SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2013において、SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザの若手映像クリエイター支援プログラム「Go-all」による4作品のオムニバス上映および監督の舞台挨拶が行われました。 埼玉に住むある家族をテーマに父親、母親、息子、娘に起こる、それぞれの出来事を新進気鋭の若手監督たちが描いています。 ■娘編 ■母親編 ■父親編 ■息子編 日時: 2013年7月18日[木]開場13:40、開映14:00 ■場所: SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ4F 映像ホール |
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各監督、と主演俳優さんが登壇、自己紹介の後、各映画ごとにトークが展開されました。
MC:『ハカバノート』福山監督。地元川口での撮影でしたが、思い出に残っているエピソードなどあれば。 福山監督:すべてが思い出深いところでしたが、ワカバ演じる森田涼花さんに走っていただいてるんですが、こけたところで怪我をさせてしまいました。 そんな中で、頑張っていただきました。 森田:こんな小っちゃい傷だったから、どおってことないです。この撮影した時期がほんとに最近撮影して、今上映されて。。。あの~ビックリしています。そして、自分が長くおっきく皆さんの前で写っているのでドキドキしてみていました。 ゆれる思春期ということで、監督と相談しながら演じました。 |
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MC: 『キャンディ』加瀬監督。母親編のロードムービーを4日間で撮影したわけですがいかがでしたか?
加瀬監督:埼玉だけでなく。。。逗子、最終的には千葉。移動移動で大変でしたけど、何とかまとめて。 伊藤:4日間で終わったんですけど、4日間ほぼ貫徹でした。商店街を走るシーンは朝の4時でした。 加瀬監督:しかもそのシーン落としました。。。 伊藤:でも、楽しい撮影でしたよ。 |
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MC:『父親輪舞曲』角川監督。ミュージカル映画を作るに当り、熱く熱く鶴見さんを口説かれたようですが。
角川監督:先ず、ミュージカル作品が日本ではスタンダードの物が無いなと想い作ったわけですが。僕の思いを伝えたうえで快諾していただいた感じです。 鶴見:熱く語っていただきましたよ。先ずCDをいただいて。。。監督の歌声で入ってるんですが、旨いんですよ。監督イケメンで、ミュージカルの俳優でもあるんですよ。ちょっとやりにくい所もあったんですよ。 日本でミュージカル映画をつくるのは凄く難しいのですが、旨くバランスをとっていて、そこに僕も感動し共感しこの作品に携わりたいなと思いました。 角川監督:撮影最後に、鶴見さんに、こういうのを待ってたんだよ。って言っていただいて、光栄でした。 |
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MC:『ライフワーク』 演じられた大野さんは撮影からブログをUPされていて楽しそうでしたが。。。 大野:楽しかったですね。完山組みが凄くアットホームであったかくて、最初からリラックスして参加できました。それでいてとっても熱くて。完山組みに入れていただいて本当に幸せです。 完山監督:キャストさんとクルーがすばらしくて、助けられたなーという印象です。大野君の魅力が映像に焼き付けられるかと考えていて。。彼自身がまじめで純粋なんですね。その良さを活かしたかったんです。 大野:シーンごとに、説明を受けて、そこを話し合いを凄くして楽しかったです。 |
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MC:家族が揃う最後のシーンをまとめた福山監督に一言。
福山監督:其々の短編を観ていない中で、最後のシーンは其々の役者さんが監督だったと思います。 この後、フォトセッションでイベント終了。とっても、アットホームな上映&トークイベントでした。 この4本のまったく違うテイストの短編がひとつの作品になる、 『埼玉家族』 は、10月12日(土)より公開です。 製作:松竹株式会社/埼玉県 配給:松竹株式会社映像商品部 |
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映画に関して個人的な感想ですが。。。 4人の監督が互いの作品をまったく知らずに制作し(もちろん家族の設定等は知っている)、そして出来上がった作品はテイストがまったく異なる物。でも最後に1本の映画になっている。なかなか面白いアプローチだと思います。 そして、この演出が其々の監督の作品を引きたたせている結果になっている気がします。 因みに僕のお気に入りは斬新な、角川(かくかわ)監督『父親輪舞曲』。こういう作り方もあるんだなと感心しました。今回登壇されなかったけど、水崎綾女さんの歌。なかなかです。 |