映画情報どっとこむ ralph 映画史に埋もれた “知られざる天才” チャーリー・バワーズによる、傑作サイレント映画4作品、オリジナル伴奏音楽付きで日本初の特集上映!

「NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ」特別上映決定!

2021年11月12日より、東京・大阪・神戸の3会場で、サイレント映画の“無垢なる発明家” チャーリー・バワーズが1920年代に生み出したサイレント映画4作品をオリジナル伴奏音楽付きで一挙上映「NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ」開催決定!メインビジュアルも完成しました。
NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ
長いあいだ映画史に埋もれていた,、“誰も知らない天才” バワーズの作品群を本格的に特集上映するのは日本初となります。
また、2022年には劇場公開も予定しています(後日発表予定)。

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「NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ」について

木には缶詰が実り、ネズミが猫を銃で狙い、たまごからはクルマが孵る……。
100年近く前のサイレント時代末期、映画史上 “最狂”のチャーリー・バワーズの作品たちが生み落とされた。
緻密なストップモーション・アニメーションと実写の融合(“バワーズ・システム”)が、見たこともないシュールな映像世界を展開。
奇抜な発想とたまらなくポップな造形にはバスター・キートンの憂愁とキートンをもしのぐ狂気が潜む。
後にアンドレ・ブルトンやクエイ兄弟などの芸術家に賞賛されるバワーズだが、その実像はほとんど知られていない。

つまりこれほどの異能が歴史に埋もれてしまったことこそ最大の謎なのだ!
かくして“誰も知らない天才”バワーズが今回初めて本格的に日本で紹介される。
斜め上を行く創造力で自身の存在さえ煙に巻いたチャーリー・バワーズとは、いったい何者なのか!?

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開催概要

◉公演名
「NOBODY KNOWS チャーリー・バワーズ」
3都市・全6回上映

◉公式サイト
https://kobe-eiga.net/nonobowers

◉公式SNS 

[Twitter]
@nono_bowers

#ノーノーバワーズ
※公式サイト、SNSは情報解禁時間に公開となります。

◉日程・会場

(1)東京
日程:2021年11月12日(金)18:30 ★ | 13日(土)14:00 
★上映後、細馬宏通(視聴覚文化研究)によるトークあり
会場:アテネ・フランセ文化センター

(2)大阪
日程:2021年11月19日(金)18:20 | 20日(土)13:30 ★ 
★上映後、鈴木卓爾(映画監督)によるトークあり
会場:シネ・ヌーヴォ

(3)神戸
日程:2021年11月21日(日)13:30 ★ 、16:00 ★
★上映後、いいをじゅんこ(クラシック喜劇研究家)他によるトークあり
会場:神戸映画資料館

◉料金:1,800円(税込)
◉予約:
【東京・神戸】10月29日(金)よりご予約受付開始。
*当日空席がある場合はご予約なしでも入場可。
*残席状況は公式サイト等でお知らせします。

■予約方法:以下の必要事項をメールか電話にて:
①希望日時 ②会場名 ③お名前 ④お電話番号
■ご予約先:神戸映画資料館 078-754-8039 /info@kobe-eiga.net

【大阪】11月7日(日)オンライン・窓口ともにチケット販売開始
■オンライン予約:http://www.cinenouveau.com/ticket/ticket.html
■当日受付:午前9:30よりチケット販売開始(全席指定席)

上映作品(上映順)

①『たまご割れすぎ問題』

ある日「たまごの殻が割れやすいのはおかしい!」と気づいてしまった、しがない発明家バワーズ。まさかの着眼点から(まったく仕組みのわからない)“割れないたまご製造機” を発明してひと山あてようと大奮闘する。記念すべき実写映画第一作。
(原題:EGGED ON|1926年|23分)

②『全自動レストラン』
これが本当のロボットレストラン!?愛する女性の父が経営する店を訪ね、結婚の承諾を得るはずが求人と誤解されたバワーズは……。まさにマシン・エイジならではの作品で、巨大機械を駆使してレストランの全作業を賄うワンオペの最終形態。
(原題:HE DONE HIS BEST|1926年|23分)

③『ほらふき倶楽部』

バワーズ再発見のきっかけとなった重要作。さる紳士に“ほらふきチャンピオン大会”へ招かれたのは、人生に絶望した若き発明家。万物が実る木を発明した彼の身に起きた “真実” とは、はたして……? ガンマンねずみ vs 無限猫の仁義にゃきバトルも必見!
(原題:NOW YOU TELL ONE|1926年|21分)

④『怪人現る』

幽霊屋敷もののパロディで、アニメーションと実写がスピーディーに融合する怪作。「ひげの怪人」捜査のためスコットランド・ヤード(?)の探偵バワーズが相棒の謎生物マクレガーと海を渡る。バワーズ屈指のハイパー・ナンセンス・ドタバタ劇に、ついて来れるか!?
(原題:THERE IT IS |1928年|22分)

★伴奏音楽:塩屋楽団 + Solla 

塩屋楽団=稲田誠(contrabass, electric bass) 鈴木勝(electric guitar)
森本アリ(sampler, gameboy, jews harp)山本信記(synthesizer, trumpet)
Solla(piano, organ, andes25f)
*上映作品はすべて無声映画です。今回の上映用に新たに録音した伴奏音楽を付けて上映します。
*上映順や内容が予告なく変更になる可能性があります。予めご了承ください。

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チャーリー・バワーズ Charley Bowersプロファイル

(1889頃-1946/米国アイオワ州出身)
伯爵家の血筋で、5歳で綱渡りをマスターし6歳でサーカス一座に誘拐された(本人談)。カートゥーン「マット&ジェフ」のアニメーターを経て、自身が主演する無声短篇映画の制作をスタート。長く忘れられていたが、1960年代にフランスで発見されたことを皮切りに、眠っていたフィルムが世界各地で発掘される(今回上映する4作品のうち3本はフランス語版)。21世紀に入り現存する作品のデジタル修復が行われた。

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主催:NPO法人プラネット映画保存ネットワーク 
提供:Lobster Films
協力:古典喜劇映画上映委員会
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
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