映画情報どっとこむ ralph 新潟県を舞台にした、おいしそうでちょっぴり焦げついた、ごはんと家族と恋の物語 加藤綾佳監督×山田愛奈主演映画『いつも月夜に米の飯』は、9月8日シネマカリテほか全国順次ロードショーとなります。

そして!現在、新宿シネマカリテで開催中の夏の祭典「カリテ・ファンタスティク!シネマコレクション2018(カリコレ)」にて、プレミア上映&トークイベントにてお披露目となった本作。

台風直撃警報も出るほどの悪天候 にもかかわらず、ほぼ満席のプレミア上映後に、主演・山田愛奈さんと加藤綾佳監督が登壇し、公開に向けて、映画への思いを語りました。

『いつも月夜に米の飯』プレミア上映&トークイベント
日時:7月28日(土)
会場:新宿シネマカリテ
登壇:山田愛奈、加藤綾佳監督

映画情報どっとこむ ralph 台風直撃警報も出るほどの悪天候にもかかわらず、ほぼ満席のプレミア上映後、山田愛奈さんと加藤綾佳監督が登場!

山田愛奈さんともども新潟出身ということで、立ち上げの経緯を聞かれた監督

加藤綾佳監督:山田さんが「新潟美少女図鑑」にでられていたり、いろんな経緯から映画を撮ろうという企画が立ち上がり ました。 最初に山田さんを紹介されたときに、「どんな子ですか?」と性格のことを聞きたかったんですが、「おにぎりが好きな子」と言われて、意味がわからない!と思って(笑) はじめて会った時は、山田さんがまだお芝居を一切やってない頃で、むしろお芝居なんてやりたくないと不機嫌な様子がとてもいいな、とキャラクター作りをはじめました。新潟県はお米が有名で、ずっと食の映画を作りたいと思っていたので、 作りはじめたのが最初です。

山田さんにとっては、はじめての単独主演作です。 千代里という役を演じて

山田愛奈さん:まず、地元の新潟が舞台ということもあって、たくさんプレッシャーもあったんですが、監督やスタッフのみな さんが支えてくれたのでとても楽しく撮影にのぞめました。と、同時に、いろんなことを学べて、とても充実してました。

加藤監督:オール新潟ロケで2週間近く撮影したんですが、アットホームな現場でしたね。撮休の日に、ロケ地の居酒屋さんで スタッフと打ち合わせをしていたら、山田さんと、(アサダ役の)和田聰宏さんがスーパーで材料を買ってきて、スタッフ にごはんを作ってくれたりして。それくらいアットホームで楽しい現場でした。

と、地元ならではの温かい撮影を振り返ります。

ベテランの俳優陣に囲まれての主演について

山田さん:一言でいうと、吸収することが多すぎて…。毎日毎日、大物の方と共演するシーンがあったので、私自身もそれに負けないようにと言いますか、吸収できることは吸収して。カメラが回ってない時でも、たくさんお話しして下さったので、打ち解けるのは早かったです。

加藤監督:山田さん中心に演出をしてたのですが、見た目で説得力のあるベテラン勢が多く、土台を作っていただいて いたので、 安心して山田さんと千代里というキャラクターについて話しあったりできました。

映画情報どっとこむ ralph 「あたたかいごはんと家族」というポスターイメージから裏切られるような展開の内容が、 さすが『おんなのこきらい』(森川葵主演)の加藤綾佳監督という作品。

加藤監督:ダマされたでしょ!(笑) 立っての希望で、「あったかいごはんの映画」と思わせといて,,..という宣伝にしたいと 最初からお願いしました。

山田さん:映画お話をいただいた時に「おいしいごはんの話」と聞いていたので、監督の「加藤節」がきいてる過去作から路線変えてきたな..と思いまして。いざ、脚本をみたときに、「ちょっと待てよ..これ、おいしいごはんの話」かと?もちろんそうなんですけど、それを前提で、加藤節がききにききまくって、いい味出してると思いました。母親役の高橋由美子さん相手に心臓バクバクのシーンがあったりで。(笑)

と、実は加藤節全開だと明かします!

