この度、日活×東宝東和 初タッグによる、アジア各国の第一級作品を日本の映画ファンに提供するレーベル=アジア映画最強レーベル“GOLDEN ASIA”設立記者会見を行いました。
また本レーベルの記念すべき第1弾となる『西遊記』のはじまりの物語『西遊記~はじまりのはじまり~』で6年ぶりにメガホンをとった『少林サッカー』『カンフーハッスル』チャウ・シンチー監督が来日し、来日記者会見を行いました。 |
|
<GOLDEN ASIAとは>
世界の映画産業で今、最も勢いのあるアジア。 レーベル対象作品は、それぞれの国で興行第一位を獲得・映画賞を受賞など、“実績ある作品”が選定の基準となります。 |
|
<イベント概要>
【日程】7月22日(火) 第一部:GOLDEN ASIA ラインナップ発表会 【第一部】GOLDEN ASIA ラインナップ発表会 日活×東宝東和による、日本の映画ファンに提供するレーベル=アジア映画最強レーベル設立会見では、両配給会社の代表取締役社長より挨拶がありました。 記念すべき第1弾として、チャウ・シンチー監督6年ぶりの最新作にして2013年中国映画興行記録1位のメガヒットを記録したあの「西遊記」の始まりの物語である『西遊記~はじまりのはじまり~』を発表、第2弾『チェイス!』,続けて第3作弾に『BHAAG MIKLHA BHAAG』(原題)が配給されることが発表されました。 佐藤直樹(さとうなおき)氏/日活 代表取締役社長 経済的、文化的にも熱く世界中の注目を集めているのがアジアです。 次の100周年に向けて日活が知恵を絞って考えたのが、積極的に日本の外にうっていこうということです。これが日本の映画、映像産業に貢献する為にもできることであると考えました。そのキーワードが国際共同制作です。この国際共同制作を進めていくことで重要なことは、アジアの優れたタイトルを私たちが受け入れる、そこで、監督や役者の優れた才能と出会う機会を更に増やし、日本のお客様にこの優れたアジアの映画お伝えしていくことによってアジア各国との強い結びつきを作っていくことではないかと思っています。 幸いなことにアジア映画で実績、歴史のある東宝東和さんとこうしてパートナーシップを組むことは、日活にとっても大変喜ばしいことです。なんとしてでも、このGOLDEN ASIAを大成功に導いていきたいと思っています。アジアで選りすぐりの作品をピックアップし、目の肥えた日本のお客様にお届けすることによって、世界的にどんどん加速していくアジアというところから、わたくしどもがアジアの全体のマーケットにも貢献できることを目指しています。 松岡宏泰(まつおかひろやす)氏/東宝東和 代表取締役社長 振り返ってみると、東宝東和は「この映画だったらば日本の沢山の方に観ていただけるだろう」つまり商業性の高い映画、「この映画を日本の一人でも多くの方に観ていただかなければならない」いわゆる芸術性、この両方を追い求めてきたのではないのかなと思います。 その意味でこのGOLDEN ASIAはその両方を追いかける素晴らしいプロジェクトだと思いますし、日本の映画業界のパイオニアである日活さんと東宝東和がガッチリとタッグを組んでこの企画を成功させることは本当に大きな意味があると考えております。 <レーベル立ち上げについての心境について> <プロジェクトのメリットについて> 杉原晃史(すぎはらあきふみ)氏/日活代表取締役 <日本でアジア映画が低迷している中で、日本人にアジア映画がどれだけ通用するのか> 確かに日本という国は、経済の再生途上が続いており、3年前の震災の復興にまだまだ時間がかかるといった一面もあります。ところが、大きな市場の中国からはそれだけ隠れた才能も生まれており、韓国映画も素晴らしい映画が着々と創られており、インドも年間1300本以上のハリウッドより遥かに多くの作品を作り、映画の先進国です。 このような国々と組んで、日本に映画を輸入し、今までは純然たる邦画、ハリウッド映画が中心であった日本に、アジアの面白い作品を改めて目の肥えている日本国民に紹介することによって商機が十分開けるのではないかと思っています。 |
|
【第二部】チャウ・シンチー監督 来日会見 Q&A チャウ・シンチー監督: 日本の皆さん、こんにちは。しばらく日本に来ておりませんでしたが、 また皆さんにあえて嬉しく思っています。 Q.どうやって西遊記の映画化を思いつきましたか。 A.僕はこの西遊記がすごく好きで、以前から撮ってみたいと思っていました。 Q.どのようにしてキャスティングをしましたか。 A.キャスティングはすごく順調で、この映画を観ていただけるとわかると思いますが、出演されている俳優の方々が素晴らしかったです。 Q.脚本にかかった時間はどれくらいですか。 A.1995年に最初の西遊記を撮ったのですが、 Q.劇中で流れているGメン75を選んだ理由はなんですか。 A.僕がGメンの大ファンだからです。 Q.日本に来てみていかがですか。 A.日本の美味しいラーメンが食べたいです。 Q.映画を制作する前のイメージと完成された作品のイメージは違いますか。 A.撮り始めは、心配でドキドキでした。 Q.西遊記の話が元で日本ではドラゴンボールあるが、こちらの影響はありますか。 A.すごく大きな影響があります。 Q.今回映画に出演していない理由はなんですか。 A.自分に合った役がなかったからです。 Q.主人公ウェン・ジャンのキャスティング理由はなんですか。 A.僕はキャスティングする時、直観が多いのですが、彼の場合は見た目が役に合っていたのと彼自身が仏教のことをすごく勉強されていたのでキャスティングしました。 Q.中国の経済成長に伴い、映画を作る際変わったことはありますか。 A.中国でも、映画産業が発展し、大きな市場ができたことで今が一番いい時だと思います。 Q.続編制作は考えていますか。 A.西記はシリーズ物だと思っているので、いろんな物と要素があるので、 Q.スー・チーをヒロイン役にキャスティングした理由はなんですか。 A.女優として素晴らしいですし、セクシーで強く、愛情のある役柄にとても合っていると思ったからです。 Q.日本で映画製作は考えていますか。また、好きな日本の監督、俳優はいますか。 A.興味はすごくあるので、チャンスがないかずっと考えています。日本の監督を代表する黒澤明監督の大ファンです。 |
|
『西遊記~はじまりのはじまり~』
は、11月 TOHOシネマズ 有楽座他、とんでもねーロードショーです! |
【ストーリー】
ここは妖怪によって人間が言葉を奪われた世界。
「大いなるものに己を差し出す」の信念を持った若き妖怪ハンター・三蔵法師は自身を危険にさらしながらも水の妖怪、豚の妖怪、そして妖怪の大王・孫悟空を倒す。
敵を弟子として温かく受け入れたことで三蔵法師は「愛」の本当の意味を知る。
罪を償い人々を助けるために、彼ら4人は天竺への旅に乗り出すのである。
それが、西遊記の始まりであった。
シンチー節爆発の誰もが知っている「西遊記」、でもだれもが知らなかった「西遊記」を描く、妖怪とんでもねェーンターテインメント!
出演:スー・チー(妖怪ハンター)/ホアン・ボー(孫悟空)/
ウェン・ジャン(三蔵法師)/ショウ・ルオ(空虚王子)
配給:日活/東宝東和 配給宣伝協力:東京テアトル
2013年/中国/110分/
(C) 2013 Bingo Movie Development Limited