『パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト』が7月23日、Bnkamuraル・シネマ他、全国ロードショーされます。 フラメンコに革命を起こし、その超絶的な速弾きと類まれなるテクニックで、ジャンルを超えて世界中の音楽ファンを魅了し続けた偉大なるギタリスト、パコ・デ・ルシア。その息子である監督が映し出す、天才の知られざる素顔のドキュメンタリーです。 そして、父の日(6月19日)を記念し、パコの実の息子クーロ・サンチェス(本作の監督、32歳)のインタビューが到着!偉大な父を撮った心情が明らかになりました。 さらに、いま話題のギタリストが主人公の恋愛小説「マチネの終わりに」著者・平野啓一郎さん、名俳優のみならずベーシストとしても知られる中村梅雀さんらから絶賛コメントが寄せられています。 |
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クーロ・サンチェス監督 インタビュー
Q:ギタリスト パコではなく、父パコはどのようなひとでしたか。 Q:家庭では、どのような存在でしたか。 Q:妻(監督にとっての母親)や子供にどのように接していましたか。 Q:監督はギターは弾いていないとのこと、音楽活動、楽器はやりますか?もし音楽とは無縁としたらその理由は? Q:パコから最も影響を受けたことはどのような点ですか。 Q:急逝してしまい、パコに聞けなかったことはありますか。 Q:この映画で一番好きなシーンは? Q:監督の一番好きなパコの楽曲は? Q:監督は、今後、もし子供ができたら、パコのことをどのように伝えたいですか? Q:これだけは伝えたかったことは? |
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著名人のみなさんからのコメントもどうぞ!
池上季実子 女優 沖仁 フラメンコギタリスト 小野リサ ボサノヴァ歌手 加藤登紀子 歌手 カニサレス フラメンコ・ギタリスト/作曲家 鳥山雄司 ギタリスト、音楽プロデューサー 中村梅雀 俳優・ベーシスト 平野啓一郎 作家 萬田久子 女優 |
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世界を股にかけたスーパー・ギタリストの、頑ななまでの完璧主義ぶりと狂気に近い音楽探究への執念、その生き様に刻まれた栄光と挫折。音楽界のレジェンドたちのインタビューと、その圧倒的なテクニックによって生み出される、官能的で華麗なる旋律が奏でる名演奏シーンに心躍る、至福の音楽体験!
『パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト』 が7月23日、Bnkamuraル・シネマ他、全国ロードショーです。 公式HP:pacodelucia.jp |
監督:クーロ・サンチェス
出演:パコ・デ・ルシア、チック・コリア、カルロス・サンタナ、ジョン・マクラフリン
原題:PACO DE LUCIA A JOURNEY / 2014年 / スペイン映画 / 90分 / ビスタ / カラー&モノクロ / DCP / 5.1chサラウンド
日本語字幕:原田りえ / 配給:RESPECT(レスぺ)
宣伝協力:Lem / 後援:スペイン大使館
セルバンテス文館センター東京/ 一般社団法人 日本フラメンコ協会/ 公益財団法人 日本スペイン協会 2015年
© Ziggurat Films
プロフィール:パコ・デ・ルシア
1947年12月21日、スペインのアンダルシア地方の町アルヘシーラスで生まれる。幼いころから父と兄ラモンからギターを教わる。13歳の時、兄とともにホセ・グレコ舞踏団に加わり、北米・中南米を巡演。そこで数多くのギタリストと出会う。1967年、19歳で初のソロアルバム「天才」をレコーディング。72年3月初来日。翌年録音された「二筋の川」の大ヒットで国際的な名声を得る。1977年、フラメンコ分野で活躍していたパコに転機が訪れる。チック・コリア、カルロス・サンタナなどジャズ・ミュージシャンとも共演。1979年、アル・ディ・メオラ(※一時期ラリー・コリエルに交替したが、後にディ・メオラが復帰。)、ジョン・マクラフリンとの3人でアコースティック・ギターのみで敢行したツアー、続く81年に発表したアルバムによって、スーパー・ギター・トリオの愛称で親しまれ、その知名度を確固たるものとした。2014年2月26日、滞在先のメキシコで心臓発作により急死。