映画情報どっとこむ ralph 規格外のキャラクター!規格外の感動!規格外の胸熱!

世界でも絶賛に次ぐ絶賛大ヒットを記録した、アーミル・カーン(『きっと、うまくいく』『PK』)主演作『ダンガル きっと、つよくなる』が4月6日(金)より、いよいよ全国で公開となります。

本作は、インドに実在したレスリングを愛する星一徹ばりに頑固すぎる熱血パパとその娘たちの壮大な逆転サクセスストーリーということで、もう言わずもがな、“お笑い怪獣”の異名を持つさんまさんの娘であり、ご自身もアーティストやタレントとしてご活躍されているIMALUさんとまだまだ男尊女卑の風習が根強いインドの小さな村で女子レスリングを始め強くなることで、女性蔑視と戦う姿を描き、女性に向けての応援ムービーでもある本作。そんな女性に向けてのポイントを、ブロガー、コラムニストとしてご活躍される犬山紙子さんがわかりやすく解説!

今回は女性限定の応援イベントということで、頑張る女性の代弁者としてお二人にはぶっちゃけ本音の熱い女子トークを繰り広げました!

『ダンガル きっと、つよくなる』女性限定応援イベント
日時:3月29日(木)
場所:ブロードメディア・スタジオ
登壇:IMALU、犬山紙子

映画情報どっとこむ ralph
IMALUさんとエッセイスト犬山紙子さんが登壇。

まず、映画の感想を

IMALUさん:本当に勇気がもらえる、女の子が「明日から頑張ろう」と思える作品です!

続いて

犬山さん:最初はこんな親イヤだ!と思ったが、女の子が女の子らしくという我慢から解放される、女子にぜひ観てほしい作品です!

と大絶賛。

本作がディズニーインドの作品ということもあり、『アナと雪の女王』のアナとエルサに本作の姉妹が似ている(?)ということで、

IMALUさん:自分の環境から、自分の個性を出すか、壁を乗り越えていくところが似ていますね。

と共通点を話し、レスリングを幼い娘たちに指導する熱い父親が印象的な本作。『実際にこんなお父さんどうですか?』との問いに

IMALUさん:私は親と同じ仕事をしていますが、自分は好きなことをやらせてもらっていて、仕事に対して親からああしろ、こうしろとは言われないですし、父親からアドバイスをされた事もないです。家族で集まった時は仕事の話は一切なしで、芸能ゴシップとか話しています。(笑)

と家族との関係性の良さを垣間見せた。

そして自分をこの作品の親子に重ね

IMALUさん:私が親から夢を託されたとして、毎朝5時に起きてリアクションの特訓とかをオシャレもできず、思春期の時期にすると考えると爆発しますね!しかし、お国柄というのか、この作品の姉妹は親への尊敬がまっすぐですごいなと感心しました。

と自らの境遇とも重ね合わせたコメント。

そんなIMALUは父との“血”を感じる瞬間について

IMALUさん:私は人を笑わせることはできないので、芸人さんを尊敬しています。私はスキルの面では感じないですが、味覚で“血”を感じましたね。以前テレビで父が好きな食べ物を挙げていて、それが全部私の好きなものと同じでした。DNAを感じました。(笑)

と明石家さんまさんとの思いがけない繋がりを披露。

1歳の娘がいる犬山さん

犬山さん:私は父と似て短気ですが、娘も気に入らないとお芋を投げたりするので・・・似ないでほしいなー。と思いますね!

と語った。

映画情報どっとこむ ralph 本作で描かれるように、インドでは小さいころから家事をして、思春期に知らない人にお嫁に出されるということがあるというが、

IMALUさん:この子達にはその環境が当たり前になっているかもしれないですが、今の時代は女性の声を聞いてもらえる場所が多くなっていると思う。

と語り、続いて

犬山さん:この作品が1つのきっかけになるといいですよね。作品の中にもレスリングの特訓をするシーンでは「そんなんじゃあお嫁にいけないぞ」と言われますが、そうやって虐げられる女の子に夢を与えていて素晴らしいと思いました。日本にも同じ現象が家庭や職場で起きているので、本当に女性に刺さる作品になっていますよね。

と熱く語った。親の夢を子に託されることについて

IMALUさん:最初はこの父親が自分の夢を託す事に「それって親の勝手じゃん!」と感じましたが、こどもたちの父親を観る目線とかを観ているとこういう親子っていいなと思いました。

これに非常に共感した

犬山さん:このお父さんの素晴らしいところは女の子だからお嫁さんにしよう!という考え方ではないところです。女の子だからこうしなよ、女の子だから諦めた方がいいよ。ではなくて性別関係なく好きな事を伸ばしていくのが理想だなと思いますね、まだ少し女の子が生き辛いと感じるので良くしていきたいなと思いますね。

と語った。自分の子供に芸能界をすすめるか、という問いに

IMALUさん:芸能界はオススメしないですね。

ときっぱり。

犬山さん:IMALUさんが父親から何も言われないのは信頼されているということですかね?

と聞かれると

IMALUさん:ちょっと照れみたいなものはあるかと思います。自分も相談するタイプではないので、でもいざとなったら1番いいアドバイスをくれると思います。

と最強な父(明石家さんま)との関係性を語った。

映画情報どっとこむ ralph グッとくるシーンが散りばめられた胸アツな本作の泣けたシーンについては

IMALUさん:長女の試合の前に父が声をかけるシーンにジーンときました。そして最後の試合のシーンは久々に映画で泣きました。

犬山さん:友達の結婚式のシーンでお嫁にいかされる子との会話で、今、恋愛結婚できる事が本当に恵まれていて、そうではない女の子達の力強さに感動しました。それを聞いたその後の姉妹の姿にも励まされました。

と話した。また

IMALUさん:ただのサクセスストーリーでではない作品です。レスリングと聞いて男の子が楽しめるものだと思っていましたが、メッセージはもっと深く、いろんな要素がある映画でした。

と男性だけが楽しめるわけではないと語り、

犬山さん:スポ根だけど社会問題が含まれていて、観たあとに「よし、明日また頑張るか!」と思える作品ですね。

と共感した。

『ダンガル きっと、つよくなる』

4月6日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー

レスリングを愛する男。

生活のために選手として生きることはあきらめたが、道場で若手を指導しながら、いつか息子を金メダリストにすることだけを夢見ていた。ところが、生まれたのは女の子。それから神頼みに始まりありとあらゆる産み分けを試すも、4人連続の女児。すっかり意気消沈し、道場からも遠ざかっていたが、ある日、ケンカで男の子をボコボコにした長女・次女の格闘センスに希望を見出し、翌日からコーチとして、二人を鍛えはじめる。

男物の服を着せ、髪を切り・・・一家は、町中の笑いものとなるが、外野は意に介さず、ブレずに特訓に熱を込める父と、ささやかな抵抗を企て続ける娘たち。

やがて、目覚しい才能を開花させた娘たちはー。

***********************************

監督・脚本:ニテーシュ・ティワーリー 
出演:アーミル・カーン『きっと、うまくいく』『PK』、ザイラー・ワシーム、スハーニー・バトナーガル
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン/ギャガ 
©Aamir Khan Productions Private Limited and UTV Software Communications Limited 2016

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