作家・山内マリコの書き下ろし小説を『私たちのハァハァ』の松居大悟監督が映画化『アズミ・ハルコは行方不明』が12月3日(土)の公開に先駆けて、11月10日(木)にプレミア試写会を実施しました。
イベントには、蒼井優さんはじめ、高畑充希さん、太賀さん、葉山奨之さん、石崎ひゅーいさん、加瀬亮さん、花影花音さん、松居大悟監督と一同勢揃いして感想や撮影の話など繰り広げました。 『アズミ・ハルコは行方不明』プレミア試写会 |
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個性的なキャラクターとキャスティングについて聞かれた監督。
監督:この映画自体が上手くまとめたくなかったんで。技術より、見てたらワクワクさせてくれる人に声をかけました。 と、このキャストを選んだいきさつを話し、そうしてオファーされた蒼井さんは・・・ 蒼井さん:アズミ・ハルコは行方不明って、主演なのにいないの凄い楽じゃない?。でも、台本読んだら意外と出番があって撮影大変でした。監督とプロデューサーと蒼井優が同じ年で興味が。台本読んだらわけわからなくて出来上がりが想像できなかったのですが。30の節目に挑戦してもいいんじゃないかと。 と出演の経緯を話されました。 続いて、とと姉ちゃんの次の役が本作のはじけてる愛菜。演じるにあたり意識されたことは。 と、蒼井優の一言が今回の怪演のきっかけになったそう。 若手チームは高畑さんを中心に相当はじけていて 同じチーム:キルロイの葉山さんはJKにボコられる役。 葉山さん:急にみっちゃんが、急にアイナになるので怖かったです。 と、撮影のエピソードを語りました。 |
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加瀬さんはお巡りさん。いつも何かを食べている役。女性のマスコミの方の多くが癒されたそう。 加瀬さん:癒された人が・・・不思議ですね。・・読んだ時に登場人物のいる町の一部としていればいいのかなと演じました。監督は今までダメな男を応援する側で撮ってきたのに。今回は真逆で。挑戦と興味を覚えてオファーを受けました。 と、それに対して 監督:事件も起きない町。 危険性の低さの象徴になってもらいました。 加瀬さん:僕が言ったらみんな寝てなかったんだと思うんですね。一周してテンションが高くって。凄いエネルギーの中で。力抜いて仕事しました。 |
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そして、映画を観ると消えた理由がわかりますが。。。消えちゃいたい願望は?
蒼井さん:消えちゃいたいって理解できて。死にたいんじゃなくて消えたいんだって時期ありました。暗いテンションではなくて、いなかったことにしてくれなかったなというくらい。女性って第二思春期が来て。なんて恥ずかしいことしてしまったんだろうと。取り返しがつかない。その情けない時に消えちゃいたいですね。 高畑さん:今日です!焼肉券10万円分もらったので、みんなを焼肉に連れて行くつもりで。でも。実は5万円分で。。。。足りないです。本当に消えたいです。。。 そして、気分を変えて本作の魅力を聞かれ 高畑さん:観た時も、ちゃんと説明はできないかもしれなくて・・・でも、ワンシーン、ワンシーン目が離せない。何とも言えないパワーもらえます。特に女子は世界が明るくなると思います。なんかいい作品なので関われてラッキーです。 蒼井さん:女祭りみたいな映画です。男性のお客さんが見られたら・・・豊洲の街の女性を見る目が変わるかもしれません。 『アズミ・ハルコは行方不明』 は、12月3日(土)の公開です。 公式HP:azumiharuko.com |
出演:蒼井優 高畑充希 太賀 葉山奨之 石崎ひゅーい
菊池亜希子 山田真歩 落合モトキ 芹那 花影香音 /柳憂怜 国広富之/加瀬亮
劇中アニメーション:ひらのりょう
音楽:環ROY
監督:松居大悟(『ワンダフルワールドエンド』『スイートブールサイド』『私たちのハァハァ』)
原作:「アズミ・ハルコは行方不明」山内マリコ(幻冬舎文庫)
©2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会