映画情報どっとこむ ralph 主演の池松壮亮がサプライズで登場!!
松居監督の誕生日を「ちょっとお祝いしに来ただけ」
東京国際映画祭でワールドプレミア上映

松居大悟監督が、主演に池松壮亮と伊藤沙莉を迎えた2022年早春全国公開のオリジナルラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』。怪我でダンサーの道を諦めた照生(てるお)とタクシードライバーの葉(よう)。2人を中心に関わる登場人物たちとの会話を通じて都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出す。年に一度訪れるある1日を、現代を反映させつつ描いた松居監督独自の物語。

ただいま絶賛開催中の第34回東京国際映画祭にてコンペティション部門に選出されている本作ですが、本日11月2日(火)に角川シネマ有楽町にて会期中イベントとなる「舞台挨拶」が、本作の記念すべきワールドプレミア上映前に開催され、キャストの河合優実と松居大悟監督が登壇。

さらにサプライズで主演の池松壮亮が登場し、本日11月2日に誕生日を迎えた松居監督をケーキ&花束のプレゼントでお祝いしました!
『ちょっと思い出しただけ』東京国際映画祭ワールドプレミア
日付:11月2日(火)
場所:角川シネマ有楽町@第34回東京国際映画祭
登壇:河合優実、松居大悟監督
サプライズ登壇:池松壮亮

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東京国際映画祭でワールドプレミア上映

この日、上映前に行われた舞台挨拶では、まず池松演じる照生に密かに想いを寄せる泉美(いずみ)役の女優・河合優実と松居大悟監督が登壇。

冒頭で松居監督が「本日は東京国際映画祭『ちょっと思い出しただけ』ワールドプレミアにお越しいただきありがとうございます。今日お誕生日なんですけど…」と自ら明かすと、会場からは一斉にお祝いの拍手が贈られ、照れ笑いを見せた監督。「映画の誕生もそうですし、本作は誕生日にまつわる映画になっているような気がするので、その日を初日にしてくださってありがたいなと思っております」と挨拶。

続いて河合も「今日は映画の誕生を見届けに足をお運びいただきありがとうございます。この映画が世界に向けて発表される最初の一日に、この場にいられて幸せに思っています」と笑顔を見せた。『ちょっと思い出しただけ』東京国際映画祭ワールドプレミア

松居監督作品初参加の河合は、現場での監督の印象について「予想していた通りすごく柔らかくて優しい方で。一番印象的だったのが松居組の皆さんがとても楽しそうな撮影現場だったので、松居監督自身が映画作りを楽しんでいる人なんだろうなとすごく感じました」と現場の様子を述懐。続けて、この日誕生日を迎えた松居監督に河合から花束を贈呈すると、自ら冒頭の挨拶で誕生日であると告白した監督に河合も「最初に自分で言ってると思って(笑)」と明かして笑い、さらにMCから舞台挨拶の台本に「たぶん監督は誕生日であることを始めに言うと思います」と書いてあったことが暴露されると、「その台本書いたやつ、後で説教(笑)」と監督がすかさずつっこみ会場を笑わせた。この日、36歳の誕生日を迎えた松居監督。「地元が福岡なんですけど、地元と東京で過ごした時間が半分半分になったんだなと。東京で頑張らなきゃいけないと思いますし、この作品が東京や神奈川の映画になっていると思うので何か運命を感じます」と今の心境を吐露した。

また改めて監督は、本作での河合の存在について「あんまり一緒にしたことがないタイプの雰囲気というか、台本で想像していた演技とはまったく違う雰囲気をしていて、それがだんだん生き生きとしていくという意味ですごく追い抜かれていったし、足首をつかみながら、泉美役を演じられていた気がします。面白かったです」と明かす。それを聞いた河合は「想像していた泉美と違う形になって不安もあったのかなと思うんですけど、周りのキャストの人たちに泉美として成長させられながら、一人の役になっていく感覚だったので、分からないようですごく今の言葉は理解できました」と納得の様子。

