4月11日(土)の
『ソロモンの偽証 後篇・裁判』 の公開を目前に控えながらも、前篇を鑑賞した方々からは「早く後篇・裁判を観たい!」という声が多数あがっており、来たる4月4日(土)と4月5日(日)の両日 後篇・裁判の先行上映がおこなわれました。 さらに『ソロモンの偽証 後篇・裁判』の先行上映を記念して、1万人の中から主演の座を勝ち取った藤野涼子、成島監督に“藤野と板垣に賭けた”と言わしめ、後篇・裁判の大きなカギを握る神原和彦を演じた板垣瑞生、そして成島出監督が登壇する舞台挨拶を4月5日に実施いたしました。 『ソロモンの偽証 後篇・裁判』先行上映記念舞台挨拶 |
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舞台挨拶内容
藤野涼子さん:本日はあといよいよ公開が1週間後に迫った『ソロモンの偽証 後篇・裁判』の先行上映にお越しいただきましてありがとうございます。 板垣瑞生さん:若い方も大勢劇場に来ていただけて嬉しいです。ありがとうございます。 成島出監督:皆さんにひとつお詫びがあります。本当は前後篇にしたくなかったのですが、初めのプロットでいくと10時間位になってしまうところでした。なんとかインターバルを入れてでも一本にしようとおもったのですが、宮部みゆきさんの原作を半分くらいしか入れ込むことが出来なくなってしまうので2部作という形にさせていただきました。若い方も大勢、貴重なお小遣いのなかから来てくれてありがとうございます。 |
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MC:後篇は裁判のシーンが特に見どころですが、印象に残っているシーンなどありますか?
藤野さん:特に最後のシーンです。そこに居ない人に対して想いを伝える、表現するということはとても大変だなと思いました。何度もNGを出しましたが、監督やスタッフのおかげで最後は自分でも納得できる演技ができたと思います。 板垣さん:300人を前にした長回しシーンです。プレッシャーが凄かったです。 成島監督:藤野さん、板垣君は子役からやっている子とかに比べて一番演技ができませんでした。演技としては最下位と言っていいほどでしたが二人の真っ直ぐな眼差しと、真っ直ぐな心にかけてみようと思いました。間に合わないと反対するスタッフもいましたが、結果的に二人が見事やり気ってくれました。 MC:後篇・裁判の公開も間もなくですが、今の心境はいかがですか。 藤野さん:オーディションも含め1年以上携わってきた作品がようやく公開されるという想いと、寂しいなという想いがあります。 板垣さん:現場で色々な方と出会えて、そして公開されて作品を沢山の方に観ていただけるというのはとても嬉しいです。一生で一度あるかないかの貴重な現場に参加させていただき、ありがとうございました。MC:作品をご覧になった周りの方々からの反応はいかがですか? 藤野さん:前篇良いところで終わるので、「後篇を早く観たい!」とよく言われますね。 成島監督:映画をご覧になった方は是非原作も読んでみてください。キャラクターの背景など映画で描き切れていないところもありより一層楽しんでいただけると思います。映画化には、原作の宮部みゆきさんも太鼓判を押してくれています。 |
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MC:それでは最後に一言お願いいたします。
藤野さん:今日はお越しいただきまして本当にありがとうございました。 後篇見たい度 98.4%!! 『ソロモンの偽証 前篇・事件』絶賛公開中 公式HP:www.solomon-movie.jp
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【Story】
校内裁判で明かされる同級生の謎の死の真相。誰がなぜ、嘘をついている?
被告人・大出俊次が出廷を拒否したことで、校内裁判の開廷は絶望的となった。
意気消沈するクラスメートに対して、必ず大出を連れてくると神原和彦は約束し、大出の出廷に向けて奔走する。一方で、藤野涼子も、浅井松子の死後、口を閉ざしたままの三宅樹理に校内裁判へ証人として出廷するよう説得を続ける。
また、死亡当夜の柏木卓也の足取りを追う中で、卓也の自宅にそれぞれ異なる場所の公衆電話より4回電話があったことが判明、涼子はこの4本の電話こそが事件の真相の鍵を握ると確信する。校内裁判で告発状の真相を語りたいと出廷を表明する樹理、また時を同じくして、凄惨な過去を背負いながら真っすぐに生きようとする神原の姿勢に感化され、大出も出廷を決意する。
朗報に心躍らせるクラスメートたち、しかし涼子はある人物への疑念が拭えない。
遂に開廷される前代未聞の校内裁判、生徒・保護者ほか多くの傍聴人が押し寄せ、会場となった体育館は、異様な雰囲気に包まれる。
告発状、卓也死亡当夜の4本の電話ーそれらに隠された驚愕の真実が次々と判明していく。なぜ、あなたは嘘をついたのか。その嘘に隠された思いとはいったい―。
原作:宮部みゆき(新潮文庫刊)/監督:成島出
出演:藤野涼子 板垣瑞生 石井杏奈
清水尋也 富田望生 前田航基 望月歩
佐々木蔵之介 夏川結衣 永作博美 小日向文世 黒木華 尾野真千子
配給:松竹
(C)2015「ソロモンの偽証」製作委員会