山田さんは挿入歌『おいしい声』(SOROR feat. 山田愛奈)も歌ってますね。

山田:やだ~!やっちゃいました。(笑)はじめてのことです。

最後に・・・

加藤監督:自分の部屋で一文字一文字パソコンを打ってという、形のなかったものが、最終的に役を演じてもらって、カメラで 撮影して映像になって、お客様にみていただいて、はじめて「映画」になれると思ってます。みていただいて、千代里はじ め「いつ米」の登場人物が、今日はじめて生まれることができました。その姿を皆様の心の中に焼き付けていただけれたら、 うれしいなと思ってます。なので、『いつ米』を生んで下さってありがとうございます、という側だと思います。

山田さん:この映画に出ている千代里ふくめ、いろんな登場人物の思いや愛、不安など、いろんな気持ちが出ていたと思います。 みなさんも不安や悩みがたくさんあると思うのですが、この作品を見終わったあとに、その重みがちょっとでも軽くなって たらうれしいなと思います。そして、同じように悩み事をしていたり、最近落ち込んでるなっていう人がいたら、この映画 をすすめて、ぜひ何度でも劇場に足を運んでもらいたいなと思います。ありがとうございました。

映画情報どっとこむ ralph 今回のプレミアにあわせ解禁された予告編は、ファーストフードを食べている女子高生・千代里(山田)が校内放送に振り返る姿からはじまる。

母が失踪したという知らせを受け、故郷・新潟の居酒屋に戻ると、店を守ろうとする料理人のアサダがいた。母へのわだか まりを癒すようなやさしいおにぎりの味、新潟の豊かな海産物、地元の個性的な客たち、家族、恋。女将としての仕事にも 慣れてきたある日、突然、母が戻ってくる。

<てのごはんみたいにあったかくて、塩引鮭よりもばかしょっぱい>

私の人生は、どこへ向かうのか。「人生で最後に食べるものって、何になるんだろう?」とつぶやいて、ふりかえる海辺の千代 里で締めくくられる。

映画情報どっとこむ ralph いつも月夜に米の飯

9.8 シネマカリテ、9.22 新潟シネウィンドほか順次ロードショー

公式HP:itsukome.com

主演には、女性ファッション誌non-no専属モデルで活躍のほか、主演デビュー映画「最低。」が話題となり、初単独主演 を果たした本作で恋や仕事に奮闘する千代里を好演する山田愛奈。さらに、挿入歌「おいしい声」で歌声も披露している。 千代里と生活をともにする料理人・アサダに実力派俳優・和田聰宏、わだかまりを抱える母親・麗子役に高橋由美子、幼な じみ役に渡辺佑太朗。角替和枝、小倉一郎、MEGUMI、森下能幸、小倉優香、新潟出身のマッスル坂井などの個性派が脇 を固める。主題歌は、その世界観で聴くものを魅了し続ける 吉澤嘉代子。調理師免許も持つ加藤監督が地元・新潟を舞台に、 愛しくて不器用、甘くてしょっぱい、名産品満載で味わい豊かなごはん映画を誕生させた。

映画情報どっとこむ ralph 公開に向けて、Motion Galleryにて上演支援クラウド・ファンディングを実施中!

サイン入り台本などのに加え、ロケ地の居酒屋「伊呂里」で のお食事会など豪華リターンを用意しています。
https://motion-gallery.net/projects/itsukome2018

***********************************

監督・脚本:加藤綾佳

山田愛奈 和田聰宏 高橋由美子 渡辺佑太朗 春花 MEGUMI 西山宏幸 森下能幸 マッスル坂井(友情出演) 飯田孝男 小倉優香 山川未菜 宮城大樹 山本直寛 山口岳彦 内田周作]/小倉一郎/角替和枝

主題歌;吉澤嘉代子「雪」(e-stretch RECORDS/日本クラウン)
挿入歌: SOROR feat. 山田愛奈『おいしい声』

撮影監督:与那覇政之
録音:國分玲
衣装 :こんかおり
ヘアメイク:久乃
美術:畠山和久
フードスタイリスト:前田かおり
スチール:内堀義之
音楽:百瀬巡
プロデューサー:和田紳助
企画:直井卓俊
挿入歌『おいしい声』SOROR feat.山田愛奈
製作:「いつも月夜に米の飯」製作委員会
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
カラー
5.1ch/16:9/104分
©2018「いつも月夜に米の飯」製作委員会
    

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