10月24日、第26回東京国際映画祭 特別招待作品 クロージング作品 

『清須会議』 The Kiyosu Conference

の舞台挨拶と上映が行われました。

登壇者:三谷幸喜監督
役所広司、大泉 洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香

三谷幸喜監督の第6作目は時代劇。日本史上初めて“会議の席上で歴史が動いた”と言われる清須会議をテーマに可笑しくも愛おしい姿を描く群像劇です。

舞台挨拶では、三谷監督は劇中の織田信長の甲冑で、他のキャストは衣装の黒澤和子さんがそれぞれの役のイメージカラーに合わせ見立てた着物姿で登場しました。

清洲会議舞台挨拶

三谷幸喜監督
「どうも三谷です。こんばんは。。。僕は映画の中で織田信長が着ている甲冑を着ていますが、物凄く暑いです。東京国際映画祭のクロージングにふさわしい映画が出来たと思います。今日は楽しんでください。」
三谷幸喜2

役所広司
「こんばんは、柴田勝家を演じました役所広司です。クロージング作品に選んでいただきまして本当にありがとうございます。感謝をこめて今日僕たちは一足早いお正月のようなかっこうできました。1人だけ正月なのかわからないのもいますけれども。今日はゆっくり『清洲会議』を楽しんでいってください。」
役所広司

大泉 洋
「えー羽柴秀吉役を演じました洋 大泉でございます。東京国際映画祭で日本の映画がクロージングになるのは7年ぶりということで、舞台挨拶が出来て大変光栄です。そして、オープニングで三谷さんと役所さんがグリーンカーペットを歩いているのを見まして、その日。。台風で私の北海道での仕事が無くなったので俺もいけたんだけどなって。。嫉妬しました。クロージングに来れて大変幸せです。」
大泉-洋

小日向文世
「丹羽長秀役を演じました小日向文世です。先ほど日本映画のクロージングは7年ぶりだと聞きまして、この場に立っていることを光栄に思っています。三谷幸喜監督の初めての時代劇ということで、国内だけに問わず、是非、海外の方に沢山観てもらいたいと思っています。」
小日向文世

佐藤浩市
「池田恒興役の佐藤浩市です。クロージングの作品にこうした楽しい作品を選んでいただいてありがとうございます。日本で公明な武将が亡くなった時に、こういうことが行われていたんだ。多少の誇張はあっても日本ではこういうことがあったんだと今日皆さんに知っていただきたいと思います。本日は最後まで楽しんでいってください。」
佐藤浩市

鈴木京香
「皆さんこんばんは。コンピュータの前で同時に観賞していらっしゃる方たちもこんばんは。お市をやらせていただいた鈴木京香です。私がいつも観に来る映画館で今こんなに素晴らしい俳優さんたちと一緒に、しかも素敵な衣装で皆さんにご挨拶できることを最高の栄誉だと思っています。」
鈴木京香

MC:「みなさん和装で来て頂きました。この衣装のポイントを教えていただけますか?」

役所広司2役所広司:「清洲会議の衣装デザインをしていただいた黒澤和子さんが、役柄に合わせたカラーの着物を準備してくれました。

僕は劇中でもブルー基調なのでブルーです。」

MC:「鈴木京香さんが着られているのは、映画の中でお市様が着られていた物なんですよね?」

鈴木京香:「劇中でも大事なシーンで着ている大好きな着物なんですが、こうやって現代風にアレンジして着付けていただいたので今日はまた違った気持ちで着れて、着物って本当にいいものだと実感しています。」

三谷秀吉汗だくMC:「監督、汗が止まらないようですが、なぜ秀吉の格好を?」

三谷監督:「この後、英語のスピーチがあるので、それで頭がいっぱい。

何も答えられません。」

大泉 洋:「秀吉のイメージは黄色か金なのに、黒澤さんから『派手なもの大泉洋を着るわけにいかないわですものね』と言って、この色になったのに、監督を見たら、俺も別に金色で良かったんじゃねえかと思ったんですよ。
秀吉はガチャガチャしてるねずみが監督のイメージで、着崩して着ていたので、きちんと着せていただいたのが嬉しいですね。」

MC:「鈴木京香さん。今日の監督はいかがですか?」

鈴木京香:「いつもの監督とはやっぱり違いますね。スピーチ、私も楽しみにしています。」

MC:「オープニングではトム・ハンクスさんと監督と役所さんはお話されたとうかがったのですが。」

役所広司:「そんなに沢山話せなかったんですけど。通訳の戸田さんが『シャル ウィー ダンス』に出ていた役者だと紹介してくれたので、トムハンクスさんが「映画観たよ。」って。凄く面白かったよといっていただきました。」

MC:「三谷監督はどのようなお話を。。」

三谷監督:「刻々とスピーチの時間が迫っている。何も聞こえない。」

清洲会議舞台挨拶

フォトセッションの後。

MC:海外のメディア、バイヤーの皆さんも来ていらっしゃいます。
三谷監督のご挨拶で世界への配給も決まるかもしれません。ご挨拶お願いします。」

三谷幸喜 印籠ポーズ

英語で話し始めた三谷監督:
「時代劇は日本独自のジャンルです。日本には誰もが知っている台詞があります。

“Can you not see this pill case?(この印ろうが目に入らぬか)”
水戸黄門
“This world sucks…(いやな渡世だなあ)”
座頭市
“Come yourself! Come yourself! Please(殿中でござる。殿中でござる)”
忠臣蔵
“Daddy!(ちゃん!)”
子連れ狼
“This close at last(これにて一件落着)”
遠山の金さん

が。。肝心の清洲会議のくだりで。。異変が。

頭が真っ白になったそうで。。。。カンペを観ながら。。。

「清洲会議は時代劇ですが、ちゃんばらはありません。一滴の血も流れません。
この時代劇はとてもユニークです。必ず世界中の皆さんに楽しんでもらえると思っています。」

NO CHONMAGE! NO LIFE!」

『清洲会議』は11月9日ロードショーです!

公式HP: http://kiyosukaigi.com/

因みに、MCはフジテレビアナウンサーの三田パンこと三田友梨佳さんでした!
MC三田パン

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『清須会議』
The Kiyosu Conference

原作/脚本/監督:三谷幸喜

キャスト:
役所広司、大泉 洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香、
妻夫木聡、伊勢谷友介、剛力彩芽、浅野忠信
寺島 進、松山ケンイチ、でんでん、中谷美紀

©2013フジテレビ 東宝

公式HP: http://kiyosukaigi.com/

『THE有頂天ホテル』(06)『ザ・マジックアワー』(08)『ステキな金縛り』(11)と立て続けに大ヒットを記録し、日本中を爆笑と温かい感動で包み込む三谷幸喜監督最新作! 日本史上初めて“会議の席上で歴史が動いた”と言われる清須会議をテーマに、総勢26名の豪華キャスト陣を迎え、その時代を必死に懸命に生きた人々の可笑しくも愛おしい姿を描く群像劇。歴史に名を残す戦国時代の武将たちも、現代に生きる我々と変わらぬ人間臭さを持っていた、そしてあの史実の裏には、歴史上の人物たちが繰り広げた幾重にも重なる心理戦があったことを教えてくれる今作は、まさに三谷「人間喜劇」の真骨頂!! 時代劇の枠を超えた全く新しい歴史エンタテインメント!

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