福山あさき、畠山航輔登壇『ＣＡＬＡＭＩＴＹ（カラミティ）』特別試写会舞台挨拶

『ＣＡＬＡＭＩＴＹ（カラミティ）』特別試写会舞台挨拶

この度、『ＣＡＬＡＭＩＴＹ（カラミティ）』の9月23日（木・祝)の公開に先駆け、2021年8月31日火)―9月17日（水）に東京都写真美術館ホールで開催される世界の秀作アニメーションを一堂に集めた映画祭「世界の秀作アニメーション2021秋編」の特別企画として、9月5日（日）に『ＣＡＬＡＭＩＴＹ（カラミティ）』の吹き替え版で主役のマーサの声優を担当した福山あさきと、マーサのライバルであるイーサン役を担当した畠山航輔が登壇して特別試写会を行いました。

『ＣＡＬＡＭＩＴＹ（カラミティ）』特別試写会舞台挨拶・報告レポート
試写会日時：9月5日
会場：東京都写真美術館１Fホール「世界の秀作アニメーション2021秋編」内
登壇：福山あさき、畠山航輔

ウエスタン風の衣装で福山あさき、畠山航輔登壇

声優の福山あさきと畠山航輔は、西部開拓時代が舞台となっている『ＣＡＬＡＭＩＴＹカラミティ）』に合わせて、ウエスタン風の衣装に身を包み登場。舞台挨拶の中で日本語版主題歌をマーサを演じた福山あさきが担当していたことを発表いたしました。

ウエスタン風の衣装の衣装に身を包んだ2人は・・・。

福山：まさかマーサと同じ衣装を作っていただけるとは思っていなくて、今日、どんな衣装を着ようかなっと考えていたのですが、こんな素敵な衣装を作っていただき感動しました

畠山：衣装さんにサイズを聞かれてどんな衣装が出来るのか楽しみにしていました。かなりゆったり目に作っていただいていて、ダイエットのCMでよくある「こんなに痩せました」ってぐらいウエスト周りはゆるゆるなんですよ。本編に出ていく西部開拓時代の世界観そのもので衣装さんに感謝です。

演じた役柄について・・・。

福山：今回、主演のお話をいただいた時は夢のようで、なかなか現実味をもてなかったんです。収録を迎えるまでは何が起きるか分からないので疑心暗鬼になっていて、「主演の話は無しになった・・・」と言われる夢を見たりしてました（苦笑）。無事、収録が終えれた時に現実味を感じられたのですが、こうして舞台に立たせていただいている事もまだ夢の様です。私が演じたマーサはとても素直でまっすぐで、男まさりな女の子。思った事をハッキリ言える性格なので、演じていて本当に楽しかったです。

畠山：イーサンはマーサに意地悪をしてしまう少年ですが、隊長の息子というプレッシャーもあったと思うんです。ただ嫌な子ではなく、思春期特有の繊細な部分も感じていただけるように演じました。映画の最初と終わりではマーサとの距離感も変わっていて、対照的なシーンもあるので変化を感じて欲しいです。

大先輩である杉田智和さんや上田耀司さんとの共演について・・・・。

福山：声優を志す者なら絶対に誰しもが知っている方とご一緒させて頂けたことは本当に光栄でした。ご迷惑をおかけしないよう、時間があれば台本を見てマーサについて考えていましたね。

畠山：子供の頃から見ていた方々とご一緒出来て本当に嬉しかったです。コロナ下での収録だったので、残念ながら収録現場でご一緒するタイミングはなかったのですが、出来上がった作品を見たときに、皆さん役を生きていらっしゃり素晴らしいと感じました。本当に素晴らしい作品に仕上がっているので、一人でも多くの方に劇場でお楽しみ頂きたいです。

主題歌「疫病神とは言わせない（仮）」（作詞：八城雄太）を福山さんが担当したことについて・・・。

福山：最初、主題歌を歌う話は聞いていなかったので、主題歌の話もいただいた時は驚きました。歌い上げるというよりも、マーサを演じながら台詞を音にのせて話す感じだったのですが、オリジナル版の主題歌が凄く低音で、低音で歌うことも難しくってレコーディングは本当に大変でしたが、なんとか形になってほっとしています。みなさんがどんな感想を持たれるか心配ですが、本当に素敵な作品になっていますので、是非、映画館で本作を楽しんでいただき、私の主題歌も聞いていただけると嬉しいです。本日は有難うございました！

『ＣＡＬＡＭＩＴＹ（カラミティ）』

原題：
Calamity, Une Enfance de Martha Jane Cannary
英語題名：
Calamity, a childhood of Martha Jane Cannary

2021年9月23日（祝/木）より新宿バルト９ほか全国順次公開

公式サイト：
https://calamity.info

公式ツイッター：
@calamity_moviecalamity.info

あらすじ
家族を支えるために、少女は髪を切り、ジーンズをはいた。
『カラミティ』は、西部開拓史上、初の女性ガンマンとして知られるマーサ・ジェーン・キャナリーの子供時代の物語です。マーサは家族とともに大規模な幌馬車隊で西に向けて旅を続けていました。旅の途中、父親が暴れ馬で負傷し、マーサが家長として幼い兄弟を含め、家族を守らなければならない立場になってしまいます。普通の少女であったマーサは、乗馬も、馬車の運転も経験がありません。そんなマーサは、少女であるがゆえの制約に苛立ち、家族を守り、世話するために少年の服を着て、少年のように振る舞うことを決心します。女性は女性らしくという時代にあって、マーサの生き方は、古い慣習を大事にする旅団の面々と軋轢を生みます。更には、野獣に襲われているところを助けてくれたサムソン少尉を旅団に引き合わせたことで、マーサは大きなトラブルに巻き込まれていきます。そして…。