映画情報どっとこむ ralph

アンコール上映とLA映画祭上映決定

コロナ対策で話題の長尾和宏医師の原作の映画「痛くない死に方」及び本人ドキュメンタリー「けったいな町医者」好評につき11月19日(金)~アンコール上映とアメリカ・LA映画祭での上映が決定しました。
  
在宅医療のスペシャリストであり実際に尼崎市で在宅医として活躍されている長尾和宏著の10万部突破のベストセラー「痛くない死に方」「痛い在宅医」を原作に映画化された「痛くない死に方」(高橋伴明監督、柄本佑主演)及び、長尾和宏氏の日常を追ったドキュメンタリー映画「けったいな町医者」(毛利安孝監督)は2021年2月よりシネスイッチ銀座で3ヵ月というロングラン上映を行って全国公開していたが、多くの方からアンコール上映の依頼が殺到し、この度11/19(土)~シネ・リーブル池袋、他にて再ロードショーすることが決定しました。

尚、今回は通常盤上映に合わせて、耳が不自由な方向けにバリアフリー上映を行うことが決まった。
(上映スケジュールは上映劇場にご確認ください。)

映画情報どっとこむ ralph

「痛くない死に方」・「けったいな町医者」長尾和宏より喜びのコメント

また、両作とも10月に開催されるJapan Film Festival Los Angelesにて上映されることも決定し、「痛くない死に方」原作、「けったいな町医者」被写体の長尾和宏より喜びのコメントが届きました。
けったいな町医者

<長尾和宏 コメント>

『痛くない死に方』は在宅医療の理想と現実を描いた劇映画。一方、『けったいな町医者』は尼崎の町医者が提供する在宅医療を描いたドキュメンタリー映画。偶然ですがどちらも、慢性閉塞性肺疾患をベースにした肺がん患者さんが登場します。同じテーマに対して劇映画とドキュメンタリー映画が二本立てのような形で公開されるのは稀でしょう。是非、さらに多くの方に観て頂き、2本を評論して欲しい。多くの方の評価を頂くことで、課題が多い日本の終末期医療が少しでも変わって欲しい。「死」は決してタブーでなく、自分自身の大きな課題です。

『痛くない死に方』

痛くない死に方
<あらすじ>
在宅医療に従事する河田仁は、どことなく自分の中に矛盾や葛藤を抱えながらも日々医療現場に邁進していた。
そんな時、末期の肺がん患者である大貫敏夫に出会う。敏夫の娘の智美の意向で、入院ではなく「痛くない在宅医」を選択したというわけだ。
しかし結局、敏夫は苦しみ続けてそのまま死んでしまう。
「痛くない在宅医」を選んだはずなのに、結局「痛い在宅医」になってしまった。それならこのまま病院にいさせた方が良かったのか、病院から自宅に連れ戻した自分が殺したことになるのかと、智美は自分を責める。河田には突き刺さる言葉だった。
そんな中、河田は在宅医の先輩である長野浩平に相談する。長野の見解では、肺がんよりも肺気腫を疑い処置すべきだったと指摘される。結局、自分の最終的な診断ミスにより、敏夫は不本意にも苦しみ続け生き絶えるしかなかったのか……河田は悔恨の念に苛まれることになる。自分にはもっと別にすべきことが沢山あったのではないかと。
長野の元で在宅医としての治療現場を見学させてもらい、在宅医としてあるべき姿を模索する河田。大病院の専門医と在宅医の決定的な違いは何か、長野から学んでゆく。二年後、同じく末期の肝臓がん患者である本多彰を担当することになる。
以前とは全く違う患者との向き合い方をする河田。そんな河田にかかる患者たちは皆、管に繋がれただけの不自然な「溺死」を遂げることなく、無駄に苦しまずに最期の生を全うすることが出来ている。
患者の病そのものの断面を見るのではなく、在宅医は患者の「人生」を見て寄り添う。そのことに気づけた河田。そんな河田は今も、患者や家族が救急車を呼ぶ前に、患者の自宅に駆けつけ続けている。
 
監督・脚本:高橋伴明
原作・医療監修:長尾和宏「痛い在宅医」「痛くない死に方」(ブックマン社)
製作:内槻朗、人見剛史、小林未生和、田中幹男
プロデューサー:見留多佳城、神崎良、小林良二 
アソシエイトプロデューサー:鈴木祐介、角田陸  企画協力:小宮亜里
音楽:吉川忠英 撮影・照明:今井哲郎 美術:丸尾知行 録音:西條博介
編集:鈴木歓 助監督:毛利安孝 制作担当:植野亮 医療協力:遠矢純一郎、井尾和雄
制作:G・カンパニー  配給・宣伝:渋谷プロダクション
製作委員会:長尾和宏、G・カンパニー、ライツキューブ、渋谷プロダクション、ブックマン社
コピーライト:(C)映画「痛くない死に方」製作委員会
映倫区分:G  公式HP:http://itakunaishinikata.com/ 上映時間:112分
<キャスト>
柄本佑  坂井真紀  余貴美子 大谷直子 宇崎竜童  奥田瑛二    
大西信満 大西礼芳 下元史朗 藤本泉 梅舟惟永 諏訪太朗 田中美奈子
真木順子 亜湖 長尾和宏 田村泰二郎 東山明美 安部智凛 石山雄大 幕雄仁 長澤智子 鈴木秀人
(c)「痛くない死に方」製作委員会

映画情報どっとこむ ralph

【けったいな町医者】

けったいな町医者
家が病室で、町が病棟や――尼崎の町医者の日常を記録したドキュメンタリー映画。
皆さんは、「町医者」「在宅医療」という言葉にどんなイメージをお持ちだろうか?
白衣を着て、美人の看護師を連れて、大きなカバンを持って、なんだか威張っている。
……そんなイメージをちゃぶ台返ししてしまう町医者が、尼崎にいた。
好きな物を食べたい。最期まで自宅で過ごしたい。痛くない死に方がしたい。
そんな患者さんと、家族の想いを守るために
町医者は今日も全力で走る。怒る。泣く。歌う。看取る。
下町を舞台に、生と死を見つめる問題作。
映画「痛くない死に方」で、奥田瑛二扮する長野浩平役のモデルになった。

出演:長尾和宏
ナレーション:柄本佑

スタッフ
製作:人見剛史、内槻朗、小林未生和
エグゼクティブプロデューサー:鈴木祐介、見留多佳城
企画:小林良二 企画協力:小宮亜里
プロデューサー:神崎良、角田陸
監督・撮影・編集:毛利安孝
制作会社:G カンパニー
配給・宣伝:渋谷プロダクション

(c)「けったいな町医者」製作委員会

***********************************

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