デンゼル・ワシントンを主演に、世にはびこるの悪を葬るロバート・マッコールという新たなダークヒーローを演じた『イコライザー』。
その大人気作の続編『イコライザー2』が日本でもいよいよ10月5日(金)より全国ロードショーとなります。 梅沢富美男さん、京本政樹さんが登壇する特別試写会イベントが行われました。 なぜこのお二人と思います?マッコールが“US版仕事人”ということで、仕事人といえば!のキャスティングだそうです! 日時:9月19日(水) |
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満員の会場に白のジャケットを羽織った京本政樹さんが登壇。
京本さん:前作ではホームセンターに勤めていた主人公ですが、タクシードライバーということで、今回はタクシードライバーを意識した革ジャン着るしかないと思いまして、こちらにしました。ですが、仕事人ということでこの手袋は持ってきました。 と答え、京本さんは仕事人でもお馴染みの手袋を観客に見せた。 US版仕事人と呼ばれる本作にかけ、前作でも登壇した京本さんに仕事人の流儀を問うと 京本さん:京本政樹といえば仕事人と言われることが多いですが、僕は当時から黒と赤の組み紐で人を吊るしたり、派手な仕事人でしたね。仕事人の流儀というと、僕とか僕の先輩は艶やかにかたちにすることが流儀でした。あとは前作ではマッコールが職場のホームセンターの中で敵を成敗するけど、僕も組み紐の職人だから、組み紐で敵を成敗したんだよね。 と自身の”仕事人”ぶりと、マッコールの仕事人を比較した。 また、作品の感想を尋ねられると 京本さん:見る前のみなさんにネタバレしていいですか?(笑) と観客の笑いを誘い、 京本さん:必殺仕事人とかぶるシーンが多くて、びっくりしました。僕が組み紐で敵を吊るすのと同じように、敵を紐で吊るしてて、監督が「必殺仕事人」を研究したのかな?って思いました。(笑)デンゼルも前作の方がふわっとしていたけど、今作ではすごく何か”起こるぞ、起こるぞ、”って緊迫さを感じました。 と話した。今回の敵が主役のマッコールと同じ特殊訓練を受けているプロのイコライザーということで、京本さんをもしのぐ手強い仕事人として、35年前にシリーズで共演した梅沢富美男さんが登壇。梅沢さんの登壇に 京本さん:(必殺仕事人撮影時)昔を思い出しますね。当時と(梅沢さんが)全然変わらないから。 と過去のエピソードも思い出しつつ、感慨深そうな京本さん。 梅沢さん:最終回で(京本さんとは)初めてお会いしてね。僕は出るシーン少ないのに女形だから支度が大変なのよ。 と梅沢さんも当時の仕事人エピソードを語った。そんなトークが盛り上がる中、舞台上では「対決!どっちがすごい?イコライザー」がスタート。 |
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身の回りの物を武器に変えて19秒で世の不正を抹消するイコライザーにかけ、舞台に用意された身の回りのもの(組紐屋の竜が使っていた組紐/はぐれ仕事人“弐”の武器だった扇子/ロバート・マッコールが武器にしたお茶用ポット/ハンマー/コルク抜き/コップ/ナイフ/やかん/バット/消火器/サングラス/カラーコーン/帽子/双眼鏡/傘/ハンディ扇風機/ハンドル/鏡/麺棒)を持ち、キメポーズを決める対決に
京本さん:梅沢さんに譲ります。僕本当は(紐で)吊れないのよ。 と言うと、 梅沢さん:僕の武器の扇子も監督が簡単に決めたのよ。 と梅沢さんが、それぞれ弱気なコメントをした。 「傘」を選んだ京本さん、「扇子とサングラス」を選んだ梅沢さんは仕事人のテーマソングに合わせ、流石にバシッと決まったポーズを決めると会場からは大きな拍手が。ポーズを決め終わって・・・ 京本さん:僕の回ではないですが、傘を使って人を斬る回がありましたね。 と、ここでも必殺仕事人の撮影当時を振り返った。ここで当時の撮影のエピソードを話す京本さんに 梅沢さん:喋りすぎだよ!今回は(イコライザーが19秒で敵を倒すことから)19時には上映始めなきゃなんだから! と今回のイベントの”19しばり”に触れると、観客からは笑いが起こった。 そこで、それぞれのポーズへの拍手で観客の反応を見ると、それぞれに対し同じくらいの拍手の量。スクリーンに映し出された京本さんと梅沢さんの決めポーズ写真を見ると、 京本さん:久しぶりのツーショットいいですね。 と京本さんは感慨深げ。 |
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ここで映画の感想を尋ねられ
梅沢さん:アメリカ映画の中でも義理と人情のテーマを大切にしてくれるところが素晴らしいって思ったよ。日本ではくだらない漫画の題材ばかりやりやがって。ま、俺も出たけどね。(笑)でも、(デンゼルの)なんともいえない人情芝居たまらないよね。 と大絶賛。そこに 京本さん:まさに夢芝居ですよね。 とのっかった。 梅沢さん:(映画では)困った人を助けたり意外と身近な話なのよ。 と梅沢さんが話すと、 京本さん:そこでタクシードライバーっていうのが大事になってくるんですよね。 と京本さんも反応し、タクシーの乗客のことを助けることになる作品の内容にふれ、 梅沢さん:タクシー運転手って人の話聞こえるんだよね。タクシー乗ったら人の悪口言うのやめようって思ったわ。(笑) と梅沢さんが話し、会場は笑いに包まれた。また、 京本さん:(『イコライザー2』劇中で)ちょんまげ姿の影絵が出てくるんですよね。(アントワーン)監督は私たちの仕事人シリーズを研究したなって思いました。 と、”仕事人”ならではの映画の鑑賞ポイントを京本さんは語った。 フォトセッションの時間になり、観客に設けられた撮影時間が”15秒”であったことから、「なんで19秒じゃないんだよ!」と京本さんからツッコミが入るほど、『イコライザー』の19秒の世界観を最後まで意識したイベントとなった。「またこれで大ヒットして、3のイベントも出たいね」と京本さんと梅沢さんが次作への期待を話し、大盛況のままイベントは幕を閉じました。 『イコライザー2』 2018年10月5日(金)全国ロードショー。 #イコライザー2 STORY |
監督: アントワーン・フークア(『トレーニングデイ』『イコライザー』)
キャスト:デンゼル・ワシントン(『トレーニングデイ』『イコライザー』)、ペドロ・パスカル(『キングスマン: ゴールデン・サークル』)、メリッサ・レオ(『イコライザー』『プリズナーズ』、ビル・プルマン(『イコライザー』『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』)