映画情報どっとこむ ralph 作家・住野よる著の同名青春小説をベースに、重い膵臓の病を抱えた女子高生・山内桜良と、家族以外で唯一その秘密を知ることになる【僕】との日々を描く感動作「君の膵臓をたべたい」。

この夏一番の青春映画である本作が、7月28日に公開を迎え、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて初日舞台挨拶が行われ、ダブル主演を務めた女優の浜辺美波さん、俳優の北村匠海さんをはじめ、原作にはない12年後の現在パートに出演する北川景子さん、小栗旬さん、そしてメガホンをとった月川翔監督が登壇しました。

主演の浜辺さんと北村さんは約一カ月半にわたり、全国13都市を周るプロモーション活動を実施。その模様を捉えた特別映像が流れると涙する一幕も。

「君の膵臓をたべたい」初日舞台挨拶
日付:7月28日
場所:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
登壇:浜辺美波、北村匠海、北川景子、小栗旬、月川翔監督

映画情報どっとこむ ralph キャストの皆さんと監督が登壇すると、大きな歓声と温かい拍手が!

浜辺さん(山内桜良役):今日は私にとって、とても大切な日になると思いますので、しっかりとお話したいです。よろしくお願いします!

北村さん(【僕】役):美波ちゃんと一緒に、約一カ月半、キャンペーンで全国13都市を周りました。この映画が世に出ることをずっと楽しみにしていまして、こうして無事に初日を迎えることができました。本当にありがとうございます!

北川さん(12年後の桜良の親友・恭子役):こうして皆さんのお顔を拝見しますと、映画に満足していただけたことが伺えました。この余韻をみんなで共感していきたいと思います。

小栗さん(12年後の【僕】役):素晴らしい主演の二人でした! ね、みなさん?!(会場:拍手) 本日は楽しんでください!

月川監督:たくさんの話題作が公開されている中で、この映画を選び、足を運んでいただいたことにとても感謝しています。今日は素敵なキャストたちの話を楽しんでください。

MC:浜辺さんと北村さんは、地方キャンペーンを始め、本当にいろいろ大変だったと思いますが、初日を迎えられて、今のお気持ちはいかがですか?

浜辺さん:私は舞台裏にいるときから足が震えていて、誰とも話ができないほど緊張しています。でも、それだけ今日は大切な日だと思っています。

北村さん:最初は緊張していなかったのですが、いろいろな方から「初日おめでとう!」と声をかけていただき、どんどん緊張してきました。いま自分が何を言っているのか少し分からなくなっています(笑)。ですが、主演という立場でこの場に立てて、うれしいです!

MC:北川さんと小栗さん、若い二人を見守る立場で初日を迎えられていかがでしょうか?

北川さん:初日の舞台挨拶は、どのような立ち位置でも感慨深いものがあります。みんな一生懸命に撮影をして、お客様に(作品を)橋渡しできる日をずっと待ち望んでいます。今回は「主演の二人にお力添えできれば」という思いでした。こんな素敵な空間を共有できて、とても嬉しいです。

小栗さん:舞台挨拶前に控えていた時も、美波ちゃんからは特に緊張している様子が伝わってきました。二人ともドキドキして初日を迎えていると思いましたが、最初の一言挨拶を聞いたところ、一番緊張しているのは月川監督でしたね(笑)。でも、それは当然だと思います!

MC:小栗さんは主演映画「銀魂」のイベントで、この「キミスイ」をアピールされていましたね?

小栗さん:本作は本当に観ていただきたい作品です。それに、(「銀魂」公開から)もう二週間経ったので、ぜひこれからは本作をお願いします(笑)。どんどん(口コミが)広まってくれればと思います。

月川監督:二週間前にその記事を見まして、「ありがとう!」と思いました。とてもうれしいです !

