに憑りつかれた男の狂気と愚直なまでの生き様は果たして喜劇となるか悲劇となるか?今、再び闘いのゴングが鳴る――。

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主演:木幡竜
監督・脚本:鈴木太一(『くそガキの告白』)
アクション監督:園村健介(『ベイビーわるきゅーれ』)
製作・配給 ハピネットファントム・スタジオ
©2022ハピネットファントム・スタジオ
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