![]() |
1970年代一世を風靡した永井豪原作の巨大ロボットアニメ「マジンガーZ」が映画で超復活!![]() 映画祭のメイン会場・ボンリューにて、世界的に注目を集める作品の制作過程・メイキングをいち早く披露する「Making of」というプログラムで、ファン待望の最新情報を紹介しました。 アヌシー国際アニメーション映画祭 |
![]() |
![]() 70年代のTVアニメ放映当時に、驚異的な視聴率を叩き出し、その後もマジンガーZの巨大立像や様々な展示会が行われ続ける伝説の地・ヨーロッパで、絶大な人気と知名度を誇る「マジンガーZ」生みの親である原作者の永井豪が招待され、フランス・アヌシーの地に降臨。今年画業50周年を迎える永井は、同映画祭初参加を果たしました。 アヌシー映画祭のメイン会場となるボンリューの、一番大きな940名キャパの会場が完売になるのほど多くのファン達の期待が集まった本イベント。 熱気溢れる中、フィギュアやグッズを大量に買い込んだファンや、「マジンガーZ」や「グレンタイザー」のTシャツを着た熱狂的なファンが集まるその観客席に、なんと『パシフィック・リム』監督のギレルモ・デル・トロがサプライズで参加!突然の登場に観客が喜ぶ中、永井豪先生が観客席へと現れ、ギレルモの持参したノートにマジンガーZのイラストとサインを直筆。ギレルモは大興奮で「サンキュー!アリガトウ!」と大きな抱擁をかわし、感激の笑顔でガッツポーズをとっていた。 |
![]() |
イベントでは、まず本作のプロデューサーであるダイナミック企画の永井一巨氏と東映アニメーションの金丸裕氏が登壇し、今回の映画を製作することになった経緯や、本作ストーリーなどの最新情報を発表。
永井一巨:現代社会が多様性のある社会になってきていて、価値観が色々増えている。正義の定義もひとつではない。色々な選択ができる世の中で、兜甲児という絶対的な正義感を持っている人物が現代社会をどうやって生きていくのかというのを、是非とも今の世の中の人たちに提示してみたかった。 金丸裕:1972年に東映アニメーションが「マジンガーZ」のテレビ放映を開始。そして今年は永井豪先生の画業50周年の記念の年です。今作は、ハイブリッドなアニメーションで映画を制作しています。ロボットは3DCG、キャラクターは2Dアニメーションで表現しています。TVシリーズから地続きの世界を描く映画だからこそ、ハイブリッドな表現が重要だと考えたのです。 |
![]() |
さらに、本イベントで世界初公開となる本編から抜粋された特別映像が放映されると、会場が震える程の鳴り止まない拍手と歓声で、観客達の熱気がピークに。
そして続けての永井豪先生の登場には、会場中がスタンディングオベーション! 永井先生:アヌシー初めてですが、暑いですね(笑)。蒸すような暑さの中で、熱いアニメファンの気持ち伝わってくる、開かれた映画祭という印象を持ちました。 と挨拶。今回の映画について 永井先生:当初より、今の世の中の方がマジンガーZが活躍するのにふさわしいと思います。未来に対する混乱を感じながら、強い力で平和を取り戻す為のヒーローを求めている空気があると思う。僕自身は45年前に作ったときもその当時より先の時代を見てつくっていたので、そういう意味で現代のほうが会っていると思います。 と熱く語った。 最後に、 永井先生:昔からみた人も、これからはじめて見る人も、キャラクターの魅力を沢山感じていただけると嬉しいです。先ほど、ギレルモさんにマジンガーのような力で抱きつかれて(笑)。子供の頃にすごい影響をうけたと感謝されましたが、彼のような素晴らしい才能が新しいマジンガーによって影響を受けて次々と生まれてくることを期待しています。みなさんの中にもそういった才能ある方がうまれることを願っております。 と本作を楽しみにしているファンに向けてメッセージを向けた。 先生の口から語られる言葉を熱心に聞いたファン達は、熱い想いと映画への大きな期待感を胸に会場を後にしました。 |
![]() |
さらに、特別イベントでは世界中のファン必見の<トリプル大発表>をしました。 『劇場版マジンガーZ』(仮題)<トリプル大発表> その1:オープニングテーマ決定! その2:劇中音楽担当決定!! その3:“完全新作”ストーリー大解禁!!!
さらに! 「劇場版マジンガーZ」公式ツイッターが満を持してオープン!! 全世界注目の、永井豪画業50周年プロジェクト『劇場版マジンガーZ』(仮題)の続報に、乞うご期待ください! |
声優:森久保祥太郎 茅野愛衣
原作:永井豪
監督:志水淳児 脚本:小沢高広(うめ)
メカニックデザイン:柳瀬敬之
キャラクターデザイン:飯島弘也
美術監督:氏家誠(GREEN)
助監督:なかの★陽
音楽:渡辺俊幸
オープニングテーマ:水木一郎
制作:東映アニメーション
配給:東映
©永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会
COMING SOON!世界先行上映決定!