1985年『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、1994年『フォレスト・ガンプ/一期一会』、2000年『キャスト・アウェイ』、2012年『フライト』。常に“最先端のVFX技術”を活かした映像で世界中を驚きと感動で魅了してきたロバート・ゼメキス監督の、“集大成”であり“最高峰”とも言える作品『ザ・ウォーク』が1月23日(土)より公開となります。
第28回東京国際映画祭でロバート・ゼメキス監督、プロデューサーのジャック・ラプキー氏が来日し、オープニングセレモニーに参加しました。 『ザ・ウォーク』第28回東京国際映画祭 実施日:10月22日(木) |
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日本国内外の豪華ゲストが華々しくレッドカーペットを闊歩する中、オープニング作品『ザ・ウォーク』を引っさげレッドカーペットの最後のゲストとして登場したロバート・ゼメキス監督とプロデューサーのジャック・ラプキー。
ここ東京の地で盛大に迎えられた事に喜びを感じている様子の2人は、日本はもちろん海外からも訪れている多数の報道陣の取材に快く応じ、さらに来場者へのファンサービスも丁寧に対応していました。 レッドカーペット終盤では、クロージング作品である『起終点駅 ターミナル』からの参加者、佐藤浩市さん、本田翼さん、篠原哲雄監督と共にフォトセッションを行いました。 |
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Q:今回東京国際映画祭オープニング作品に選ばれていかがでしょうか?
ゼメキス監督:自分の作品をオープニングに選んでいただき、大変興奮しています。映画のスタッフ、キャスト、ソニー・ピクチャーズを代表し、お礼申し上げたいと思います。 ラプキー氏:コンバンハ。今回はお招きいただき本当にありがとうございます。日本の皆さんから大変暖かいおもてなしをしていただいています。 Q:この作品を作ろうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか? ゼメキス監督:プティというキャラクターの斬新さに惹かれたんです。夢を追う男のスペクタクルを映像にしなくては、と思いました。 Q:プティはとてつもなく危険な偉業を成し遂げた一方で、狂気を感じる部分もあるように感じました。 ゼメキス監督:芸術家として大きな情熱を感じます。ツインタワーにインスピレーションを受けて、とても強い気持ちで進んでいった男です。 |
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Q:実際にプティさん本人にお会いした時のご感想をお聞かせください。
ゼメキス監督:長い時間を彼と過ごしました。語り手としても優れている方です。自分の気持ちを観客にも体感して欲しい、というのが彼からのメッセージでした。できる限りその想いを反映したつもりです。 ラプキー氏:とても前向きな気持ちを持った方。芸術家としても素晴らしいです。彼は監督を心から信頼していました。監督のビジョンで伝えてくれれば大丈夫だと、そう言っていたんです。 Q:そのプティを演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットさんはどんな方ですか? ゼメキス監督:素晴らしい役者です。プティのようにパフォーマンスにも興味を持っています。彼は何でも自分でやりたいと、たくさんの事に挑戦してくれました。フランス語もとても上手なんです。 Q:本作のオススメポイントを教えてください。 ラプキー氏:ぜひプティの情熱を映画を通して感じていただきたい。共感して欲しいと思います。ワイヤーロープに足を置いたあの瞬間、あの美しさを表現できるのはゼメキスただ一人です。 ゼメキス監督: フィリップがワイヤーロープを歩き始めるその瞬間と芸術をぜひ観て欲しいです。 |
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Q:最後に東京国際映画祭の開幕を待ちわびていた皆様にメッセージをお願いします。
ゼメキス監督:上映される全ての作品を楽しんで欲しいですが、ぜひこの『ザ・ウォーク』も楽しんでいただける様、願っています。ありがとう。 『ザ・ウォーク』 2016年1月23日(土)全国ロードショー |
1974年、当時世界一の高さを誇ったワールドトレードセンター、
NYにそびえ立つ摩天楼の中でも王者と呼ぶにふさわしい荘厳なツインタワー。
この間をワイヤーロープ一本でつなぎ、命綱なしの空中闊歩にある男が本当に挑んだ。
その男とはフィリップ・プティという。
この伝説の男プティ役には「インセプション」で注目された若手実力派俳優、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じる。不可能にも思えるこの男の挑戦は紛れもない実話であり、記録としても残っているが、なんと映像には残されていない。
まさに実話を完全映像化したといえる本作、そう、この映像は、誰もが<100%未体験>である。
なぜなら、この体験をした人間はフィリップ・プティ、世界でたった一人だけなのだから――
原題:The Walk
原作:「TO REACH THE CLOUDS」by フィリップ・プティ
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ベン・キングズレー、
シャルロット・ルボン、ジェームズ・バッジ・デールほか
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(C)2015 TIFF