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「ビッグコミックオリジナル」(小学館)にて2018年1月から連載が始まった原作・香川まさひと、作画・月島冬二による漫画「前科者」が、岸善幸監督により実写映像化され、WOWOWにて2021年11月には連続ドラマ版が放送・配信、日活・WOWOWの共同配給で2022年1月に映画が公開となります。
原作はテレビドラマ「監察医 朝顔」の原作や『クヒオ大佐』(09)や『羊の木』(18)といった映画の脚本も手掛ける香川まさひとが、罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼/彼女らと向き合い奮闘していく保護司の姿を描いた作品で、2019年「第3回さいとう・たかを賞」の最終候補に選ばれた社会派ヒューマンドラマです。監督は岸善幸。2016年に公開された『二重生活』で初めて映画監督を務め、翌2017年に公開された『あゝ、荒野』では、数々の賞を受賞するなど、今最も次回作が期待される岸監督が脚本と監督を務め、『あゝ、荒野』の公開から約4年、満を持して『前科者』を本格社会派エンターテイメント作品として描き出します。主演を務めるのは、大ヒット映画『花束みたいな恋をした』(21)での好演が記憶に新しい有村架純。有村が演じる主人公・阿川佳代は、罪を犯した「前科者」達の更生・社会復帰を目指し、彼らと向き合い奮闘していく保護司の女性です。共演には、佳代の元で更生し社会復帰へ近づいていたが、ある日忽然と姿を消し再び警察に追われる身となる男・工藤誠に6年ぶりの映画出演となる森田剛、工藤を追う若手刑事・滝本真司に磯村勇斗が発表されています。 |
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そしてこの度、脇を固める追加キャスト計7名の情報が解禁!![]() 幼いころ工藤を置いて消えた義父・遠山史雄に主演作『万引き家族』(18)をはじめ様々な作品で存在感を放つ俳優リリー・フランキー。阿川に助言をする弁護士・宮口エマに岸監督の『あゝ、荒野』から引き続き出演となる木村多江。工藤誠の前に現れる謎の男・実には『街の上で』(20)、『あの頃』(21)、『くれなずめ』(21)など話題作への出演が絶えない若手実力派俳優の若葉竜也。そして、滝本の上司でバディとして行動を共にするベテラン刑事・鈴木充をマキタスポーツが演じます。さらに、連続ドラマ版「前科者」から斉藤みどり役の石橋静河、高松直治役・北村有起哉、松山役・宇野祥平が続投キャストとして出演することも発表となりました。 また、劇中音楽は『新聞記者』(19)、『ヤクザと家族 The Family』(21)など近年話題作の映画音楽を担当し、『Fukushima50』(20)では第44回日本アカデミー賞 優秀音楽賞受賞、ジョン・ウー監督『レッドクリフ』『The Crossing』『Manhunt』、ポン・ジュノ監督『殺人の追憶』などの音楽を手掛け、日本のみならず海外からの評価も高い岩代太郎が『あゝ、荒野』、連続ドラマ版「前科者」に引き続き岸監督作品を重厚かつ繊細な音楽で彩ります。 個性派・演技派揃いの超豪華キャスト陣の出演も決まり、物語にどのような影響をもたらすのか⁈ぜひ、ご期待ください。 本作の劇場公開に先駆け、11月20日(土)よりWOWOWにてドラマの放送・配信がスタート。 |
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『前科者』映画版公式サイト: 公式Twitter: 映画版:2022年1月公開 ストーリー |
原作:「前科者」(原作/香川まさひと・月島冬二「前科者」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載))
監督・脚本・編集:岸善幸
音楽:岩代太郎
出演:有村架純 磯村勇斗 若葉竜也 マキタスポーツ 石橋静河 北村有起哉 宇野祥平
リリー・フランキー 木村多江 /森田剛
制作プロダクション:日活・テレビマンユニオン
配給:日活・WOWOW
© 2021香川まさひと・月島冬二・小学館/映画「前科者」製作委員会