映画情報どっとこむ ralph この度、2019年に結成30周年を迎え、若手ミュージシャンからも絶大なリスペクトを集めるthe pillowsのアニバーサリーイヤープロジェクト「Thank you, my highlight」の一つとして制作された映画『王様になれ』が9月13日(金)より、シネマート新宿ほか全国順次公開となりました。

そして、この度
翌14日には東京のシネマート新宿で公開記念舞台挨拶が行われ、主演の岡山天音さん、the pillowsのリーダーで原案担当の山中さわおさん、そしてオクイシュージ監督が登壇しました。
岡山天音、山中さわお(ピロウズ)、オクイシュージ監督『王様になれ』 公開記念舞台挨拶

映画『王様になれ』公開記念舞台挨
日時:9月14日(土)
場所:シネマート新宿
登壇:岡山天音、山中さわお(ピロウズ)、オクイシュージ監督

映画情報どっとこむ ralph the pillowsのボーカル・山中の原案をベースにした青春ストーリーで、挿入歌&主題歌で流れるthe pillowsによる数々の名曲のみならず、劇伴も山中さんが担当し物語を鮮やかに彩る本作。

カメラマンを夢見る主人公・祐介役の岡山さんは、映画単独初主演。
観客の反応を自らが聞くコール&レスポンスに挑戦すると

岡山さん:新鮮!いつもは主役の横にいる立場だから!
『王様になれ』 岡山天音
と嬉しそう。山中さんは封切りに

山中さん:本当に実現したんだぁなと。しかもこんなにたくさん観客が集まっているじゃないか!

とし、演技にも挑戦していることに

山中さん:本人役だし、ほとんどのことが現実に何百回も言ったことのあるセリフなので、芝居をした感覚はなかった。やりやすいように誘導してもらいました。

と初演技の感想を口にし、岡山さん演じる祐介を怒鳴る演技は真に迫っているが

山中さん:普段はあそこまで怒りません。ネチネチと追い込むタイプです」とジョークで笑わせると、オクイ監督は「怒る指示はしたけれど、俺の想像の遥か上が来たので驚きました。

とニヤリ。

岡山さん:もう怖すぎて覚えていません…。

と怯える始末で、

山中さん:この映画はそこが主軸じゃないですから!そこまで掘り下げる必要ありますか!?

と大慌てだった。

映画情報どっとこむ ralph GLAYやストレイテナーなど豪華ミュージシャンが友情出演。

山中さん:直接会って出演をお願いしたり、メールで連絡したり。みんな二つ返事で引き受けてくれました。特にGLAYのTERU君は丁寧に長い文章を送ったら、すぐに『やったー!銀幕デビュー!』と軽めの返信が来て驚いた。

と男気出演に大感謝。そのライブシーンを

オクイ監督:すごくカッコよかったし、TERUさんは生で何度も歌ってくれて本当に感動しました!

と振り返ると、

山中さん:会場に来てエキストラのお客さんを見て『これは歌わなきゃ』と急遽歌ってくれたんです。

と舞台裏を明かした。

一方、ミュージシャンたちとの共演に

岡山さん:ずるいなぁと思った。あれだけ本職でしっかりとやられている方々なのに、それに加えてさらにお芝居できるのかと!

とミュージシャンたちの器用さに嫉妬しつつ
『王様になれ』 岡山天音
岡山さん:モニター越しに見ても華があって…。劣等感を感じました。一転、カメラが僕の方に来たときは『存在感薄っ!』と思いました。

と自虐をぶち込む岡山さんに

山中さん:お芝居も上手いし、実は25歳くらいの時の俺に天音君は似ている。だから将来こんな見た目になる恐れがあるよ!

と予言し、the pillowsのファンであるバスターズを前に

岡山さん:恐縮です!

