映画情報どっとこむ ralph 誰もが初めて出会う世界観で心をつかみ、2018年セザール賞で5部門受賞を果たしたまさに逸品のフランス映画『天国でまた会おう』の公開日が、2019年3月1日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーとなります。

この度、日本版予告編と日本版ビジュアルが完成、解禁となります!


日本版予告は、顔に重傷を負い仮面で隠すエドゥアール(ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート)と、その仮面の美しさに目を奪われるアルベール(アルベール・デュポンテル)という印象的な場面で幕を開ける。

「どんな姿でも息子が帰ればお父さんは喜ぶさ」と慰めるアルベールに対して、エドゥアールは“クソ食らえ”と反発。アルベールは彼の言葉にできない苦しい胸の内を知り、世間から身を隠すように2人で暮らし始める。画家を夢見ていたエドゥアールは傷を隠すための仮面を作りはじめ、その想いを“通訳”する少女も加わる。そんな中、エドゥアールは、目にした新聞記事をきっかけにとある詐欺計画を思いつく。

最初は猛反対するアルベールだったが、ろくな仕事にもありつけない現実に直面し計画への参加を決意する――
ヴェートーベンの「交響曲第9番ニ短調」が全面的に使われる中、豪華絢爛な仮面舞踏会、形や表情が目まぐるしく変わっていくエドゥアールの美しい仮面の数々、宿敵でもあるかつての上官プラデル(ロラン・ラフィット)に銃口を突き付けるアルベール、何者かによる大金がらみの巨大な陰謀、罪状を次々読み上げていく少女、エドゥアールに迫る父マルセル(ニエル・アレストリュプ)の“追っ手”…など、様々な場面が巧妙にちりばめられていく。めくるめく魔術のごとき映像とアートのような本物志向の美術や衣裳などに目を奪われつつも、それだけでない、まさに<グランド・エンタテインメント>と言える本作の魅力が詰まった映像となっている。

映画情報どっとこむ ralph 合わせて解禁となった日本版ビジュアルでは、自分で作った見事な仮面を着けて何かを伝えようとするエドゥアールと、笑顔で応えるアルベールという、年の離れた友情を育むふたりを大きく捉えつつ、映画が持つクラシカルかつ豪華絢爛な雰囲気が伝わるデザインとなっている。

監督・共同脚本・主人公のひとりアルベール役を兼任したデュポンテルは、映画化を決めた理由として、「原作の小説は、巧みに隠された現代に対する風刺だと思ったからだ。すべての登場人物に驚くほどの現代性があり、金銭欲が強くて貪欲な少数の人々が世界を支配し、真面目に生きてきた多くの人たちを苦しめているのは、まさに今の世界の状況だ。そして、親子関係や友情など普遍的な物語もある。物語にはリズムとサスペンスがある。これらのすべての要素がぜひ自分の手で映画化したいと思わせたんだ」と原作の魅力を分析している。

映画情報どっとこむ ralph 天国でまた会おう
英題:SEE YOU UP THERE

公式サイト:
http://tengoku-movie.com

【STORY】
1918年、休戦目前の西部戦線。

生き埋めにされたアルベールを救ったエドゥアールは、その時に顔に重傷を負ってしまう。

パリに戻った二人を待っていたのは、戦没者は称えるのに帰還兵には冷たい世間だった。仕事も恋人も失ったアルベールと、生還を家族にひた隠しにするエドゥアール。
そこに、声を失ったエドゥアールの想いを“通訳”する少女が加わった。

一度は負けた人生を巻き返すために、彼らは国を相手にひと儲けする大胆な詐欺を企てる。だが、そこには隠された本当の目的があった──。

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【監督】アルベール・デュポンテル
【原作】ピエール・ルメートル「天国でまた会おう」(平岡敦訳/ハヤカワ・ミステリ文庫) 【脚本】アルベール・デュポンテル、ピエール・ルメートル
【出演】ナウエル・ペレーズ・ビスカヤート『BPM ビート・パー・ミニット』、アルベール・デュポンテル『ロング・エンゲージメント』、ロラン・ラフィット『エル ELLE』、ニエル・アレストリュプ『真夜中のピアニスト』、エミリー・ドゥケンヌ『ロゼッタ』、メラニー・ティエリー『ザ・ダンサー』
原題:Au Revoir Là-Haut/2017年/フランス/フランス語/117分/カラー/シネマスコープ/5.1ch/日本語字幕:加藤リツ子/PG-12
配給:キノフィルムズ/木下グループ
映画コピーライト:© 2017 STADENN PROD. – MANCHESTER FILMS – GAUMONT – France 2 CINEMA  場面写真コピーライト:©Jérôme Prébois / ADCB Films
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