ヨーロッパ最大のアジア映画祭として毎年4月下旬に開催されていた、ウディネ・ファーイースト映画祭が、今年は時期を変更、全てオンライン上映会に切り替えて実施することが決定、全ラインアップが発表されました。
今年で22年目を迎える本映画祭は、新型コロナウイルス感染症の影響で一時は実施も危ぶまれたが、アジアの映画人や映画祭ファンからの熱い要望を受けて、全作品をオンライン上映で実施することを決行。今年は、コンペティション部門に38作品。招待作品としては8作品、そして渡辺紘文監督の特集上映も決定。映画祭の代表、サブリナ・バラチェッティは「アジア各国での映画館が一時閉鎖され、新作の公開時期も延期続きとなる中、それでもウディネをワールド・プレミアの上映に選んでいただいた作品も多く、心から感謝しています」と述べています。 以下、ラインアップを。 |
|
<今年の見所>・オープニング作品は、韓国の超大作映画『白頭山』。イ・ビョンホンとハ・ジョンウの夢の初共演作。白頭山の噴火、地震、火事に飲み込まれる朝鮮半島。非常事態宣言を発表する韓国政府、北朝鮮の工作要員も朝鮮半島の沈没を防ぐため、秘密作戦の任務を託された兵士たちのドラマを描いた超大作。 ・特別招待作品の中で、日本からは大林宣彦監督の遺作でもある『海辺の映画館-キネマの玉手箱』や森達也監督の最新作『i-新聞記者ドキュメント-』が上映を予定。 |
|
<作品数情報>・ワールド・プレミア上映:5作品 <「渡辺紘文監督」特別上映>テーマ:”Comic Poet of the Everyday(日々の可笑しみの詩)” 『地球はお祭り騒ぎ』(2017) <日本映画(コンペティション部門)>『#ハンド全力』(松居大悟監督、2020)
<映画祭概要>・名称:ウディネ・ファーイースト映画祭 ・公式サイト:https://www.fareastfilm.com/) ・会期:2020年6月26日ー7月4日 ・チケット発売&視聴方法について |