第30回東京国際映画祭が閉幕を迎え、EXシアター六本木にてクロージングセレモニーにて、各賞の発表・授賞式が行われ、【東京グランプリ/東京都知事賞】にはセミフ・カプランオール監督作品『グレイン』に決定!大九明子監督の『勝手にふるえてろ』は観客賞に選ばれました! 日時:11月3日(金・祝)15:00~17:00 場所:EXシアター六本木 登壇:各賞の受賞者、トミー・リー・ジョーンズ審査委員長、アル・ゴア、小池百合子東京都知事、久松猛朗(フェスティバル・ディレクター) |
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「映画の未来の開拓」に沿って、宝石の原石(ジェムストーン)の様な輝きを放つ若手俳優を世界に紹介することで、彼らがその輝きを増す一助となることを目的として新設された「東京ジェムストーン賞」。松岡茉優『勝手にふるえてろ』(コンペティション)、石橋静河『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(Japan Now)、アデリーヌ・デルミー『マリリンヌ』(コンペティション)、ダフネ・ロー『アケラット-ロヒンギャの祈り』(コンペティション)が選出されました
<東京ジェムストーン賞受賞者コメント> ダフネ・ローさん『アケラット-ロヒンギャの祈り』(コンペティション部門) 松岡茉優さん『勝手にふるえてろ』(コンペティション部門)(メッセージ動画) アデリーヌ・デルミー 『マリリンヌ』(コンペティション部門)(メッセージ動画) |
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<日本映画スプラッシュ部門>
日本映画スプラッシュ作品賞受賞:戸田ひかる監督 アジアの未来 スペシャル・メンション チョウ・ズーヤン監督 国際交流基金アジアセンター特別賞 僕の帰る場所 藤本明緒監督 |
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コンペティション部門
<観客賞> <最優秀脚本賞> <最優秀芸術貢献賞> <最優秀男優賞> <最優秀女優賞> <最優秀監督賞> <審査員特別賞> |
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<東京グランプリ/東京都知事賞> トミー・リー・ジョーンズ審査委員長 講評: 「これから授与する賞なのですが、審査員全員一致で選びました。この美しい撮影法に感銘を受け、神話を現実として捉えている内容が素敵だと思いました。神話の現実、また人々が共通する理解を得ていきまして、神話的な体験を通して、共通の認識を得るという体験です。東京グランプリは『グレイン』に贈ります。」 東京グランプリ/東京都知事賞 セミフ・カプランオール監督 |
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小池百合子東京都知事 コメント: 「東京都知事の小池百合子でございます。本日は第30回東京国際映画祭に多くの皆様方、お越しくださいましてありがとうございます。この映画祭の共催をしておりますのが東京都でございます。東京グランプリを受賞されました『グレイン』のセミフ・カプランオール監督をはじめ、受賞された皆様方に改めてお祝いを申し上げたく存じます。今年のコンペティション部門は88の国、地域から1538の作品の応募がございました。これは過去最高の応募数となっております。また、毎年数多くの才能あるクリエイターがこの東京から世界へと羽ばたくことは大変嬉しいことでございます。この映画祭ですが、関係者の皆様のご尽力により、今年で30回を迎えることができました。こうした積み重ねが東京の魅力の一つに、また発信源の一つになればと思っております。2020年東京オリンピック、パラリンピックまであと3年となりました。これをスポーツだけでなく文化の発信の場として、大いに活用していきたいと思っております。そして世界の人々の心が触れ合う文化の祭典である東京大会、世界を魅了する文化都市へと飛躍する絶好のチャンスでございます。この東京の多様な魅力を伝えるために“Tokyo Tokyo Old meets new”という新たなアイコン、キャッチフレーズを作りました。江戸から続く伝統と最先端の文化、これが共存するのが東京の魅力でございます。このアイコンで東京の魅力を、さらに強く海外に発信していきたいと思っています。東京国際映画祭がますます発展し、そしてまた、東京の魅力がますます高まっていくことを期待しております。本日はありがとうございました。」 トミー・リー・ジョーンズ審査委員長 総評: スペシャルゲスト 『不都合な真実2:放置された地球』アル・ゴアさん 久松猛朗 フェスティバル・ディレクター と、第30回東京国際映画祭の幕は閉じたのでした。 |