アニメ オブ ザ イヤー部門 受賞表彰
2018 年10 月14 日~2019 年9 月30 日に国内で上映・放映された439 作品をリストアップし、それら対象作品のリストをもとに、一般の方々の投票と、日本のアニメーション制作者、関連企業、テレビ局、ラジオ局等のメディア、評論家、アニメショップなどアニメに関わる幅広い方々、合計342 名にご投票をいただきました。
<個人賞>
(原作・脚本部門)
吾峠呼世晴
【代理】大西恒平 (吾峠呼世晴のコメントを代読)
このたびは光栄な賞に選んでいただき、嬉しい反面あまり現実感がなく、思い出しては恐縮の極みを繰り返しています。素晴らしいアニメを作っていただいたこと、たくさんの方に漫画を読んでいただけたこと、素晴らしいご縁を繋いでいただけた幸運に心から感謝しております。全ては応援してくださった皆さま、作品づくりに関わってくださった皆さまのお陰です。これからもアニメや漫画の素晴らしい文化が盛り上がっていけるよう、微力ながら努力精進したいと思います。
(監督・演出部門)
新海 誠
【代理】川口典孝 (川口典孝よりコメント)
本日はこのような晴れの舞台をご用意いただき本当に有難うございます。『天気の子』制作してから1年半が経ちますが、新海はいま次回作の制作に入っており本日出席できず申し訳ございません。『天気の子』は新海にとって最高傑作でしたが、次回作はその最高傑作を大きく乗り越えていく作品となっています。これからもよろしくお願いします。
(アニメーター部門)
松島 晃 【代理】高橋祐馬 (コメントなし)
(美術・色彩・映像部門)
渡邊 美希子 【株式会社京都アニメーションのコメントをMCより代読】
「“アニメ オブ ザ イヤー 個人賞”を頂きありがとうございます。チームで挑戦してきた映像作りが皆さんに届いていたことを実感させていただきました。」誰よりもチームでのものづくりを大事にしてきた背景マン、渡邊美希子さんの声が聞こえてきます。彼女は、自身が努力し続けるだけでなく、チームの力を信じ、あらゆる才能を柔軟に取り入れ、挑戦し続けたクリエイターです。一切の妥協を許さず、粘り強く映像を磨き続けた彼女は、アニメーションにおける背景には、絵画のようでありながら、生活そのものを描ききってみせる感動がある事、それにより誰かを感動させることができることを確信しておりました。妥協なき映像づくりへの精神は、彼女が育てたチームに引き継がれていきます。
(音響・パフォーマンス部門)
梶浦 由記
【代理】森 康哲 (梶浦 由記のコメントを代読)
この度は名誉ある賞をいただき大変光栄に思っております。ありがたいことに素 晴らしい作品から幾つもお声をかけていただき、楽しく音楽と取っ組み合うことが出来た一年でした。作品世界にふさわしい音を紡げたとご評価頂けたのでしたらこれ以上名誉なことはございません。どうもありがとうございました。
<アニメファン賞>
「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE キングダム」
【代表者】齊藤 一美
この作品に惜しみない愛を注いでくれたクリエイター、スタッフ、そしてたくさんのファンの皆様に感謝申し上げます。本当に有難うございました!TV シリーズ『うたの☆プリンスさまっ♪』は10 周年を迎えますが、この10年はエンターテイメントとは何かを問われる10 年でもございました。ファンに支えられている本作は、《勇気》と《誇り》を大切にしています。これからも『うたの☆プリンスさまっ♪』らしい、《夢》と《愛》に溢れた作品を作っていきたいと思います!!
<作品賞 テレビ部門>
「鬼滅の刃」
【代表者】高橋 祐馬 【ユーフォーテーブル有限会社のコメントを代読】
TAAF2020作品賞テレビ部門に「鬼滅の刃」が選ばれてから、1 年が経ちました。遅ればせながら有難うございました。現在、『劇場版「鬼滅の刃」』無限列車編』が劇場公開中ですが、先日、「鬼滅の刃」遊郭編のTV アニメ化が決定しました。これからもよろしくお願いします。
<作品賞 劇場映画部門>
「天気の子」
【代表者】古澤 佳寛
『天気の子』は天気が崩壊してしまった世界でも、主人公たちが環境に負けず幸せを見つけ打ち勝っていくお話です。本作は2019 年に劇場公開されたのですが、今年(2021 年)地上波でTV 放送され、コロナ禍の中でも通用すると思いました。現在、次回作に向けて努力しています。またこの様な賞がいただける糧として、これからも頑張っていきます!
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