向井理の祖母・芦村朋子の半生記を綴った「何日君再来」を映画化した『いつまた、君と ~何日君再来~』が6/24(土)より全国公開となります。
向井理が大学生のときに、祖母の手記をパソコンで打ち直し、家族や親戚と共に自費出版をして、卒寿(90歳)をむかえた祖母へお祝いとしてプレゼントしたもの。この原作をもとに向井理自身が7年前から映画化を熱望し、企画にも携わった意欲作。 日時:6月4日(日) |
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衣食住もままならない戦後の混乱期、夫・吾郎(向井理の祖父)と妻・朋子が、時代の波に翻弄されながらも、日本人としての誇りを失わずに懸命に生きる、壮大な愛の実話。現代の朋子が書き綴った手記を、孫の理が1冊の本にまとめていく過程で、過去を振り返っていく回想形式によって語られていきます。と言う物語を観た観客に 向井さん:本日はありがとうございます。映画を観終えて30分で俳句を作っていただいて楽しみにしています。
との挨拶からスタート。 向井さんのおばあさんの手記が原作。企画から携わる向井さんは 向井さん:僕は言い出しただけで、周りに助けられました。脚本も一番書いてほしかったゲゲゲの女房の山本さんにお願いできましたし、監督も深川栄洋さんで嬉しいことだらけでした。ゆっくりとでしたがこのタイミングで映画化できたのは良かったです。 |
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観客の皆さんと一緒に映画を観ていた星野先生は観たのも3回目。それでも、 星野先生:映画で涙することはあまりないのですが・・・じわじわ来ます。泣きたくない意地があるのに・・破られました。(笑)感動しました。三回目の涙を流してしまいました。お祖母ちゃん孝行な俳優さん。直にオアイデキテ今夜眠れません! と言うものの、実は星野先生、尾野真千子さんも好きだそうで、ちょっぴり残念そう。 尾野真千子さんが演じたのは、向井さんのおばあさま。実際には小学生から大学までの間一緒に暮らしていたそうで。 向井さん:よく海外に行く人で、僕も中学の時にインドネシアに二人で行きました。1人でもイタリアに3か月間行ってて、家族で心配していましたが、絵を描いてきて帰ってきてから個展開いてました。 と、アクティブなおばあさまの驚きなエピソードを披露。
向井さん:名前も手記の時に知ったぐらいで。印象はユーモアがあって、皆を楽しませる人。そして、書き物が好きで俳句も書いていたんです。演じる面では脚本家の山本むつみさんが取材をしてくれて脚本にしてくれていたので、それに忠実に丁寧に演じました。トラックは70年近い昔の物を用意していただいて、全部自分で運転したんですけど。エンストさせるのって難しかったです。 一方、高濱虚子のひ孫にあたる星野先生は 星野先生:俳句をやり始めて、虚子の凄さがわかったんですけどね。私も向井さんと同じでおばあちゃん子で、お祖母ちゃんの俳句をみて、俳句をやろうと思ったんです。 と、明かしました。 |
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そして、俳句を愛する皆さんが集まったこのイベント。映画を観て俳句を詠み。挙手制で披露するというもの。 かなり積極的な皆さん。 最後に星野先生も一句。 向ひ合ふ千のこだまや大夏野 |
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最後に・・・ 向井さん:大変な当時を乗り越えてきた人たちが先祖にいて、自分たちがいるのだと。少しでも先人たちに思いを馳せるのもいいかなと思います。是非劇場に足をお運びください。 物語・・・ |
出演:尾野真千子 向井理 岸本加世子 駿河太郎 イッセー尾形 成田偉心 / 野際陽子
原作:『何日君再来』芦村朋子
主題歌:「何日君再来」高畑充希(ワーナーミュージック・ジャパン)
脚本:山本むつみ「ゲゲゲの女房」「八重の桜」
監督:深川栄洋「神様のカルテ」「60歳のラブレター」
製作:「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会
配給:ショウゲート
(C)2017「いつまた、君と ~何日君再来~」製作委員会