日本アカデミー賞ほか国内映画賞34部門を受賞した『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督が、直木賞受賞作家である中島京子の同名小説を映画化した最新作『長いお別れ』が5月31日(金)に全国ロードショーとなります。
そのプレミア試写会&舞台挨拶が蒼井優さん、竹内結子さん、松原智恵子さん、北村有起哉さんと中野量太監督が登壇して行なわれました。残念ながら、お父さん役の山﨑努さんは体調不良のために欠席となりました。 『長いお別れ』キャスト舞台挨拶付きプレミア試写会 |
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温かな拍手に迎えられ、キャストと監督が登場! 中野監督:皆さんお越しいただきありがとうございます。撮影は去年9月に撮影していまして、やっと完成しました。映画は撮るだけではなくて、観てもらって映画になると思っています。映画は撮影の後、みんなバラバラになって、完成して必ずこうやってまた集まって、映画を観ていただけるのが嬉しく、映画の好きなところです。今日は楽しんでください! 松原さん:今回の作品は、あまりにも私の年代に近いので、台本をいただいて胸が苦しくなりました。でも、監督は、もっと前向きなものなんです!って。それから頑張ってこの可愛らしい娘たちと一緒に撮影しました。心に迫るものがあると思います。じっくりご覧ください! 竹内さん:この作品なぞ解きとかサスペンスでないのでネタバレ気にしなくていいのでホッとしています。この作品に携われたことが幸せです。この作品を観て、家族って暖かいなと。感じていただけたら嬉しいです! 北村さん:この映画は7年の月日を2時間で一気につまんでくっ付けた映画です。凄く身近なテーマで、割と冷静に観ていたのが、いつのまにか、辛くなったり、吹き出したり。すっかり家族になった気持ちで温かな気持ちになりました。皆さんも堪能してください。 蒼井さん:この作品・・・・体感したこと以上に、出来上がったものが凄くて、映画は沢山の方が携わって出来るんだなと実感しました。この映画を観た方の数だけ家族感があると思います。お話のきっかけになったらいいなと。ポジティブに感じていただけたら嬉しいです。 と、其々挨拶からスタート。 |
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本作で蒼井さんは色々なことに思い悩む役。演じた時に何か意識したことは?
と明かしてくれました。 撮影中のエピソードは 竹内さんと夫婦役を演じて 北村さん:竹内結子さんの旦那。自分にどこまでできるのか。。。。台本を読んでずいぶんすれ違っている。最初は考えましたが、ずれはあるものと微妙なところを意識しました。不思議な夫婦でした。 と、さりげなくフォローする夫婦的な掛け合いも。 |
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本作では誕生会でハットをかぶるのがルール。と言うことで其々のうちのルールを発表! 蒼井さん:うちの家族は当たり前にハグします。会うとハグ。 竹内さん:どんな食事でも、みそ汁が出ます。鍋でも、パンでも、カレーでも。 松原さん:ないですね。ごく普通。内はローストビーフなら、スープね。(笑) 北村さん:4歳の子供と、缶ビール開けたらカンパイ!ってします。 中野監督:大晦日は、家族で手巻き寿司でした。 と発表してからフォトセッション 最後に・・・ と、これから観る観客にメッセージを送り、舞台挨拶を締めました。 |
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『長いお別れ』
公式サイト: 公式twitter: あらすじ: |
監督:中野量太
出演:蒼井優 竹内結子 松原智恵子 山﨑努
北村有起哉 中村倫也 杉田雷麟 蒲田優惟人
脚本:中野量太 大野敏哉
原作:中島京子『長いお別れ』(文春文庫刊)主題歌:優河「めぐる」
企画:アスミック・エース Hara Office
配給・制作:アスミック・エース
©2019『長いお別れ』製作委員会 ©中島京子/文藝春秋