7月6日(土)、7日(日)JR中央線の象徴とも言える街、高円寺にあるマイクロシアター【高円寺シアターバッカス】にて、4月にアップリンク吉祥寺で劇場公開され、現在全国各地で上映活動が行われている「星に語りて ~Starry Sky~」。
その松本動(ゆるぐ )監督の特集上映が決定しました。 今回の特集では、公開記念となる「星に語りて~Starry Sky~」をはじめ、松本動監督の短篇代表作4本、合計5 作品が一挙に観られる企画となっています。 開催期間:2019年7月6日(土)~7日(日) 7(日)11:00~プログラムA/14:30~プログラムB/17:00~プログラムA/19:30~監督を囲む会 プログラムA/「星に語りて~Starry Sky~」 プログラムB/「ミックス」「ガチャガチャ/GACHA GACHA」「公衆電話」「カセットテープ」 高円寺シアターバッカスHP/イベント情報ページ |
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《プログラムA》の「星に語りて~Starry Sky~」は、障害者支援団体の【きょうされん】が企画・製作。2011年東日本大震災の 際、障害者の置かれた知られざる実情を、実話をもとに描いた劇映画で、当初1週間の劇場公開予定でしたが、好評により 3週間の延長上映となり、その後日本各地で上映会が開催されている。 Ⓒきょうされん |
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《プログラムB》の「公衆電話」は、国内外30以上の映画祭を席巻し、グランプリ4つを含む11冠を獲得している話題の短篇映画。先月ドイツで開催された『第20回ハンブルク日本映画祭』でも公式上映されて好評を得たばかりで、同時期にはアイル ランドの映画祭でもコンペ部門でノミネート上映され、6月22日(土)には香港でも上映され、日本のみならず、海外での評価 も非常に高い作品となっています。 Ⓒ松本動 それを物語るかの様に、続編として制作された「カセットテープ」は、新鋭監督の登竜門『八王子Short Film 映画祭』の第6 回開催にて、グランプリと観客賞のW受賞。更には『第23回横浜映像天国』ではグランプリと主演女優賞のW受賞を果たし、 『第20回ハンブルク日本映画祭』でインターナショナルプレミア上映もされた注目の作品で、こちらも《プログラムB》にて上映。 今回の上映作品で一番古い2015年製作の「ミックス」は、夕日短篇四部作の第一章として製作された作品で、同じ人物が 実際に成長してゆく過程において、5年周期で短篇を制作し、各章ごとに完結はしているものの、四章全てが完成後に改め て編集をし、長編映画として完全完成するという意図で、一人の少女が成人を迎えるまでを、15年に渡って描く野心作です。 残る1本は、『Tokyo 48 Hour Film Project 2016』にエントリーして制作された作品で、ジャンルや職業設定など、幾つかの お題が出されてから、シナリオ制作、撮影、編集、仕上げ、納品まで、全てを48時間以内で行わないといけない、世界各国 で行われている映画祭の東京大会にて、最優秀撮影賞など3つの賞を獲得し、東京代表としてアメリカでも上映された作品「ガチャガチャ/GACHA GACHA」。 【高円寺シアターバッカス】 旧『高円寺アンノウンシアター』から、2019年元日に『高円寺シアターバッカス』へと屋号を変え、リニューア ルオープンした座席数35席のマイクロシアター。 館長の丸山大悟(まるやまだいご)は、本業の映像編集者として働く傍ら、『高円寺シアターバッカス』を運営 し、映画の普及・発展に邁進する日々を送っている。 年に数回開催されている『オイド映画祭東京』のキュレーターでありディレクターで、今秋新たに『バッカス フェスティバル』と名称を改め、映画祭開催へ向けて準備が進められている。 |
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【 松本 動 監督メッセージ 】 この度、長編映画「星に語りて~Starry Sky~」の公開を記念して、高円寺シアターバッカスさんと、 Best Short Films Fes さんが共同で、私の監督特集を企画して下さいました。 今回は監督特集の第3弾であり、過去2回開催された監督特集は、いずれも大好評でありました。 そんな人気のイベントに、私を選出して頂けたことは、大変光栄であり、嬉しく思っております。 近年、私が監督を務めた代表作品5作品を、一挙に観る事が出来る数少ない機会ですので、どうぞ この機会に、高円寺シアターバッカスに足をお運び頂ければ幸いです。 皆様のお越しを、心よりお待ちしております。 |