映画情報どっとこむ ralph 超絶技巧のアニメ表現で世界を魅了し続けるスタジオライカ最新作『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』が11月13日(金)新宿バルト9他全国順次公開となります。

この度、第33回東京国際映画祭にて本作が特別招待作品として上映され、楠野一郎さん(脚本家)、香川愛生さん(女流棋士)をお招きしたトークイベントを実施いたしました。

第33回東京国際映画祭 特別招待作品『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』イベント概要
日時:11月5日(木)
場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ
登壇:楠野一郎(脚本家)、香川愛生(女流棋士)
映画情報どっとこむ ralph スタジオライカ作品への造詣が深く、大きなライカ愛を持つ楠野さんと香川さん。「ライカ作品のファンであるのはもちろん、脚本家としての立場からも色々とお話しできればと思います」と楠野さんが挨拶すると、

香川さんも「私は『KUBO クボ/二本の弦の秘密』からライカ作品が好きになったんですが、1ファンである私がここに立たせていただいていいのかな…と。私も今日来ているお客さんと同じ気持ちでいます」とライカ好きをアピールしながら、このイベントを楽しみにしていた様子の香川さん。

早速、スタジオライカ最新作となる本作を観た感想を聞かれると、楠野さんは「ライカ作品は全部観ていますが、この作品は老若男女、全ての人が楽しめるとても間口の広い作品。これまでは子供が主人公で、その成長を描いていてきたライカが、はじめて大人を主人公にした、とても風通しのいい映画になっていると思いますし、とにかくキャラクターがかわいいですね」と熱弁。香川さんも、「ライカ作品は瞬きするのがもったいないくらいの映像の連続。本当に胸がいっぱいになるくらい感激しました。何より、これまでのライカ作品は小さな世界での出来事だったのが、今回のスケール感はすごいです!地球を横断する旅!」と興奮気味に映画を絶賛した。

もともとアニメ好きであった香川さんは、「アニメ作品はいつもと違う世界を見せてくれるのがその魅力だと思っているんですが、ストップモーションという撮影手法は実写とアニメの中間を描いている気がしていて、他では見れない物を見せてくれると思うんです」とアニメを実写作品の面白さの違いや、ストップモーションという作風について分析。実はライカ好きになるきっかけとなった『KUBO クボ/二本の弦の秘密』を初めて観た時は、ストップモーションで作られている事に気づかなかったとか。エンドロールのメイキング映像を観て衝撃を受けたと言い、そこからライカの魅力にどっぷり。ポートランドで行われたライカ展に足を運ぶほど、その面白さにハマってしまったそう。

一方、楠野さんは「モノづくりをする時、どこまでの嘘を人が受け入れてくれるのかを考えるんです。実写映画の場合は、現実では難しい表現方法や、実在の俳優さんを起用することで起きるイメージとのギャップなど、どうしても雑味が入り込んでしまうもの。でもアニメの場合は、観る方も心を開いて観に来てくれるから、より直接的に作り手の愛をお客さんに届けやすいと思うんです」と脚本家として活躍するクリエイターならではの視点でアニメの魅力を明かしながら、ライカ作品の中では、『パラノーマン ブライス・ホローの謎』が生涯の何本かの中に入るくらいのお気に入りという楠野さん。「ライカ作品のエンドロールに流れるメイキング映像も素敵ですよね。クリエイターからの愛を届けるという意味でも、とても素敵な方法だ思うんです。こんな事もやっていたんだよ、よかったら観てね、という押し付けがましくない愛を感じる、小さなプレゼントなんです」とライカ製作陣への称賛の言葉も口にしている。

楠野さんの言葉を受けて、「ライカの作品には、多くのクリエイターたちの想いが至る所にあふれているような気がして…キャラクターたちも、まるで一生懸命、大切に育てられた子供たちを観ている気持ちになるんです。メイキングやインタビューを観て、そういった想いを受け止めたい!と思えるのもライカ作品の魅力です!」と語る香川さん。

楠野さんも「実写や普通のアニメと違って、パペットという実物が残るのも大きいかも。作り手しか彼らに生命を吹き込むことができないし、自分の子供と近い存在になるのかも」と同じ想いであることを明かしつつ「『ミッシング・リンク』は本当に誰もが楽しめる間口の広い作品だから、この作品からライカ作品を観はじめてみるのもおすすめです!」と作品をアピールし、トークイベントは幕を閉じた。

映画情報どっとこむ ralph 『コララインとボタンの魔女』(09)、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』(16)などで知られる、今年設立15周年を迎えるスタジオライカ最新作として、『トイ・ストーリー4』、『アナと雪の女王2』等を抑え、ストップモーション・アニメ史上初となるゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞を受賞する快挙を成し遂げたほか、アカデミー賞長編アニメーション賞ノミネートされるなど世界中から絶賛の声が上がっている。主演のライオネル卿を演じるのは、日本でも人気を博す『X-メン』(00)シリーズ、『グレイテスト・ショーマン』(17)等のヒュー・ジャックマン、相棒のMr.リンクを演じるのは、『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(09)で強烈なインパクトを与えたザック・ガリフィアナキス、そして、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)のヒロインとしても知られるゾーイ・サルダナが、彼らと旅を共にするアデリーナを演じている。英国紳士ライオネル卿と〝生きた化石″Mr.リンクとの超ユニークな凸凹バディが、いま、想像を超えるエモーショナルな冒険に飛び出します!

『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』

公式サイト:
https://gaga.ne.jp/missing-link

【ストーリー】
ヴィクトリア朝時代のロンドン。孤独な探検家のライオネル卿は、伝説の生物の存在を探し求めて、アメリカ北西部へと旅立つ。そこで発見したのは、巨体で全身毛むくじゃら、人間の言葉を話す少しおっちょこちょいの生きた化石だった!ひとりぼっちで仲間に会いたいと願う―その名も“Mr.リンク”と野心家のライオネルは地球の裏側にある伝説の谷シャングリラを目指す。超ユニークな凸凹バディが、壮大な旅路の果てに発見する、世界の常識を覆す“驚くべき真実”とは―?

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声の出演:ヒュー・ジャックマン(ライオネル卿)、ゾーイ・サルダナ(アデリーナ)、ザック・ガリフィアナキス(Mr.リンク)、エマ・トンプソン(長老)、他
監督・脚本:クリス・バトラー(脚本『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』)
2019年/カナダ・アメリカ/シネスコ/5.1chデジタル/93分/原題:「Missing Link」/字幕翻訳:石田泰子 
配給:ギャガ
©2020 SHANGRILA FILMS LLC.

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