“映画のまち”で行われている調布映画祭2015は3/6(金)~3/8(日)の開催中です!全作品入場無料です!
そして、スペシャル企画として『ウエスト・サイド物語』をさらに楽しく観賞するために 上映前特別イベントが開催されました。 ミュージカル映画監督・俳優としても活動する角川裕明さんと日本を代表するミュージカルカンパニー『音楽座ミュージカル』から俳優・秋本みな子さん、プロデューサー・鈴木均さんをゲストに迎え、『ウエスト・サイド物語』の魅力と見所を話すトークイベントが行われました。 『ウエストサイド物語』を100倍楽しむ方法!ミュージカル・トークセッション
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会場は朝10時30分からのイベントでしたが満員!映画のまち調布の市民の方達の映画への思いが伝わってくるようです。
角川監督:ミュージカル映画監督って職業あるの?って方多いと思います。最近作っている映画の予告編を観ていただきましょう。日本にオリジナルのミュージカル映画ってなかなかないと思いますけれど。私はそういった和声ミュージカルを作っていこうという活動しています。
鈴木さん:なぜミュージカル劇団が?映画祭にって思われるかもしれませんが、ミュージカル舞台を中継ではない形で、映画化した「メトロに乗って」という作品もありまして。今後は映像にも力を入れていこうと思っています。 角川監督:実はお二人とも、劇団四季ご出身でウェストサイドストーリーにも携わっていたとお伺いしました。 鈴木さん:凄い古い話ですが・・35年くらい前でしょうか。その時に演出助手をさせていただいたのが最初ですね。舞台ミュージカルが映画化されたもので。音楽はバーンスタイン。小澤征爾さんの先生が創っているんですね。なかなか日本ではないですよね。向こうでは音楽、舞台、映画がボーダーレス。ウェストサイドはそんな中で生まれた作品なんだと思います。 角川さん:ミュージカルは、音楽、ダンスそしてストーリーがあってとても成熟しているものなんですけど、なかなか日本では根付か無いですね。 鈴木さん:お金がかかりますから。舞台の1.5倍はかかりますからね。ミュージカルは。 |
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角川監督:秋本さんが好きなウェストサイドの場面は?
秋本さん:バルコニーでトニーとマリアが歌うシーンですね。TONIGHTですね。それから四季で私が歌った“アメリカ”のシーンですね。とっても難しい歌とハードなダンス。ダンサーは酸素ボンベを舞台裏で吸ってました。 鈴木さん:映画では順番が劇と違っていたりするんです。舞台だとダンスを続けるのが無理なシーンでも映画だと大丈夫ですからね。 *************** このトークショー後に『ウエスト・サイド物語』が上映されました。 |
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名 称 調布映画祭2015 会 期 平成27年3月4日(水)~8日(日) 会 場 調布市文化会館たづくり/調布市グリーンホール 企画運営 調布映画祭2015実行委員会 主 催 (公財)調布市文化・コミュニティ振興財団/調布市 後 援 京王電鉄株式会社/J:COM/調布FM83.8MHz/調布市教育委員会/調布パルコ 【上映】子どもから大人まで楽しめる新旧の名作・話題作に無声映画を加えた作品上映 【展示】市内映画関連企業の展示&映画の図書展、映画のまち情報館 【特別企画】第18回ショートフィルム・コンペティション 入賞・入選作品上映会 ほか |
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ストーリー 出演: ナタリー・ウッド, リチャード・ベイマー, ラス・タンブリン, ジョージ・チャキリス, リタ・モレノ |