映画情報どっとこむ ralph 「狂える世界のためのレクイエム」を2018年2月17日(土)より東京/下北沢トリウッドにて公開が決定しました!

本作はカナザワ映画祭2016「期待の新人監督」枠に入選上映された作品。

映画会社のサラリーマンでありながら脚本・監督・編集を一人で担ったのは太田慶。

二十数年間サラリーマン生活を続けながら、映画美学校「脚本コース」に通って書き上げた脚本が「長編シナリオ課題優秀作品」に選出。「この脚本はどうしても自分で監督したい」と太田監督は自主制作での映画化を決行。勝手が分からない映画製作を運と突破力で乗り越え、初長編監督作品を完成させたそう。

ボーイ・ミーツ・ガール。

だが男は「通り魔」、女は「テロリスト」だった。
男は女の為に、この世界を滅ぼすことを誓い、「一人一殺」のテロを決行することになるが・・・。職を失った利明はナイフを手に街に出るが、歩道橋から飛び降りようとしている女・千里を思わず助けてしまう。「あなたが、このくだらない世界を滅ぼしてくれるなら生きてあげてもいいわ」と言う千里の為に、利明はテロリストになることを決意する…。

主人公、利明役には、これから期待される怪優、阿部隼也、ヒロイン千里役には「仮面ライダーアマゾンズ」の東亜優、その他、2017年12月公開『やがて水に歸る』(榎戸耕史監督)で主演をつとめた永里健太朗、コント赤信号の小宮孝泰らが出演しています。

映画情報どっとこむ ralph キャストさんからコメントが届いています。

阿部隼也さんからのコメント


平成の年号が変わるのが先か上映が先か、撮影から早三年、そればかりを考えてようやく先に上映を向かえることが出来ました。監督や共演者の皆さん、スタッフなど、現場は優秀な人達ばかりでした。もしかしたら現場のパワーを借りて大傑作になっているかもしれません。「違うだろぉぉぉぉ!」とヤフーレビュー等で袋叩きにされるかもしれません。様々な意見が出るかと思いますが、どうか皆さん、スターウォーズに勝たせてください。一回で良いんでこの場だけでもSF大作に勝たせてください。

東亜優さんからのコメント


公開が決まり嬉しいです。撮影からは随分と時間が経ちました。悩み途方に暮れた撮影期間が懐かしいです。斬新な映画です。自殺少女が通り魔に遭遇し、テロ目論んだりヨガしたり太極拳したり・・・ラストの仕掛けにビックリしてください。

小宮孝泰さんからのコメント


正直言って、手間のかかる映画だった。監督の太田慶さんは映画好きとはいっても、撮るのは初めて。そんな訳でスタッフはベテランを集めた。でも、出演者は玉石混交。当然現場では喧々諤々。時には大声が上がることもあった。個人的には、私のお腹にナイフが刺さる場面で、リハーサルで準備するように厳命しておいた仕掛け付きの小道具が用意されておらず、あやうく本物のナイフで刺される寸前だった夜があった。ちょうどにわか雨も降り出して緊張感が増し、私も遂にキレてしまった。監督は泣きそうな顔で押し黙っていた。メイクさんが機転を利かして特殊小道具を作ってくれたのでその場は納まったが、チーム全体の違和感は拭えなかった。ご覧になれば分かると思うが、未熟な部分も多い映画である。でも出来の悪い子ほど可愛いの例え通り、私としては愛すべき作品である。是非あばたもえくぼ探しを楽しみに見て下さい。

映画情報どっとこむ ralph 『狂える世界のためのレクイエム』

公式TW:
@kuruerusekai


物語・・・
派遣切りで職を失った青年・利明はバタフライナイフを手に街に出るが、歩道橋から飛び降りよ うとしている女・千里を思わず助けてしまう。「あなたが、このくだらない世界を滅ぼしてくれるなら生きてあげてもいいわ」と言う千里のために、利明はテロリストになることを決意する。
千里は、オタク青年やチンピラヤクザをスカウトしてテロ仲間に引き込む。ライバルの出現に危機感を覚えた利明は、千里に自分をアピールしようとテロの先陣を志願し、「一人一殺」のテロを決行することになる。だが、「世界」は思いもよらぬ方向にねじれていくのだった…。

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出演:阿部隼也、東亜優、山村真也、永里健太朗、小宮孝泰
監督・脚本・編集:太田慶 プロデューサー:髙橋邦夫
撮影:石山稔 照明:小林敦 録音:宋晋端 音楽:真野勉
配給:「狂える世界のためのレクイエム」 ©太田慶 2015年/日本/カラー/Blu-ray/88分 
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