山形国際ドキュメンタリー映画祭で一度きり!!
「世界で最も優れた10本の政治映画の1本」と評された南米チリの巨匠パトリシア・グスマン監督の代表作『チリの闘い 三部作』(4時間23分)一挙上映!! |
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10/10(土)より岩波ホールにて『光のノスタルジア』『真珠のボタン』が公開となる、チリのドキュメンタリー作家、パトリシオ・グスマン。
グスマン監督が亡命前にチリで完成させた約4時間半の代表作『チリの闘い 三部作』が、10/8から開催される山形国際ドキュメンタリー映画祭2015の特集「ラテンアメリカ――人々とその時間:記憶、情熱、労働と人生」で日本初上映されることになりました。 |
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『チリの闘い 三部作』は、チリのみならずラテンアメリカのドキュメンタリー映画を代表する名作として知られ、フランスの映画作家、クリス・マルケルも制作を支援し、アメリカの「シネアスト」誌は、「世界で最も優れた10本の政治映画の1本」と評されています。
今回は山形国際ドキュメンタリー映画祭での一回のみの上映となります。 パトリシオ・グスマン『チリの闘い 三部作』上映 【上映日時】10/12(月・祝) AM10:00〜15:28 ラテンアメリカ特集詳細:http://www.yidff.jp/2015/program/15p4.html |
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『チリの闘い 三部作』 ブルジョアジーの暴動 反乱 民衆の力
巨匠パトリシオ・グスマンによるチリ・ドキュメンタリー映画の金字塔的作品。グスマンは、チリの政治的緊張とアジェンデ政権の終焉を記録し、1973年のクーデターを契機にフランスに亡命。クリス・マルケルやキューバのICAICの支援を得てこの映画を完成させた。 ○第一部 ブルジョアジーの暴動 ○第二部 反乱(1976年 / 88分) ○第三部 民衆の力(1978年 / 79分) 監督、製作:パトリシオ・グスマン パトリシオ・グスマン監督 プロフィール 1941年、サンティアゴ・デ・チリ生まれ。マドリッドの公立映画学校に通い、主にドキュメンタリーを学ぶ。軍事クーデターでサルバドール・アジェンデ政権が倒れた後、サンティアゴのエスタディオ・ナシオナル・デ・チリ(国立競技場)の独房に監禁され、処刑される恐怖を味わった。1973年、チリを後にした彼は、キューバ、スペイン、そして現在も暮らすフランスへと移り住んだ。これまでに多数の国際映画祭に選出され、いくつもの賞を受けている。 |