さらに、本作を製作する上でキーとなったのがW主演を務めた池松と伊藤のキャスティング。松居監督は「池松君とは10年位の付き合いで、映画やドラマ、舞台など色んな作品を一緒にしていて。今回主題歌・音楽がクリープハイプなんですけど尾崎君と池松君と僕が割と20代の頃に何か新しいものを作ろうとやっていて、ちょっと息切れして離れ離れになったんですけど、今回勝負がしたくて池松君にお願いして、そういった時に『なんか太陽みたいな人がいたらいいな』と思って伊藤さんにお願いしました」と、キャスティングの理由について明かす場面も。撮影は今年の夏に行われ、非常に短いスパンでの完成となったが「TIFF(東京国際映画祭)にどうしても出したくて、頑張りました(笑)」と語る松居監督。本作は松居監督作品としてTIFFでは4作品目、コンペでは2作品目の作品となるが「海外の作品と一緒に並んで上映されるコンペティションで、文化の違いや生活習慣の違いなどそういうものも含めて企画したりしてもらえる、理解し合えるという所が嬉しいですし、どういう風に海外から見られるんだろう、どういう感想が聞けるんだろうと楽しみです。ちょうどこの2年くらい世界で共通する流行り病があって、それぞれの感覚があると思っていて…日本や東京にいる僕らの見ている景色ってありますけど、頑張っていこうよという映画になったらいいなというのもあったので、コンペというのは意味があるなと思いました」と明かす。

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誕生日を迎えた松居監督にサプライズで

さらに、ここで誕生日を迎えた松居監督にサプライズで主演の池松壮亮がケーキを運びながら登場!「お誕生日おめでとうございます!この映画のお誕生日のようなものなので、それを共有してくださる皆さまありがとうございます。東京国際映画祭で上映できて、とても嬉しく思います。なにより愛する松居大悟監督、おめでとうごいざます」と愛あるメッセージを贈ると、『ちょっと思い出しただけ』東京国際映画祭ワールドプレミア

松居監督も「胸がいっぱいですね。嬉しいです。親が今日生んでくれてありがたいなという親への感謝もありますし、東京国際映画祭が11月2日に上映してくれたからとか、なんか混乱しています(笑)」と感無量の表情を見せていた。『ちょっと思い出しただけ』東京国際映画祭ワールドプレミア
『ちょっと思い出しただけ』東京国際映画祭ワールドプレミア
©︎2021 TIFF

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『ちょっと思いだしただけ』

2022年早春公開

公式サイト:
choiomo.com 

公式Twitter・Instagram:
@choiomo_movie

あらすじ
怪我でダンサーの道を諦めた照生(てるお)とタクシードライバーの彼女・葉(よう)。
めまぐるしく変わっていく東京の中心で流れる、何気ないある一日。
特別な日だったり、そうではなかったり・・・でも決して同じ日は来ない。

世界がコロナ以前に戻れないように、二度と戻れない愛しい日々を、
“ちょっと思い出しただけ”。

映画情報どっとこむ ralph <第34回東京国際映画祭 開催概要>
開催期間:2021年10月30日(土)~11月8日(月)
会場: 日比谷・有楽町・銀座地区 
公式サイト:www.tiff-jp.net

<TIFFCOM2021 開催概要>
開催期間:2021年11月1日(月)~3日(水・祝)
会場:オンライン 
公式サイト:www.tiffcom.jp

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©︎2021 TIFF
(C)2022『ちょっと思いだしただけ』製作委員会

池松壮亮 伊藤沙莉
河合優実 大関れいか 屋敷裕政(ニューヨーク)/ 尾崎世界観
渋川清彦 松浦祐也 篠原篤 安斉かれん 郭智博 広瀬斗史輝 山﨑将平 細井鼓太
成田凌 市川実和子 高岡早紀 神野三鈴 菅田俊 鈴木慶一 國村隼(友情出演)/ 永瀬正敏

監督・脚本:松居大悟

主題歌:クリープハイプ「ナイトオンザプラネット」(ユニバーサル シグマ)

制作・配給:東京テアトル 宣伝:FINOR 制作プロダクション:レスパスフィルム 
製作:『ちょっと思い出しただけ』製作委員会(東京テアトル ユニバーサル ミュージック)
2021年/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/115分
©2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会

Photo by E-WAX

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