2012年に青山円形劇場で上演され、大きな反響を呼んだ、飯塚健監督のオリジナル戯曲を映像化した映画『FUNNY BUNNY』が4月29日(木・祝)より全国の映画館とauスマートパスプレミアムにて同時に上映及び配信となります。
この度、3月30日には、一般公開に先駆けて、新橋のニッショーホールで、主人公・剣持聡役の中川大志、図書館司書・服部茜役の関めぐみ、そして飯塚健監督が登壇する完成披露上映会が行われました。 |
|
この日は新型コロナ感染防止対策のため、座席を半数にした上で観客を入れて実施。その観客を前にした中川は「こうして皆さんとお会いできるのも久々なのでうれしく思います。今日ははじめてこうして映画を観ていただけるのでドキドキしていますが、楽しみです」とあいさつ。続く関も「今日が待ち遠しかったです。こうやって足を運んでいただいて、皆さんに観ていただけてうれしいです。感謝しています」と晴れやかな表情。さらに飯塚監督も「こうやって皆さんの前でお話ができるのは特別だなとあらためて思います。今日は“砕け散らない”程度に楽しんでください」と中川の新作映画『砕け散るところを見せてあげる』をもじって観客に呼びかけました。
そしてこの日は来場がかなわなかった漆原役の岡山天音からのメッセージを飯塚監督が代読するひと幕も。そこには「本日はぜひとも登壇したかったのですが、コメントでのご挨拶になってしまい申し訳ありません。約8年ぶりに飯塚組に参加させていただき、飯塚組ならではの空気を体感し、とても感慨深い時間を過ごさせていただいております。本日登壇した中川大志くんと濃密なお芝居を戦わせたこと、そしてデビュー前から画面越しに観ていたあこがれの関さんとご一緒できたこと。個性豊かなキャストの皆さんとの作品作りは唯一無二のものでした」と記されていました。 本作の原作は、飯塚健監督のオリジナル戯曲となるが、中川がこの作品と出会ったのは中川が高校1年生ごろのことだったという。「飯塚監督と出会って間もない頃に、監督にこの原作小説をいただきまして。その時はまさか自分が演じるとは思っていませんでしたし、映画化の話もなかったですが、監督と仕事をし、食事をする中で『FUNNY BUNNY』を映画化できたらいいねという話をしていたので。数年越しに夢がかなった。ようやく実現したなという気持ちになりました」と感慨深い様子。そして関も「あっという間に始まって。あっという間に終わった感じですが、小説の大ファンでしたし、絶対にこの(図書館司書の)役をやりたいという思いがあったので本当にうれしかったです」と笑顔。さらに撮影中の中川について、関は「大志くんは明るくて。スタートをする時もよし行くぞ!と気合いを入れてくれるので、現場も明るくなるし、頼りになるなと思いました」と明かしました。 本作には、主人公たちが“絶対に借りられない本”を目指して図書館に強奪しに行くというシーンがありますが、それを踏まえ、「登壇者たちが手段を選ばずに手に入れたいものは?」という質問も。それに対して関が「スマホでもリリースされる本作を観るためのネット環境」と語ると、中川は「身長があと1センチはほしいですね。今は正直に179センチと書いているんですけど、あと1センチあったら180センチと書けるんですが」と語るひと幕もありました。 そして最後のコメントを求められた中川は「あらためまして、今日は直接お会いできて、映画の完成を報告できてうれしいです。『FUNNY BUNNY』はここ1、2年、いろいろと考えていたこととか、思う事を主人公の剣持に言わせました。そんな今見て欲しいメッセージや、今、届いて欲しいメッセージが詰まった映画になっていると思うので、ぜひ劇場だけでなく、ご自宅でも。(auスマートパスプレミアムで)同日に公開されますので、いろんなところでおすすめしていただいて。うさぎを増殖させていただけたらうれしいです」とメッセージを送りました。 |
|
映画『FUNNY BUNNY』4/29(木・祝)より、映画館&auスマートパスプレミアムにて同時ロードショー あらすじ |
中川大志 岡山天音 / 関めぐみ 森田想 レイニ ゆうたろう / 田中俊介 佐野弘樹 山中聡 落合モトキ / 角田晃広 菅原大吉 監督・脚本・編集:飯塚健
2021年/日本/103分/カラー/ビスタ/5.1ch/
原作:舞台「FUNNY BUNNY -鳥獣と寂寞の空-」(演出・脚本 飯塚健 /青山円形劇場、 2012)、小説「FUNNY BUNNY」(飯塚健/朝日新聞出版)
製作:KDDI
制作プロダクション:ダブ
配給:「FUNNY BUNNY」製作委員会
(C)2021「FUNNY BUNNY」製作委員会