MC:それではここで、主演のお二人が頑張ったプロモーション活動の様子を捉えた映像をご覧ください! 総移動距離11,510キロ、総取材時間数は205時間、総取材媒体数は285媒体。数字だけではあまりピンとこないかもしれませんが、移動距離はほぼ日本一周です!

浜辺さん:作品に向き合う時間がこれだけあったことがうれしいです! 私は特に話をすることが苦手でしたが、取材では精一杯お話ししました。毎回あっという間でした。

北村さん:僕は音楽の仕事もするので、取材の経験はありますが、285媒体というのは初めてでした。途中で永遠に映画が公開しないような気持ちになり、スケジュールを確認しました(笑)。今ここで移動距離が日本一周分にのぼることを初めて知りました。それだけみなさんに思いを伝えたい作品ですし、これだけの時間をもらえて良かったです! それが、この先につながることを願っています。

MC:北川さんと小栗さんもプロモーション活動の経験があると思いますが、この数字をどう思われますか?

北川さん:「こんなに取材を受けたの?」という感じですごいなと思いました。宣伝をしたくても、なかなか時間をもらえないこともありますから、こういう機会は二人にとって良い経験になったと思います。

小栗さん:205時間は本当にすごい! 僕は絶対にやりたくないです(笑)。 すごくキツイと思います! えらい!

北村さん:うれしいです! 頑張った甲斐がありました!

月川監督:僕は二人に感謝しています。この映画を伝えるために、本当に大勢の方々に関わったんですね。映画の中でも「生きるというのは人と関わること」だと語られますが、この数カ月、二人がたくさんの方々と関わることで、成長し大人になっていくのを感じました。

MC:浜辺さんと北村さんは全部で13都市を周りました。それぞれの都市で出会いや体験があったかと思いますので、ぜひ印象に残ったことをお聞かせください。

浜辺さん:私は出身が石川県なんですが、映画と共にに地元に帰ることができたことが一番の思い出です! 小さい時からたくさんの方に応援してもらい、そういった方々との出来事がいっぱいありました。試写会の舞台挨拶でも、みなさんが温かくて迎えてくださり、近い距離感で接してくれました。

北村さん:僕は食べ物の思い出が一番です! 美波ちゃんと僕の唯一の共通点は、唐揚げが好きなことなんです。各地で唐揚げを食べましたし、(プロモーション活動の)後半は楽屋に唐揚げが用意されていました。美味しい食べ物を食べながら、とても楽しく13都市を周りました。

小栗さん:美味しいものを食べたことは思い出に残るよね!

MC:北川さんと小栗さんは、これまでのプロモーション活動で印象深い出来事はありますか?

北川さん:地域により試写会での反応が異なりました。例えば西日本の観客と東日本の観客のリアクションの違いや、あとは取材記者の方々の個性を強く感じました。方言を教えてくれたり、ご当地キャラクターの話なども記憶に残りました。(キャラクターの濃い取材記者は)いるよね?

北村さん:はい! 今思えばそうですね、(キャラクターの濃い方が)多かったです。

小栗さん:プロモーション先の映画館で歓迎してもらいました。作品に合わせてのイラストや飾り付けなど、あの手この手でお出迎えいただき、そういう歓迎を受けて、作品への愛情を感じました。

北村さん:今回は劇場に行くことが多かったんですが、楽屋のホワイトボードに似顔絵が描かれていたりして、この映画に対する愛を身近に感じることができました。すごく良い経験をしました。

浜辺さん:応援してくださる方々の愛情をいただいて、気合いが入りました!

映画情報どっとこむ ralph 本作の主題歌、Mr.Childrenの楽曲「himawari」に合わせて、約四分間の特別映像をお披露目! クランクアップ、飛行機に搭乗、取材風景、応援メッセージなどが、次々と流れる。
 
MC:浜辺さん、北村さん、いかがでしたか?

