筑波大学創造的復興プロジェクトとアップリンクが、震災後二年半経った2013年9月に、福島県いわき市を舞台に撮影した

『いわきノート』

が、5月10日に公開されます。

いわきノート

その公開を記念して、初日に監督たちによる舞台挨拶と、5/11には『いわきノート』の学生監督たちと、被災地支援に関わる学生たちによる意見交換会が行われます。

■イベント概要■

日時:5/11(日)13:00上映の回   
場所:渋谷アップリンク(渋谷区宇田川町37-18 トツネビル)
協力 オルタナS編集部

現代美術作家 ヤノベケンジさんより、応援のコメントが届いています!

「凛とした佇まいをもつ映画だ。心の内を躊躇なく広げて語る福島の方々の言葉に心動かされるだけでなく、その裏に映画作りに挑んだ大学生の戸惑いや苦悩も同時に想像できるからだ。
観るものの背筋を伸ばさせる存在。必見。」(現代美術作家 ヤノベケンジ)

『いわきノート』

5月10日(土)より、渋谷アップリンクほか、全国順次公開です。

★公式サイト http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/~cr/iwakinote/

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『いわきノート FUKUSHIMA VOICE』

いわき市で取材にあたったのは大学生11名。震災の記憶が風化しゆく現状を感じていたという彼らの合い言葉は“福島の人たちの声を世界に届ける”。未知の街で丹念に取材した結果、撮影素材はのべ90時間にも及んだ。本編では人々の言葉と市内の情景とが、人々の声を紡ぐ映像として構成されている。

学生たちが取材して集めた、いわきに住む人々の“声” 

失ったものを惜しむのはそろそろ終わりにする時期。残されたものや新しく手に入ったものを数えれば、明日に繋がると思うのね。(仮設住宅住民ボランティア)

大学で友達になった子に出身を聞かれて福島だと答えると、たいてい「大丈夫?」と聞かれて複雑な気持ちになる。何とも言えないモヤモヤ感。(大学生)

事故後2週間の時点で保育園の再開を決めたのは、いわきを動けない人たちが居るから。その現実を私たちは受け止めなくてはならない。(保育園理事長)

ポジティブにポジディブにと自分を奮い立たせて過ごしてきたけれど、他人に指摘されて、不安の影を自分で押し殺していることに気づきました。(託児施設主宰)

取材・撮影:有馬俊 岡崎雅 佐々木楓 佐藤優大 三藤紫乃 鈴木絹彩 鈴木ゆり 太智花美咲 千葉美和子 津澤峻 中川慧介(筑波大学2013年度在学生)
協力:未来会議inいわき 
音楽:江口拓人   
編集:島田隆一 
製作担当:飯田将茂 橋本友理子(筑波大学)
プロダクション・マネージャー:林剛人丸(筑波大学)
プロデューサー・アシスタント:倉持政晴
ラインプロデューサー:大澤一生   
プロデューサー:浅井隆  
エグゼクティブプロデューサー:窪田研二 
制作:有限会社UPLINK  
製作:筑波大学創造的復興プロジェクト  
(2014/日本/86min/HD/ドキュメンタリー) 
(C)筑波大学2014

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