映画『日日是好日』『セトウツミ』『さよなら渓谷』で知られる鬼才・大森立嗣監督によるオリジナル最新作『タロウのバカ』が、9月6日(金)よりテアトル新宿ほかにて全国公開! 公開直前となる8月26日(月)にテアトル新宿で完成披露試写会が行われ、YOSHI、菅田将暉、仲野太賀、大森立嗣監督がなんと劇中で登場する動物のマスク着用で登場!! 日時:8月26日(月) |
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『タロウのバカ』は、社会からはじき出された少年3人の、ピュアで過激で乱暴な疾走を描いたアナーキーな問題作。 YOSHI、菅田将暉、仲野太賀、大森立嗣監督がなんと劇中で登場する動物のマスク着用で登場!! 約200席の満席になった会場の観客に対し“生まれてから一度も学校に通ったことのない主人公・タロウ役”を演じたYOSHIさんは、初の主演作&舞台挨拶に と最初は落ち着かない様子ですが YOSHIさん:撮影中は全力でやってやった!ぶちかましてやった! とこぶしを振り上げた。 やるせない悩みを抱え暴力に走ってしまう少年・エージ役の菅田さんは、大森監督のことを“たっちゃん”と呼んでしまうようなYOSHIさんについて
と独特過ぎる個性に驚き顔。理性的で臆病な少年・スギオ役の仲野さんも
と衝撃過ぎる対面を明かした。 そんな自由過ぎる当時15歳のYOSHIさんと共演するにあたり、菅田さんと仲野さんは“大人”としてミーティングを行ったという。 菅田さん:YOSHIの才能を活かすも殺すも俺ら次第。結構会議をしました。その個性を放っておきたいけれど、でも放っておいたら事故にあうのが目に見えているし。そんなしょうもないことで彼の未来が失われるのもイヤなので、何を教えようかと…。 と真剣な表情。その結果、プライベートは菅田さん、撮影現場は仲野さんが面倒を見ることに。 菅田さん:どうしたらこんなに興味深い生物が生れるのかと、YOSHIのご両親に挨拶に行きました。 と報告して会場を驚かせた。 |
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『14歳 有名人』とネット検索してYOSHIさんという存在を見つけ出して
大森監督:YOSHIみたいなやつを撮影現場に迎え入れるときに、俺たちの方が問われているような気がしました。YOSHIをつまらなくさせたら俺たちが悪いと思っていました。 と、そのピュアすぎる存在に畏敬の念すら覚えているよう。 仲野さん:YOSHIの中には子供っぽいものと大人っぽいもの、その相反する二つが共存している気がする。 と分析すると、 YOSHIさん:3人(YOSHI・菅田・仲野)でゴハンを食べに行ったのが大きいかな。そこで仲良くなった。でも何を話したのかは忘れた! と自由な発言に 菅田さん:それでこそYOSHIだ! と・・・。 初演技のYOSHIは、アドリブを繰り出したとあるシーンを回想し YOSHIさん:あれができたのは大森監督のおかげ! と感謝も、すかさず 菅田さん:それは映画10本目くらいの奴が言うセリフだぞ! と「教育的指導」されて照れ笑い。それでも 菅田さん:タロウの持つ内面にある勢いや欲望は自分と似ていて、演じやすかった。根っこの部分は自分と一緒。リンクしたからこそ、タロウになれた。怒りを通して現代社会というマンネリ化した世の中をフラッシュバックさせたい。今の若者には欲がない! と16歳ながらも声高に訴えていた。 |
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最後に YOSHIさん:何も考えずに観てほしい!映画はひとつの答えに行きがちだけれど、この映画には何個かの答えがあって、その中には正解もあるし、間違いもある。アグレッシブだし、人間の欲を出した賛否両論の映画になりました。 と猛アピールした。 『タロウのバカ』 9/6(金)より、テアトル新宿ほか全国公開中 |
監督・脚本・編集:大森立嗣
音楽:大友良英
出演:YOSHI 菅田将暉 仲野太賀 奥野瑛太 豊田エリー 植田紗々 國村隼
製作:「タロウのバカ」製作委員会
配給:東京テアトル
(c)2019映画「タロウのバカ」製作委員会