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12月14日(金)“映画を語る”新番組「活弁シネマ倶楽部」第4回が放送されました。
本番組は、“映画を語る”楽しさを提供し、映画業界を新たな側面から盛り上げていく番組。 今回の紹介作品は、原宿竹下通りを愛し、双子コーデを楽しむ二人の女子の物語を描いた「ヌヌ子の聖★戦 ~HARAJUKU STORY~」(以下、「ヌヌ子の聖★戦」)。 番組は、「ヌヌ子の聖★戦」が誕生した裏側についてからスタート。 プロデューサーを務めた深川氏は、以前から若手監督のために映画を企画することを考えていたという。「狼少女」で単館映画館から監督デビューした自身の経験から、単館映画は「お金で映画を作る」というよりも「才能で映画を作る」ことをしていたと語る。進藤監督との出会いをきっかけに、その土壌を守っていこうと「ヌヌ子の聖★戦」の制作へと至った。 「ヌヌ子の聖★戦」の企画は、進藤監督の良さを活かす形で起草し、当時の構想では”女子大生とホームレス”がテーマだったというが、単館映画に特化しすぎているのではないかとも感じたという。もっと多くの人に見てもらえる要素を考え、知人の女の子にどんな映画を観るか尋ねたところ「にこるんが出ているなら見に行く」と、モデルの藤田ニコルが出演しているなら映画館まで足を運ぶことを告げられ、その足で雑誌「Popteen(ポップティーン)」を購入、”双子コーデ”を知ったと語る。進藤監督に、ファッションを映画の柱にすることを考えてみないか?と話し、完成間近だった”女子大生とホームレス”の話から”双子コーデ”の映画へと企画が転換した瞬間だったという。 映画の中にファッション要素を取り込む上で、女優でモデルの本田翼がスタイリストとして映画に参加している。深川氏は、もともと、一部キャストとしての出演を打診したというが「(深川)監督と同じところでこの映画に携わりたい」と言われ、さらには「(深川)監督、原宿のこと知らないでしょ?」と言われたと、笑い混じりに語った。 深川氏と進藤監督が出演した「活弁シネマ倶楽部」は、様々な切り口で、様々な人が“映画を語る”ことで、映画の新たな楽しさを発信するトーク番組。番組タイトルにもなっている「活動弁士」は、映画の上映中、映画を自由闊達に語り、表現し、解説をすることを生業とする人たちである。本番組では、活動弁士の精神をそのまま受け継ぎ、映画に関わる様々な人をゲストに迎え、制作陣の想いや映画の知られざる一面など、様々な角度から映画を掘り下げていく。 現在は、WEB配信での特別番組という扱いだが、今後も定期的に配信されるという。 ■活弁シネマ倶楽部■
「活弁シネマ倶楽部」 ■「ヌヌ子の聖★戦 ~HARAJUKU STORY~」■ |


