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@東京国際映画祭

 
中野量太監督が脚本・監督を務めた最新作は、作家・村井理子氏が実際に体験した数日間をまとめたノンフィクションエッセイ「兄の終い」をもとに映画化した『兄を持ち運べるサイズに』。
 
絶縁状態にあった実の兄の突然の訃報から始まる家族のてんてこまいな4日間の物語を11月28日(金)より全国公開となります。
 
宮沢りえ主演『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞・報知映画賞など多くの映画賞を席捲、二宮和也主演『浅田家!』では、国内の大ヒットのみならずフランスでも大ヒットを記録した中野量太監督の5年ぶりの新作。主演を務めるのは、マイペースで自分勝手な兄に幼いころから振り回されてきた主人公の理子役の柴咲コウ。共演に、家族を振り回す原因となる、映画史上稀にみるダメな兄ちゃんを演じるオダギリジョー、兄と一時は夫婦でありながらもある理由で離婚した元嫁・加奈子を演じる満島ひかり、兄と加奈子の娘で両親離婚後は母と暮らす満里奈を演じる青山姫乃、二人のもう一人の子供で最後まで兄と暮らした息子・良一を演じる味元耀大。実力はキャストがそろい、泣き笑い、時々怒った兄を送るためのてんてこまいの4日間を紡ぎます。
 
第38回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門に公式出品。10月31日(金)に実施された公式上映に、オダギリジョーと中野量太監督が登壇しました。
『兄を持ち運べるサイズに』
 
日付:10月31日(金)
場所:丸の内ピカデリー
登壇:オダギリジョー、中野量太舞台挨拶

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オダギリジョー、中野量太舞台挨拶

 
満員御礼で迎えたこの日、中野監督が「沢山の方が集まってくれて嬉しいです。日本で一番大きな東京国際映画祭という場で上映されるのは最大のご褒美を頂いたようなもの」と畏まって挨拶する一方、オダギリは映画祭の場であってもマイペース。客席を見渡して「なんか良い椅子に座っていますね~。違うか、一列目だけか良い椅子は…」と天然さを炸裂させて早速笑いを誘っていた。
『兄を持ち運べるサイズに』
本作出演に際して、脚本を一読して快諾したというオダギリ。「脚本がとても面白くて素晴らしくて。読んですぐ監督に『素晴らしい脚本を書きあげましたね』とメッセージを送りました。読んでいて引っかかることがなくて、すぐにやりたいと思える作品でした。本当に素晴らしい作品」と賞嘆した。兄役の決め手について中野監督は「どうしようもなくだらしがなくて人に迷惑をかけて、でも愛されて憎めない兄…。そんな人は自分の中で一人しか思い浮かばなくて、この人だけしか」と笑わせつつ「オダギリさんは散々だらしないダメ人間をやり尽くしている“ミスターダメ人間”。もしも『またやるの?』と思われたら嫌だなと思ったけれど、僕としては今までなかった新しい役だと思って。オファーしたら“YES!”と返事が来た」と嬉しそうに振り返った。
 
中野監督とオダギリは、2016年公開の『湯を沸かすほどの熱い愛』に次ぐ2度目のタッグ。中野監督曰く、当時のオダギリはセリフの言い回しを変えたり、毎回アドリブをしたりと自由人だったそうだが「それが今回10年経ってお会いしたら…台本通りにやるので驚いた。
『兄を持ち運べるサイズに』
『なぜ今回は台本通りにやるの?』と聞いたら『面白いホンはそのままやるんだよ。面白くないものは色々と工夫しなければいけないけれど…』と言っていました」と証言。まさかの暴露に当のオダギリは「大丈夫ですか、それ?だいぶトゲがあるけれど。今日は記者の方もいますよ?」と苦笑いだった。
兄を持ち運べるサイズに
一方、オダギリは中野監督について「相変わらず作品に対して誠実で真面目。たまに冗談が通じないくらい、こちらが出すアイデアに対して本気で怒りだす様な雰囲気がある。それくらい作品に掛ける想いやイメージする完成像に対して真摯に常に本気で向き合う方」とクリエイターとしてリスペクトしていた。
 

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<第38回東京国際映画祭 開催概要>

 
開催期間:2025年10月27日(月)~11月5日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区 
公式サイト:
https://www.tiff-jp.net
   

開催期間:2025年10月29日(水)~10月31日(金)
公式サイト:
https://www.tiffcom.jp
 
東京国際映画祭TIFFsponsorLOGO

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『兄を持ち運べるサイズに』

 
11月28日(金)TOHOシネマズ日比谷他、全国ロードショー
 
映画公式サイト:
@ani-movie/
 
X:
@ani_movie1128
 
Instagram:
@ani_movie1128
 
推奨ハッシュタグ:#兄サイズ #兄を持ち運べるサイズに
 
宮沢りえ主演『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞・報知映画賞など多くの映画賞を席捲、二宮和也主演『浅田家!』では、国内の大ヒットのみならずフランスでも大ヒットを記録した中野量太監督の5年ぶりの新作。主演を務めるのは、マイペースで自分勝手な兄に幼いころから振り回されてきた主人公の理子役の柴咲コウ。共演に、家族を振り回す原因となる、映画史上稀にみるダメな兄ちゃんを演じるオダギリジョー、兄と一時は夫婦でありながらも、ある理由で離婚した元嫁・加奈子を演じる満島ひかり、兄と加奈子の娘で両親離婚後は母と暮らす満里奈を演じる青山姫乃、二人のもう一人の子供で最後まで兄と暮らした息子・良一を演じる味元耀大。実力はキャストがそろい、泣き笑い、時々怒った兄を送るためのてんてこまいの4日間を紡ぎます。
 
物語・・・
理子の元に突然かかってきた警察からの電話。
何年も会っていない兄が、死んだという知らせだった。
発見したのは、兄と住んでいた息子の良一だという。
「早く、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう」
東北へと向かった理子は、警察署で7年ぶりに兄の元嫁・加奈子とその娘の満里奈と再会する。
兄たちが住んでいたゴミ屋敷と化しているアパートを片付けていた3人が見つけたのは、壁に貼られた家族写真。
子供時代の兄と理子が写ったもの、兄・加奈子・満里奈・良一の兄が作った家族のもの…
同じように迷惑をかけられたはずの加奈子は、兄の後始末をしながら悪口を言いつづける理子に言う。
「もしかしたら、理子ちゃんには、あの人の知らないところがあるのかな」
もう一度、家族を想いなおす、4人のてんてこまいな4日間が始まったー。
 

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原作:「兄の終い」村井理子(CEメディアハウス刊)
脚本・監督:中野量太
キャスト:柴咲コウ オダギリジョー 満島ひかり 青山姫乃 味元耀大
制作プロダクション:ブリッジヘッド/パイプライン
公開表記: 11月28日(金)公開
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©2025 「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

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