映画情報どっとこむ ralph エマ・ワトソンxトム・ハンクスで話題の『ザ・サークル』が11月10日(金)より全国公開となります。

ピューリッツァー賞、全米図書賞ノミネート作家デイヴ・エガーズの同名小説を映画化した作品です。

この度、元祖SNS女王のはあちゅう、映画ソムリエの東紗友美が登壇して、映画を観たまさに今SNS全盛の社会のど真ん中で活躍しているブロガー及びSNSインフルエンサー約30名と、実際に現実社会でSNSを活用している上での炎上の実体験やSNSのこれからについてなどを語るイベントを行いました。

日時:10月24日(火)
場所:ギャガ試写室
登壇:はあちゅう、東紗友美、柳下修平(MC)

映画情報どっとこむ ralph 世界的にトップシェアを誇る超巨大SNS企業<サークル>。誰もが憧れるこの最先端企業に採用された新入社員のメイ(エマ・ワトソン)はカリスマ経営者ベイリー(トム・ハンクス)の目に留まり、新サービスのモデルに大抜擢され、超小型最新カメラを通して24時間の自身をネット上に公開することに。瞬く間に一千万人を超えるフォロワーを獲得し、アイドル的存在になっていくが・・・。

大勢のブロガーが待ち受ける中、はあちゅうさんと東紗友美さんが登場。

作品の感想を求められると、

東さん:バランスがいい映画だな、と思いました。SNSを題材に扱った作品だと『白ゆき姫殺人事件』だったり、『ディス/コネクト』のようなSNSは悪いことを描いているものが多かったけど、『ザ・サークル』の中では、SNSの良い側面も書かれていて、バランスがいいな、と思いました。

はあちゅうさん:リアリティがあると感じました。メイのような、SNSに慣れていない人がSNSを更新していくと逆にはまってしまう。初心者だと『SNSを更新しなきゃ』という、強迫観念の中でSNSを更新したりすると思うんですが、そこにリアリティがあったように感じました。

と、SNSを日常的に使っている2人だからこその感想述べました。

映画情報どっとこむ ralph 続いて、SNSを日常的に使っている2人に、劇中でエマ・ワトソン演じるメイがSNSにのめり込んでいくことから、SNSにのめり込んだエピソードを聞くと、

東さん:私はSNSのおかげで良いことばかりの人生で、特にインスタのおかげで、自分からは行かないようなところに行くこともできました。のめり込んだエピソードだと、Facebookで元彼を調べていたりして、10時間くらい経っていたりしました。(笑)

と、女子なら一度は経験したことがある(!?)エピソードを披露。

このエピソードに、

はあちゅうさん:同級生や元彼を検索することは確かにある。私の場合は逆にSNSやグーグルで検索した時に、出てこない人の方が気になる。そしてSNSで連絡がとれ始めたりすると、その人への興味が薄れたりします。普通の人ののめり込んでいる感じが、私にとっては普通。旅行中も「旅行中なのに携帯をずっと触っている。」と、批判する人もいるけど、それは私にとって普通です。

と、元祖SNS女王らしい持論を展開。

映画情報どっとこむ ralph この映画をどうやって楽しんで欲しいかと問われると、

はあちゅうさん:普段SNSに触れていない人が見ると、SNSって怖いな、と思ってある程度距離を感じる。SNSの中毒具合を測れる作品だな、と思います。ここまでは許容範囲だな、だったり、自分だったらここまではしないな、だったり、自分と照らし合わせることがあるからこそ面白い映画だな、と思います。

と、SNSを使う人にこそ楽しんでもらいたい作品ということをアピールした。

ここで、集まったブロガーに感想を求めると、

「SNSにおける群集心理って怖い。」
「サークル社内の映像でワクワク感を感じた。希望に溢れた会社だな、と感じた。」

などと様々な感想が飛び出した。

最後にどんな人に観て欲しいかと聞かれると、

はあちゅうさん:この作品は最後に問題提起をしていて、最後のシーンについても、それぞれ見た人に考えて欲しい。

東さん:この人とSNSについて話したい!という人がいる人に見て欲しい。あとは国連でもスピーチをしているエマ演じるメイのスピーチの映像を見て、スピーチだったりプレゼンの参考になるので、そこにも注目して欲しい。

と語り、イベントはアットホームな空気に包まれ終了した。

映画情報どっとこむ ralph

『ザ・サークル』

11月10日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズ 他全国ロードショー

物語・・・
世界No.1のシェアを誇る超巨大SNS企業<サークル>。憧れの企業に採用された新人のメイ(エマ・ワトソン)は、ある事件をきっかけに、カリスマ経営者のベイリー(トム・ハンクス)の目に留まり、<サークル>の開発した超小型カメラによる新サービス<シーチェンジ>のモデルケースに大抜擢される。自らの24時間をカメラの前に公開したメイは、瞬く間に1000万人超のフォロワーを得てアイドル的な存在になるのだが―。

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出演:エマ・ワトソン『美女と野獣』、トム・ハンクス『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ、ジョン・ボイエガ『スター・ウォーズフォースの覚醒』、カレン・ギラン『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、エラー・コルトレーン『6才のボクが、大人になるまで』、ビル・パクストン『エイリアン』シリーズ

監督&脚本:ジェームズ・ポンソルト/原作:デイヴ・エガーズ著「ザ・サークル」(早川書房)/音楽:ダニー・エルフマン『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』/編集:リサ・ラセック『アベンジャーズ』シリーズ/撮影:マシュー・リバティーク『ブラック・スワン』/美術:ジェラルド・サリバン『グランド・ブタペスト・ホテル』原題:The Circle/2017年/アメリカ/シネスコ/5.1chデジタル/110分/配給:ギャガ/© 2017 IN Splitter, L.P. All Rights Reserved.

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