石井裕也監督の最新作『アジアの天使』公開!石井裕也監督の最新作『アジアの天使』が7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開となりました。本作は、石井監督が初心に返り、これまでの経験値に頼らずにオール韓国ロケで挑んだ意欲作です。 映画は心のワクチンです。池松壮亮、オダギリジョー登壇
『アジアの天使』公開記念舞台挨拶 |
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コロナ禍を乗り越えての封切りに感激念願の映画公開に石井監督は「過去最大級に大変だった作品ですが、トラブルを乗り越えるたびに優しくなれた気がする。自分の中にあるくだらない執着も捨てられて、清々しい気分になっていきました。今は無事に公開ができて嬉しい気分です」とコロナ禍を乗り越えての封切りに感激。 自身が主演した石井裕也監督のTVドラマ「おかしのいえ」(TBS系)で天使が登場するエピソードがお気に入りだったというオダギリは「石井監督とまた天使ものをやれる嬉しさがありました。自分も固定概念や常識、当たり前とされているものが嫌いだったので、そこにも面白さを感じた」とオファー即決の理由を明かした。 |
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ロケ地は韓国の思いでコロナウイルス感染拡大直前の撮影だったこともあり、ロケ地・韓国では現地スタッフ&キャストで酒を飲み交わすことも多かったという。 池松の面目を潰した形のオダギリジョーは「うーん、どういう言い訳をしようかな」と首を傾げつつ「海外ロケだとホテルに帰るので、どのみち外でゴハンを食べなければいけない。そうなると結局お酒を飲む。それが真理です」と笑わせた。 「自身に起きた奇跡」は?また映画の内容にちなんで「自身に起きた奇跡」を聞かれた池松は「この映画があらゆる困難を経て、国と国との関係を超えて結実し、公開という日を迎えられたこと自体が奇跡」としみじみ。オダギリジョーは「10年くらい前に下北沢でタクシーに乗ったときの話」として「運転手さんから『お客さん、オダギリジョーって知ってる?』と言われた。僕だとはバレていなかったのでそのまま話を聞くと『昨日タクシーに乗って来てね、後ろで女といちゃつくんだよ』と…。確実にそれは僕じゃないんですよ!なのにそいつはオダギリジョーだと名乗ってタクシーを降りていったらしくて、ひどくないですか?笑」とニセ・オダギリジョーの存在に困惑。 石井監督は「池松壮亮君とオダギリジョーさんという日本が誇る天才が、韓国という異国の地で繰り広げる芝居を目撃できるという特異な体験こそ奇跡。そしてオダギリさんが脚本・演出担当のNHKドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』に池松君が主演するというのも一つの奇跡。奇跡は奇跡を呼ぶものだと思った」と『アジアの天使』が生んだ奇跡の繋がりを喜んでいた。 |
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最後に主演の池松は「映画は心のワクチンです。皆さんの人生を映画に持ち寄っていただければ嬉しい。それに見合うような映画ができました」と自信を持って『アジアの天使』をアピールしていた。
『アジアの天使』7月2日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開中
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池松壮亮 チェ・ヒソ オダギリジョー
キム・ミンジェ キム・イェウン 佐藤凌
脚本・監督:石井裕也
製作:五老 剛、竹内 力、ハン・ドンヒ、浜田稔、森田 篤、永田勝美、宮前泰志 エグゼクティブプロデューサー:飯田雅裕 プロデューサー:永井拓郎、パク・ジョンボム、オ・ジユン 共同プロデューサー:神保友香
音楽:パク・イニョン 撮影監督:キム・ジョンソン 助監督:藤本信介 美術:渡辺大智 韓国美術:イ・アヨン 録音:チェ・ジェワン スタイリスト&ヘアメイク:ナム・ジス 編集:ジョ・ヒョンジュ、岡崎正弥、石井裕也 VFXスーパーバイザー:赤羽智史
製作:『アジアの天使』フィルムパートナーズ (朝日新聞社、RIKIプロジェクト、D.O.CINEMA、北海道文化放送、UNITED PRODUCTIONS、ひかりTV、カラーバード)
制作プロダクション:RIKIプロジェクト、SECONDWIND FILM 配給・宣伝:クロックワークス
助成:文化庁ロゴ 文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会 KOFIC、ソウルフィルムコミッション、カンウォンドフィルムコミッション
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