と肩をすぼめていました。

映画情報どっとこむ ralph the pillowsの魅力について

岡山さん:歌詞のパワー。撮影が終わった今も曲を聴いているけれど、映画公開を迎えて改めてカッコいいバンドだと思います。

とリスペクト。
製作期間中はthe pillowsにドップリだったというオクイ監督は

オクイ監督:過去のインタビューでさわお君が『興味のない相手とキャッチボールをすると、その人は受け取ってくれない。地に足が付いていないとむやみに投げてしまって勝手に傷つく』というようなことを言っていて、その言葉が撮影中にずっと心にありました。そして自分もその思いで映画を作りました。

と打ち明けた。

山中さん:自分の強みは鈍感力。映画を作りたい!という無謀なことも鈍感力があったからこそ、怖いもの知らずで決断することができた。

と2017年からの歩みを振り返り

山中さん:こんなにちゃんとした映画になるとは思っておらず、スタッフ・キャストみなさんの力があったからこそできた。この鈍感力を持って、10月17日の横浜アリーナに立ちたい。
『王様になれ』 (山中さわお(ピロウズ)
と気持ちを新たにしていた。

長編映画単独初主演の岡山さんは

岡山さん:自分の人生にとって一度しかない初主演という機会がこの作品であったことを嬉しく思います。the pillowsの30周年アニバーサリーイヤープロジェクトとして作られた映画で、皆さんにとっても何かの節目のときに見返したくなるような映画になってくれたら嬉しいです。

とさらなる広がりに期待を込めた。
岡山天音、山中さわお(ピロウズ)、オクイシュージ監督『王様になれ』 公開記念舞台挨拶

映画情報どっとこむ ralph 映画『王様になれ』

9月13日(金)シネマート新宿ほか全国順次公開

公式サイト:
https://ousamaninare.com/

Twitter:
@ousamaninare

日本のロック・シーンで熱狂的なファンと、ミュージシャンから絶大なリスペクトを集めるthe pillowsの結成30周年プロジェクトとして制作された本作は、ボーカル山中さわおの原案を映画化し、the pillowsはもちろん、GLAYやストレイテナーのメンバーをはじめ豪華ミュージシャン陣が「本人役」で出演する。若手演技派俳優として注目を集める岡山天音がもがきつづける主人公をエモーショナルな魅力で演じ、祐介が弟子入りを懇願するカメラマン・虻川塁を個性派俳優の岡田義徳が好演しております!俳優であり舞台演出家のオクイシュージ初監督作に、『火花』『ナラタージュ』の撮影:福本淳×照明:市川徳充をはじめとする映画スタッフが結集。自分を貫こうとするときにぶち当たる孤独、葛藤、その先に微かにみえる光を描き、誰もが自分の「王様になれ」というメッセージがつまった青春物語が完成!
王様になれ
STORY 
カメラマン志望の祐介(岡山天音)は、叔父の大将(オクイシュージ)のラーメン屋で働いている。夢を叶えるには現実は厳しく苛立ちと焦りに苛まれながら過ごす日々。初めて足を運んだthe pillowsのライブで、思いを寄せるユカリ(後東ようこ)をみかけ話すようになる。「もしかしたら必然かも、ピロウズと出会ったの」。ユカリとの距離が近づくにつれて、祐介はthe pillowsの魅力にもどっぷりはまっていく―。

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岡山天音
後東ようこ  岩井拳士朗  奥村佳恵  平田敦子
村杉蝉之介  野口かおる  オクイシュージ / 岡田義徳

TERU(GLAY) JIRO(GLAY) ホリエアツシ(ストレイテナー) THE KEBABS
ナカヤマシンペイ(ストレイテナー) 日向秀和(ストレイテナー) 高橋宏貴(ELLEGARDEN)
SHISHAMO
Casablanca THE BOHEMIANS 宮本英一(シュリスペイロフ) 藤田恵名 有江嘉典
the pillows
原案・音楽:山中さわお  監督・脚本:オクイシュージ
エグゼクティブプロデューサー:山口幸彦 三浦一城 プロデューサー:三宅はるえ 

アソシエイトプロデューサー:山内拓哉 新井千絵
撮影:福本淳 照明:市川徳充 録音:西山徹 編集:鈴木理 
装飾:徳田あゆみ スタイリスト:阪上秀平 ヘアメイク:外丸愛 
音響効果:勝亦さくら 助監督:市原直 制作担当:星野友紀
企画:バッド・ミュージック・グループ音楽出版 制作プロダクション:ブースタープロジェクト 
宣伝協力:キングレコード 配給・宣伝:太秦
協賛:uP!!!ライブパス 製作:『王様になれ』フィルムパートナーズ 
2019年/115分/カラー/ビスタ/5.1ch 
Ⓒ2019『王様になれ』フィルムパートナーズ

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