命を懸けて胸をもんだ安田顕！『俳優 亀岡拓次』完成披露舞台挨拶で

本作の1月30日（土）の公開に先駆け、本作の完成披露試写会が行われ、安田顕、麻生久美子、三田佳子、横浜聡子監督登壇し店舗舞台挨拶が行われました。

映画『俳優 亀岡拓次』完成披露試写会＆舞台挨拶イベント
日時：1月19日（火）　
場所：テアトル新宿
登壇：安田顕、麻生久美子、三田佳子、横浜聡子監督

安田さん：平日の昼間からこんなにたくさんの方にお集まりいただきありがとうございます。華やかな場所で、華やかな女優さんに囲まれてご挨拶ができることを光栄に思っています。

麻生さん：こんにちは、居酒屋ムロタのおかみを演じている麻生久美子です。本日はお越しいただきありがとうございます。私は横浜聡子監督の大ファンでご一緒させていただくのは三度目になりますが、監督ならではの味が出ている素晴らしい作品になっていると思います。

三田さん：皆さん初めまして、三田佳子です。去年映画デビューしてから55年でした。今でも初めての若い。。。いや年齢は結構いってるんだけど（笑）監督からオファーをいただけてとてもうれしいです。演じたことの無いような役柄で体験させせてもらえて良かったです。＜＝ほんとに凄い怪演しています！

横浜監督：はじめまして、年はそれほど若くない横浜聡子です（笑）。魅力的な皆さんとご一緒できたこと、そして私の書いたシナリオを凄い皆さんがしゃべっていると思うだけで、ワクワクしていました。

安田さん：そうですね、ホームレスの役ですね。撃たれて倒れているだけなんです。寝ていたら、本物と間違えられていたらしく、役作りはばっちりだったなと思ってます。

MC：亀岡は、37歳、独身の脇役俳優。さびれた居酒屋で独り呑みが、小さな幸せを感じるときですが、
安田さん自身小さな幸せを感じるときはどのような時ですか？

安田さん：劇中の亀岡じゃないですが、晩酌をする最初の一杯でしょうか。飲むと途端に呼吸が楽になる。
幸せを感じております（笑）。

MC：麻生さん、安田さんとの初共演、いかがでしたか？

麻生さん：私の撮影は3日間だけで、ほとんどのシーン安田さんとご一緒だったのですがその時は寡黙な方だなと思っていました。舞台にあがるとこんなにもしゃべるのかとびっくりしています…。

安田さん：いや、しゃべっていたんですけどね…。

麻生さん：テンションが低くぼそぼそって言う感じでした。

安田さん：情緒不安定なんです（笑）。

三田さん：とんでもない役で、正直できるかなと思いました。踊りのシーンは当日、踊ってと言われたんです。
あそこは嫌だったのですが、意外にそのシーンをマネージャーさんが「良いね」って言ってくれるので合格点でしょうか。

MC：安田さんは三田さんと、ご一緒してみていかがでしたか？

安田さん：迫力が凄くて、二人で向かい合って演技をしていると瞳に引き込まれるんです。少女のような淑女のような。公開決定の際に三田さんから「よくぞもんでくれたわね」というコメントを頂戴して、戦々恐々としていました。

三田さん：若いエキスをもらおうと思っていた役ですが、さすがに「乳首が台無しよ！」というセリフには事務所もカットしてもらったらと言っていましたが、この役ならこのセリフが無くちゃ意味がないと思ってそのままです。

安田さん：これだけ命を懸けて胸をもんだことは無いですよ（笑）。

安田さん：「ほどほどに 浴びるほど」
父親がちょうど今の僕の年に病気をしたんです。酒も好きでその時に「ほどほどに浴びるほど」と
言っていたので、どういう意味なのかいまだにわからないですが挙げてみました。

麻生さん：「肉体改造」
単純に目標です（笑）。ほどほどに筋肉を付けたいと思っています。

三田さん：「止めて！！」
少し休みが欲しいんです！舞台や映画など私に向かって飛び込んでくるんです。
ありえないと思っていてもやりたいと思っちゃうんです。

横浜監督：「木をみて森もみる」
映画の撮影現場もそうですが、細かいところにこだわるだけでなく、大きいところもちゃんと伝えていかなきゃなということからです。

本当に和気藹々な舞台挨拶となりました！

『俳優 亀岡拓次』

1月30日（土）テアトル新宿ほか全国ロードショーです。

公式サイト：kametaku.com