TAMA 映画フォーラム実行委員会は毎年 11 月に開催する映画祭 TAMA CINEMA FORUM とともに年数回の特別上映会をベルブホール(多摩市 立永山公民館)で実施しており、4月7日(土)に『希望のかなた』を上映することが決定しました。 本作は、フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督の最新作。主人公は内戦が激化するシリアから避難する途中で妹と生き別れになっ た青年。彼は流れ着いたフィンランドで難民申請を却下されますが、レストラン経営で人生をやり直そうとしていた男と出会い交流を深め ていきます。2017 年の第67 回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞するなど、国際的に高い評価を得た物語です。 |
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<上映情報> 日時:2018 年 4 月 7 日(土)4 回上映 ①10:30~12:08 ②13:00~14:38 ③16:30~18:08 ④19:00~20:38 会場:ベルブホール(多摩市立永山公民館/ベルブ永山 5F)多摩市永山 1-5 京王永山駅・小田急永山駅から徒歩約 2 分 インターネット予約: |
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注目!
[保育サービス] ①の上映中、お子さまをお預かりいたします (対象は満 1 歳以上/先着 10 名)。※公式サイトから申込要 |
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『希望のかなた』
英題:The Other Side of Hope
シリア難民の主人公カーリドは、“いい人々のいい国”だと聞いていたフィンランドで、無情にも難民申請を却下され、ネオナチからのい われのない暴力にさらされます。これは、やむなく故郷を離れた難民たちが、希望を求めた土地で実際に直面する現実です。そんな酷薄な 現実にさらされるカーリドに、ヴィクストロムをはじめとする市井の人々が救いの手をさしのべます。カウリスマキ映画ではおなじみの、 社会の片隅でつつましやかに生きる、少しばかり孤独をかかえた人々のちいさな善意が、カーリドの願いを叶え、魂を救うのです。『希望 のかなた』は今、世界が忘れかけている“当たり前”の人間性を、辛辣なユーモアと無償のやさしさをもって描いたヒューマンドラマ。 |
監督:アキ・カウリスマキ
撮影:ティモ・サルミネン
照明:オッリ・ヴァルヤ プロダクションデザイン:アキ・カウリスマキ
衣装:ティーナ・カウカネン セット・デコレーター:マルック・パティラ セット・デコレーション:ヴィレ・グロンルース、ヘイッキ・ハッキネン
録音:テロ・マルムバリ
編集:サム・ヘイッキラ
2017 年/フィンランド/98 分/カラー
配給:ユーロスペース
© SPUTNIC OY, 2017