浜辺さん:(映像の中で)私が知らない間に書いてくださったメッセージパネルを見られたので、うれしいです。キャンペーンの時に感じた気持ちを思い出して胸が熱くなりました。

北村さん:思わず涙しそうになり、危ないところでした。映画公開までの時間は、すごく長かったようで短かったです。でも、それを成し遂げられたのは僕ら二人だけではなく、宣伝スタッフの方々、各地の方々の支えがあったからです。いろいろな人の力を借り、「君の膵臓をたべたい」という作品の魅力を伝えてきたのだと、改めて思いました。

MC:北川さん、小栗さん、お二人の姿をご覧になっていかがでしたか?

北川さん:こんなにあちこちを周っていたことに驚きましたし、映像に合わせて流れる曲がいいので、まるで自分が行ったかのような気分になり、泣きそうになりました。(二人に)お疲れさまでした! よく頑張りました! (会場:拍手)

小栗さん:
本当にすばらしいです! 自分のこれからの仕事に対する姿勢を考えたいと思います。(会場:笑)

映画情報どっとこむ ralph MC:ここで大先輩の北川さんと小栗さんから、お疲れさまの意味を込めてプレゼントがあります。 春から夏にかけての物語であること、それに主題歌の「himawari」に絡めてヒマワリの花束です!

北川さんから浜辺さんにヒマワリの花束の贈呈

北川さん:言葉で魅力を伝えることが難しい作品だったと思いますが、一生懸命にプロモーションしている姿は素敵でした。本当に素晴らしい桜良をありがとうございます! お疲れさまです!

浜辺さん:ありがとうございます! 本当にうれしくて、いろいろな思いがこみ上げて熱くなりました。

小栗さんから北村さんにヒマワリの花束を贈呈

小栗さん:ご苦労様でした! (映画「TAJOMARU」では小栗さんが演じる主人公・多襄丸の少年時代を演じた)匠海くんと、また同じ役を演じられてうれしかったです! ありがとうございます!

北村さん:この映画が決まった際、小栗さんと同じ人物の役を演じられることが、まず嬉しかったです。この映画を経て、俳優としても頑張って、素敵なキャストのみなさんと、また素敵な映画を作りたいと思います。

MC:最後に、浜辺さんと北村さんよりメッセージをお願いします。

北村さん:僕たちは撮影・取材という長い時間を経て、今日ここに立っています。みなさまの「君の膵臓をたべたい」のスタートは今日だと思います。この素敵な映画をよろしくお願いします! 

浜辺さん:私はこの映画の撮影中にも自分が未熟だと感じることが多くて、不器用な分だけ人よりも不安が大きかったです。でも、この作品では監督をはじめスタッフ、キャストのみなさんが温かく見守り支えてくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。つまり何が言いたいかと言いますと、(劇中で語られるヒロインの思いを込めて)「私はやっぱり”君の膵臓をたべたい”」。どうもありがとうございました。

君の膵臓をたべたい

7月28日より絶賛全国公開中です!

物語・・・
高校時代のクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに母校の教師となった【僕】(小栗旬)。
彼は、教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく。
膵臓の病を患う彼女が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから、【僕】(北村匠海)と桜良は次第に一緒に過ごすことに。

だが、眩いまでに懸命に生きる彼女の日々はやがて、終わりを告げる。 桜良の死から12年。

結婚を目前に控えた彼女の親友・恭子(北川景子)もまた、【僕】と同様に、桜良と過ごした日々を思い出していた。

そして、ある事をきっかけに、桜良が12年の時を超えて伝えたかった本当の想いを知る2人―。

公式HP :
http://kimisui.jp/
ツイッター :
@kimisui_movie #キミスイ

Facebook :
@kiisui.movie

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原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社刊)
原作クレジット ©住野よる/双葉社
監督:月川 翔
脚本:吉田智子
音楽:松谷 卓/追加編曲:伊藤ゴロー

出演:浜辺美波 北村匠海
大友花恋 矢本悠馬 桜田通 森下大地 /上地雄輔
北川景子/小栗 旬

©2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会
©住野よる/双葉社
    

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