映画情報どっとこむ ralph 日本アカデミー賞ほか国内映画賞34部門を受賞した『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督が、直木賞受賞作家である中島京子の同名小説を映画化する最新作『長いお別れ』が5月31日(金)に全国ロードショーとなります。


父の70歳の誕生日。久しぶりに帰省した娘たちに母から告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実だったー。ゆっくり記憶を失っていく父との、お別れまでの7年間。それは、思いもよらない出来事と発見に満ちた日々。蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努という、日本映画界が誇る豪華実力派俳優陣の共演で贈る、笑って泣いて、前に進んでいく家族たちの、新たな愛の感動作です!

この度、本作のメイキング画像が解禁となりました!

映画情報どっとこむ ralph 今回、山﨑さんと監督とのメイキング画像や、蒼井さん、竹内さん、松原さんら、3人の女性陣が監督を中心に談笑している和やかなオフショットが解禁に。

前作から3年、ついに待望の最新作として公開される本作には、日本映画界を代表する豪華実力派俳優陣が集結。



中野監督、切望の末に実ったキャスティングとなった次女・芙美役を演じる蒼井優、長女・麻里役として、自然とキャスト間の“和”を作り出していたという竹内結子、チャーミングさを保ちながら、娘たちが気付いていないことにひとりだけ気付いているという繊細さを併せ持つ重要な役どころ、母・曜子に松原智恵子が。そして、父・昇平役には山﨑努をキャスティング。

映画化のオファーをもらう前から原作を読んでいたという山﨑さんは「これが映画化されるとしたら、昇平役は自分のところにオファーが来るのではないか?」との、不思議な予感を感じていたとか。運命とも言える不思議な縁に導かれ、本作の東家が誕生した。

映画情報どっとこむ ralph また、過去の中野量太監督作品では、『チチを撮りに』や『湯を沸かすほどの熱い愛』だけでなく、短編『琥珀色のキラキラ』(09)においても、<家>が“もうひとつの主人公”といえる重要な役割を担ってきた。

今回、東家の撮影場所に選ばれたのは千葉県郊外にある一軒家。実はこの家、つい最近まで実際に人が住んでいたという家屋になっていて「まだ人の気配がある」という点が、美術による作り込みだけでは生まれない“生きた家”の空気感を感じさせている。「居間からキッチンが見える」という間取りも、中野監督の過去作から散見される共通点だが「母親のいる場所」=「キッチン」だとすれば、そこから「家族のいる場所」=「居間」が見えるという位置関係は、本作においても欠かせない要素だったのだとか。

映画情報どっとこむ ralph 家族というものに向き合い続けてきた中野監督だからこそ、描くことのできる新しい認知症映画がここに誕生しました。新作『浅田家(仮)』の公開も2020年で予定されるなど、今、最も勢いのある映画監督、中野量太が贈る、家族の愛の物語『長いお別れ』は5/31(金)公開です。

公式サイト:
http://nagaiowakare.asmik-ace.co.jp/ 

公式twitter:
@nagaiowakare_mv

本作で監督・脚本を務めたのは、初めての長編映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)で日本中を感動の渦に巻き込んだ中野量太。

常にオリジナル脚本で独自の世界を創り続けてきた監督が、「オリジナル脚本へのこだわりを簡単に捨てられた」と語るほど原作に惚れ込み、初めて小説の映画化にチャレンジ。近い将来65歳以上の1/5が発症するという(出展:厚生労働省)病、認知症を父が発症したことにより、自分自身の人生と向き合う事になる家族の7年間を、あたたかな眼差しをもって優しさとユーモアたっぷりに描いた新たな家族の物語となっている。

あらすじ:
父の70歳の誕生日。久しぶりに帰省した娘たちに母から告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実だった。それぞれの人生の岐路に立たされている姉妹は、思いもよらない出来事の連続に驚きながらも、変わらない父の愛情に気付き前に進んでいく。ゆっくり記憶を失っていく父との7年間の末に、家族が選んだ新しい未来とは―。

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監督:中野量太
出演:蒼井優 竹内結子 松原智恵子 山﨑努
北村有起哉 中村倫也 杉田雷麟 蒲田優惟人
脚本:中野量太 大野敏哉
原作:中島京子『長いお別れ』(文春文庫刊)主題歌:優河「めぐる」
企画:アスミック・エース Hara Office
配給・制作:アスミック・エース 
©2019『長いお別れ』製作委員会 ©中島京子/文藝春秋

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