是枝裕和監督の長編14作目となる待望の新作『万引き家族』。
様々な“家族のかたち”を描き続けてきた是枝監督が、この10年間考え続けてきたことを全部込めたと語る渾身作。 東京の下町で質素に暮らす、一見ありふれた家族。 息子と協力して万引きを重ねる父・治をリリー・フランキー。 そしてオーディションで抜擢された城桧吏(じょう・かいり)と佐々木みゆの2人の子役が瑞々しい表情を見せています。 |
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特報映像では・・・ 「都会の片隅で暮らす5人の家族、彼らの家業は犯罪でした」という、波乱を感じさせるナレーションから始まり、寒い夜のベランダで震えている女の子と、父子が出会うシーンが映し出される。そこから一転、家族みんなで過ごす幸せそうな毎日が描かれるが、「盗んだのは絆でした」というナレーションが何かを必死に追いかける父の表情に重なり、そして「内緒だぞ、俺たちは家族だ」と何かの事件を匂わせるようなセリフで幕切れを迎える―。 |
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一方ポスタービジュアルでは、温かみある家族の笑顔が切り取られており、果たして、この家族に何が待ち受けているのか、衝撃の展開が早くも気になってくる! また、是枝監督とは初タッグとなる細野晴臣が本作の音楽を手がけていることも発表となりました。 |
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『万引き家族』。
6月8日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー 公式サイト: 高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。 冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。 |
原案・監督・脚本・編集:是枝裕和
音楽:細野晴臣(ビクターエンタテインメント)
出演:リリー・フランキー 安藤サクラ
松岡茉優 池松壮亮 城桧吏 佐々木みゆ
緒形直人 森口瑤子 山田裕貴 片山萌美 / 柄本明
高良健吾 池脇千鶴 / 樹木希林
配給:ギャガ
(C)2018『万引き家族』 製作委員会