公開待機中となっておりましたドキュメンタリー映画『タゴール・ソングス』が5月12日(火)PM12:00より「仮設の映画館」にて配信が決定しました。 非西欧圏で初めてノーベル文学賞を受賞したラビンドラナート・タゴール(1861-1941)。イギリス植民地時代のインドを生きたこの大詩人は、詩だけでなく2,000曲以上の歌を作りました。「タゴール・ソング」と総称されるその歌の数々は、当時はもちろん100年以上の時を超えて今もなお、ベンガルの人々に深く愛されています。 なぜベンガル人はタゴールの歌にこれほど心を惹かれるのでしょうか。歌が生きるインド、バングラデシュの地を旅しながらその魅力を掘り起こす本作。今回「仮設の映画館」にて、日本公開と同時にインド、バングラデシュへもオンライン上映(英語字幕版〔日本語字幕なし〕)でお届けたいと思っております。 現在、新型コロナウイルスの影響は日本だけでなく世界中に広がっています。本作の舞台となったインド、バングラデシュでも同様で、両国ともに日本より厳しい外出制限が設けられ、不安と緊張の中での生活を強いられています。両国の人々にとって日常を生きる上での糧、励ましとなっている「タゴール・ソング」。その歌は、いま日本でコロナ禍を生きる私たちにも力強く響くことでしょう。文化や信仰をも超えてさまざまな人々を繋ぐ“歌”の真の姿に迫る映画『タゴール・ソングス』、満を持して「仮設の映画館」で公開。劇場では、ポレポレ東中野の営業再開と共に公開される予定です。 『タゴール・ソングス』公式サイト
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『タゴール・ソングス』 (2019/日本/105分/ベンガル語、英語/カラー/DCP/ドキュメンタリー) ©nondelaico
監督:佐々木美佳
撮影:林健二
録音・編集:辻井潔
整音:渡辺丈彦
構成・プロデューサー:大澤一生
宣伝:contrail
製作・配給:ノンデライコ