国内では最も早い発表となる映画賞である「第12回TAMA映画賞」の受賞作品及び受賞者が発表され、宮沢氷魚が最優秀新進男優賞を受賞した。今泉力哉が監督を務めた映画『his』にて主演を務め、同性愛者であることを隠して暮らす青年を演じ話題となっていた。宮沢は今回が自身初の映画賞受賞となる。

TAMA 映画賞は、2009年にスタートし、前年10月から当年9月に一般劇場で公開される作品及び監督・キャスト・スタッフを対象に、市民ボランティアの実行委員が選考。「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰している。

宮沢氷魚が受賞した「最優秀新進男優賞」とは、“本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰”されるものである。公式の受賞理由には「物静かな佇まいと透き通るような眼差しで心の揺れ動くさまを自然に表現した。役に真摯に向き合う姿勢は、さらなる飛躍を予感させる。」とされ、今後の活躍にも期待がかかる。TAMA 映画賞授賞式は、11/29(日) 府中の森芸術劇場 どりーむホールでおこなわれ、宮沢氷魚の登壇も決定している。

◆宮沢氷魚
Instagram:
https://www.instagram.com/miyazawahio/
Twitter:
https://twitter.com/MiyazawaHio

『his』

公式サイト:
https://www.phantom-film.com/his-movie/

ストーリー
春休みに江の島を訪れた男子高校生・井川迅と、湘南で高校に通う日比野渚。二人の間に芽生えた友情は、やがて愛へと発展し、お互いの気持ちを確かめ合っていく。しかし、迅の大学卒業を控えた頃、渚は「一緒にいても将来が見えない」と突如別れを告げる。出会いから13年後、迅は周囲にゲイだと知られることを恐れ、ひっそりと一人で田舎暮らしを送っていた。そこに、6歳の娘・空を連れた渚が突然現れる。「しばらくの間、居候させて欲しい」と言う渚に戸惑いを隠せない迅だったが、いつしか空も懐き、周囲の人々も三人を受け入れていく。そんな中、渚は妻・玲奈との間で離婚と親権の協議をしていることを迅に打ち明ける。ある日、玲奈が空を東京に連れて戻してしまう。落ち込む渚に対して、迅は「渚と空ちゃんと三人で一緒に暮らしたい」と気持ちを伝える。しかし、離婚調停が進んでいく中で、迅たちは、玲奈の弁護士や裁判官から心ない言葉を浴びせられ、自分たちを取り巻く環境に改めて向き合うことになっていく――。

***********************************

協力:エンタメ~テレ動画発売・販売元:株式会社ハピネット
(C)2020映画「his」製作委員会(C)2019メ~テレ

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