映画情報どっとこむ ralph 有村昆、黒田有彩、菊池涼子、寺門和夫、関根康人
最新の宇宙研究と比較し、『ライフ』はどれほどリアルなのかを徹底解剖!

「“宇宙検疫”をきちんと扱った映画としては、『ライフ』がおそらく最初だと思います」

ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、真田広之ら、豪華キャストが集結した SF大作『ライフ』のブルーレイ&DVD が好評発売&レンタル中、デジタル配信中です。

舞台は、無重力の国際宇宙ステーション ISS。ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、真田広之ら、ハリウッドの第一線で活躍する豪華 キャストが、次第に進化する未知の生命体<カルビン>と死闘を繰り広げる宇宙飛行士を熱演しました。

そんな本作のブルーレイ&DVD発売 を記念して、宇宙の専門家を招いたニコニコ生放送特番『地球外生命体 VS 宇宙飛行士!有村昆&専門家が宇宙の神秘に迫る特番が行われました!

ゲストに、日本人で初めて宇宙へ行った宇宙飛行士・秋山豊寛のバック アップクルーを務めた菊池涼子、宇宙の開発に係る科学技術等の調査 研究を行う一般社団法人・日本宇宙フォーラムより寺門和夫、東京大学 で地球惑星進化学を研究している関根康人准教授、MC として映画 コメンテーターの有村昆、アシスタントに宇宙飛行士を目指すタレントの黒田有彩を迎え、宇宙の神秘に迫ると共に『ライフ』の魅力を語りました。

映画『ライフ』ニコニコ生放送特番』
12月8日(金)
ゲスト:有村昆、黒田有彩、菊池涼子、寺門和夫、関根康人

映画情報どっとこむ ralph 番組では、専門家を中心に本作で登場する国際宇宙ステーション ISS や宇宙飛行士がいかにリアルなのか検証することに。日本人で初めて 宇宙へ行った宇宙飛行士・秋山豊寛と共にソ連で宇宙飛行士の訓練を したという菊地は、本作で登場する宇宙飛行士を

「手慣れた宇宙飛行士 の動きを実に迷いなくやってらっしゃって、それが素晴らしかった。

と評価。

話題が本作で登場するロボットアームのことになると、

菊地さん:若田さんはそれまで(人工衛星をキャッチするために)ロボットアームと船 外活動する宇宙飛行士と両方でしていた作業を、初めてロボットアームだけで成功させたことがあって、ロボットアームの教官を務められ ていたくらいレジェンド的な存在なんです。

と実際の宇宙飛行士・若田光一のロボットアームの腕前についてのエピソードを興奮気味に 披露。また実際のISSと映画に出てくるISSについて

寺門さん:非常に良く似ているんだけども、実際には違う。今のISSを忠実に勉強してうまい具合に改良して作っていますね。

と解説した。

Murakami (Hiroyuki Sanada) in Columbia Pictures’ LIFE.
映画情報どっとこむ ralph 次に「宇宙飛行士のマニュアルの中に、地球外生命体と遭遇したことを想定したマニュアルはあるんですか」と有村が質問すると、

寺門さん:今はないです。あくまでISSに滞在して仕事をして帰ってくるというだけで他の天体との接触はないんです。

と解答。一方で

寺門さん:ただ、 将来は(マニュアルに組み込まれる)可能性があります。映画にもありますが、火星からサンプルを持って帰ってくる際には“宇宙検疫”ということが必要になってくるんです。“宇宙検疫”とは、他の天体から地球に生命を持ち込んだ時に、地球を汚染しないよう プロテクトする。それから逆に地球の生命で他の天体を汚染しないようにする、ということです。非常に厳密に火星からのサンプルを扱う必要があるということが本作では描かれていて、“宇宙検疫”をきちんと扱った映画というのは、(本作が)おそらく最初だと思います。

と説明 した。

関根さん:今ちょうど惑星科学の学会で“宇宙検疫”について議論をしています。火星、エウロパ、タイタン、エンケラドスという 4 つの 天体は生命が存在する可能性があるので、地球から探査機を送るときに非常に気をつけて扱わないといけないという取り決めが あります。

と語るなど、最新の宇宙研究にリンクしている一面も明らかになった。 続いて、地球外生命体に関するトークになると、関根さんは地球外生命体を研究する理由について

関根さん:科学者が地球外生命体を調査 する一つの究極のゴールとして、自分たちが何者かを知りたいという部分があります。そこに地球外生命体を調査する魅力があると思い ます。

とコメント。一方の寺門さんは本作を見て、

寺門さん:カルビンは地球にもいるなと思ったんです。変形菌、また粘菌ともいう不思議な生物が います。

と劇中に登場した地球外生命体・カルビンと似たような性質を持つ生物を連想したそうで、番組内ではその不思議な生態に ついても紹介した。 専門家によるディープなトークの後に

有村さん:色んな SF 作品がある中で、リアリティを追求した、ひょっとしたらこういう 世界があるかもしれないという意味ですごく楽しめました。人間の中に全くの知れない存在が来た時には疑心暗鬼になって しまって、仲間を救うのか、それとも切り捨てるのかという的確な判断を出すことは非常に難しい。地球外生命体・カルビンを通して、こう いうトラブルに陥ったときの人間の本質を問う作品だと思います。

と映画コメンテーターの観点から絶賛した。

映画情報どっとこむ ralph 番組も終盤に差し掛かり、改めて本作を観た感想を聞かれ

関根さん:個人的に一番好きだったシーンは、火星からサンプルが来て、 土壌を小さなカプセルに入れて培養するシーンがあって、あれが私の夢なんです。一番興奮しました。

と自身の夢を熱く語った。これに 対して

有村さん:培養するシーンのどこに興奮したんですか。

と尋ねると

関根さん:火星の泥の色です。そこにものすごく惹かれました。

と専門 家ならではのマニアックなポイントに興奮したことを告白。一方の

黒田さん:最後に『ライフ』というタイトルが付けられた真意が見えてくるよう に感じました。

と、タイトルを通して本作の魅力をアピールした。 その後番組の最後には、本作『ライフ』の本編の一部無料上映が行われ、宇宙の専門家から最新の宇宙研究について学んだ視聴 者は、宇宙への理解を深めて本作を鑑賞している様子だった。

映画情報どっとこむ ralph

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(c) 2017 Skydance Productions, LLC. All Rights Reserved.

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