本日21:00よ配信がスタートの「活弁シネマ倶楽部」に映画『ばあばは、だいじょうぶ』にて監督を務めたジャッキー・ウー氏がゲスト出演。
認知症になってしまった大好きなおばあちゃんの姿を、小学生の男の子、翼の視点から描いた本作を語る。 『ばあばは、だいじょうぶ』は、2018 年12 月、イタリアで開催された「ミラノ国際映画祭」では最年少主演男優賞賞(寺田心)、最優秀監督賞(ジャッキー・ウー)のW 受賞を成し遂げた作品である。原作は大人も泣いたベストセラー絵本「ばあばは、だいじょうぶ」。 |
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番組冒頭で、本作の企画経緯について
ウー監督:認知症という出来事が最近身近になってきている。その、心の解決法を、日本及び海外に発信したいと思って『ばあばは、だいじょうぶ』をつくりました。 と明かした。 ウー監督:“孫が直面する認知症”というものを初めて絵本で感じて、衝撃的でした。 と話し、映画でも同様に用いられる“孫視点の認知症”について自身の想いを一つ一つ丁寧に語った。 また、作品の主題である認知症については ウー監督:(家族が認知症になったときに)愕然とショックを受け、落ち込み、嘘じゃないかという闘いがいっぱいあると思う。それでも作品の題名が1つの答えだと思います。非常に大変なことなんですけど、最終的には、“私たち(家族)が受け入れていくから、だいじょうぶ”と血の繋がった家族が受け入れていくことだろうなと思います。 と家族に訪れる困難とその行く先について自論を展開しつつ、本作の核心を明らかにした。 さらに映画祭でも注目を集めた、寺田心さんの起用については ウー監督:オーディションを行い、自己主張ばっかりするのではなく、ばあちゃんのことが頭から離れない子供を選ぼうとした。」とキャスティングの理由について明かした。また、子役を扱える監督は本当に少ないと語るジャッキー・ウー監督はその理由について「 “子供”だと思ってしまうから。 であると自身の監督論を語り、 と熱を込めた。 他にも、ミラノ国際映画祭でのW受賞の話から海外進出に関する映画作りのノウハウ、ジャッキー・ウー監督のパーソナルな部分にまで迫るなど、余すことなく語り尽くされた。 |
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映画監督自身のこだわりの詰まったトークがたっぷりと届けられる活弁シネマ倶楽部。
「活弁シネマ倶楽部」公式ツイッター: ジャッキー・ウー監督プロフィール |
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『ばあばは、だいじょうぶ』
5月10日(金)より、全国のイオンシネマにて公開中!!
過去記事: |
冨士眞奈美 寺田 心 /平泉成
松田陽子・内田裕也/土屋貴子・久保寺淳・小暮智美
金内真弓・金島清史・真上沙剣・板倉佳司
原作:楠 章子「ばあばは、だいじょうぶ」(童心社刊)
監督:ジャッキー・ウー
企画・プロデュース:新田博邦
脚本:仁瀬由深
音楽:田中和音
撮影監督・編集:小美野昌史
プロデューサー:田中佐知彦 ゼネラル・プロデューサー:いとうなな
照明:淡路俊之
助監督:田中麻子
仕上げ:荷田一隆
整音:松本能紀 効果:藤田昌宏
衣装;石橋万理 メイク:井川成子
協力:アンテーヌ/グリーンランド/ジョビィキッズ 企画協力:童心社
配給:イオンエンターテイメント/エレファントハウス
企画・制作:ミューズ・プランニング 製作:グローバルジャパン
医学監修:杉山孝博 (公益法人「認知症の人と家族の会」)
2018/日本/カラー/98分
©2018「ばあばは、だいじょうぶ」製作委員会