今年第32回を迎える東京国際映画祭にて、全世界のジャンル映画を愛してやまないあの伝説の映画祭『東京国際ファンタスティック映画祭』が2005年以来、11月2日(土)第32回東京国際映画祭の特別企画として「シン・ファンタ/復活!?東京国際ファンタスティック映画祭ナイト」と題して1夜の復活(Resurrection)を果たした。
そしてこの度、この場で改めて「東京国際ファンタスティック映画祭」を復活させることが宣言された。
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14年の時を経て、復活するに至った経緯を復活プロジェクトの発起人である株式会社ガイエ配給宣伝事業部ゼネラルマネージャーの大場渉太はこう語っている。「応援上映やジャンル映画が世を賑わせ、若者もその熱狂の渦に呑み込まれる昨今の映画界隈。でもその元祖ともいえるのは、この「東京国際ファンタスティック映画祭」(通称=東京ファンタ)だった。一時期ジャンル映画が日本では陽の目を浴びない不遇な環境もありましたが、こうして令和現代、若者中心にジャンル映画がまた脚光を浴び、応援・絶叫しながら映画を楽しむ映画文化が改めて構築され、それを感じたとき、この「東京ファンタ」を復活するには今しかないのでは!?と思いました。そして何より、この映画業界に身を置くものとして我々の世代がこの世から消えてしまう前に、映画を観客と一緒に楽しみ、観客と作り手が共に次の映画文化を作り育てるという映画文化多様の可能性を次の世代にバトンタッチする架け橋をしないといけない!と強く思ったのが、今回の復活プロジェクトの原動力となっています。これから復活までの道のり色々な困難な壁を乗り越えないといけないことも多々あるとは思いますが、こうして支援してくれる映画人メンバーと応援してくれる映画ファンと共に進んでいければ、きっと復活できると信じています」と語っている。
なお、「東京国際ファンタスティック映画祭/復活プロジェクト始動」支援賛同メンバーには、映画評論家の町山智浩、クリエイターのいとうせいこう氏が既に支援応援メンバーに名を上げ、「シン・ファンタ」では映像による応援メッセージも流された。町山氏はこの復活プロジェクトにあたり「僕も、東京ファンタで育った人間で「映画秘宝」も「東京ファンタ」がなければ産まれなかった。ファンタスティック映画祭がない国は映画ファンにとって、とても寂しいことだと思います。みんなで復活に向けて頑張りましょう」とコメント。いとう氏も「休止前の東京ファンタで、3年ほどグランドプロデューサーを務めましたが休止になってしまい、その残党共にその後10年間「したまちコメディ映画祭」を行いました。今回その大元になる東京ファンタが復活に向けて動き出すと聞いてとても喜んでいます。休止の時にも、せっかくの財産を失くしてしますのが惜しいと思っていましたし、文化の発信地としてとても重要だと思っていますので、この復活の動きは嬉しくて仕方ありません。みなさんも応援よろしくお願いします。」とコメントしている。 その他の復活応援支援参加メンバーとして、東京国際映画祭、映画秘宝編集部、高橋ヨシキ、山口雄大監督、井口昇監督、清水崇監督、西村喜廣、ハリウッド・コンベンション・ギャラリー、「東京コミコン」スーパーバイザー杉山スピ、すぴ豊、江戸木純(順不同)などの人々がすでに名乗りを上げている またこの始動宣言と共に、公式HPとSNSも開設!!今後の情報はそこを通して発信していく。 |
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「東京国際ファンタスティック映画祭/復活プロジェクト始動」
公式サイト: 公式SNS: 東京国際ファンタスティック映画祭とは!? |