映画情報どっとこむ ralph

完成披露試写会

小学館「ビッグコミック増刊号」で2017年から連載を開始し、「第25回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 優秀賞」を受賞した、鬼才・西村ツチカによる「北極百貨店のコンシェルジュさん」(小学館)が待望の映画化が決定、10月20日(金)に公開となります!

監督は、『パプリカ』(2006)、『風立ちぬ』(2013)など多くの作品に原画として参加し、「ボールルームへようこそ」(MBS/2017)でTVアニメ初監督を務めた板津匡覧。

新人コンシェルジュとして働く主人公・秋乃を、TVアニメ「ひげを剃る。そして女子高生を拾う」(2021/結城あさみ役)、「RPG不動産」(2022/ルフリア役)、「百千さん家のあやかし王子」(2023)で主演・百千ひまり役にも抜擢され今最も勢いのある川井田夏海、百貨店内をなぜかいつも歩いている謎のペンギン・エルルを、2020年声優アワード新人男優賞を受賞し、TVアニメ「【推しの子】」(2023/アクア役)でも注目の大塚剛央、そして、ケナガマンモスの造形作家・ウーリーを、「テニスの王子様」「呪術廻戦」など人気作品に多く出演し、俳優としても活躍中のトップ声優・津田健次郎が演じます。

海外からの注目も高く、フランス南東部の都市アヌシーで開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭2023の「Screening Events(特別上映)」部門に正式に招待されたほか、本年度のファンタジア国際映画祭では長編アニメ部門観客賞銀賞を受賞、さらに第36回東京国際映画祭アニメーション部門での上映も決定しています。

この度、9月30日(土)品川インターシティホールにて、完成披露試写会が行われました。
イベントには、川井田夏海、大塚剛央、津田健次郎、飛田展男、潘めぐみ、七海ひろき、花乃まりあ、板津匡覧監督が登壇。
さらに主題歌アーティストのMyuk、アンバサダーのLiLiCo、も駆けつけ、本作の魅力をたっぷり語りました。
北極百貨店のコンシェルジュさん
完成披露試写会
日付:9月30日(土)
会場:品川インターシティホール
登壇:川井田夏海、大塚剛央、津田健次郎、飛田展男、潘めぐみ、七海ひろき、花乃まりあ、板津匡覧監督

映画情報どっとこむ ralph

声優キャスト&監督登壇

 アヌシー国際アニメーション映画祭、ファンタジア国際映画祭での上映を経て、ついに日本初お披露目となる本日。
満席の会場に豪華キャストとスタッフが登壇すると、会場からは大きな拍手が湧き上がった。そんな観客の期待に応 えるかのように、登壇者が一言ずつ挨拶した。
 
川井田:本日はお越しいただき本当にありがとうございます。収録の時からいち早く観ていただきたいと思っていたので、こうやって映画をご覧になった後の皆さんのお顔を見ながらお話させていただくことがとても嬉しいです。今日は短い時間ですがよろしくお願いいたします。

大塚:本日はお越しいただきありがとうございます。短い時間ですが、最後までよろしくお願いします。

津田:こんばんは、津田健次郎です。先程舞台裏で皆さんの感想の拍手をいただけて本当に嬉しかったです。本日はよろしくお願いいたします。

飛田:先程エルルさんは謎のペンギンと紹介されていましたが、東堂も人間ながら一番謎なんじゃないかなと思っております。今日はよろしくお願いいたします。

潘:皆様本日は北極百貨店へご来場いただきまして誠にありがとうございます(森の声で)。私自身も本日百貨店のコンシェルジュさんに選んでいただいたお靴で参りました。よろしくお願いいたします。

七海:先程も流れていた北極百貨店のテーマソングが、とても好きです。本日はみなさんと楽しい時間を過ごしていければと思いますので、よろしくお願いいたします。

花乃:この素敵な作品が一足早く、お客様に観ていただける日が来たと思い、本当に幸せな気持ちです。本日はよろしくお願いいたします。

板津監督:小さな会議室で始まった企画が、こんな華やかな方々と、大勢のお客さんに観ていただけるというのは、感無量です。今日はよろしくお願いいたします。

 さらに、アンバサダーを務めるLiLiCoも駆けつけ、「みなさんこんばんは。アンバサダーを務めさせていただきますLiLiCoです。映画は楽しんでいただけましたか?人は皆、自分の人生や他人のための“コンシェルジュ”だと思っています。自分の人生や周りの人の人生を最高なものにするためには、どんな職業においても、お家にいても、家族のために“最高のコンシェルジュ”にならないといけないですよね。そして監督は長編アニメーションの初監督ということで、天才かよ!!」と挨拶をし、会場からは大きな拍手が湧き上がった。続けてLiLiCoは、板津監督に「なぜこの作品を作ろうと思ったのですか?」と問いかけると、監督は「元々西村さんの作品が好きで、ちょうど『北極百貨店のコンシェルジュさん』の連載が開始された時に、Production I.Gの方と『次何か作りましょう!』という話をしていたので、単行本を渡したことがきっかけです。」とコメントし、LiLiCoは「絵のタッチもすごく綺麗で繊細で、色合いも本当に素敵でした!」と映画の感想を伝えた。

エピソードトーク

続いて、オーディションで役が決まったという川井田と大塚に、役が決まった時のエピソードを聞かれると、大塚は「僕は最初トキワ役を受けに行ったら、『君はエルルで来てください』と言われたので、その後エルルのオーディションを受けて役が決まったんです。」とオーディション時のエピソードを披露。反対に川井田は「私は秋乃一本でした。オーディションでは、1回テストをやって少しディレクション頂いたらすぐ本番で終わりだったので、あまり手応えはなく、合格いただいて本当に夢のようです!」と嬉しそうにコメントした。

さらに、オファーを受けた時の気持ちを聞かれた津田は「原作を読ませていただいて、めちゃくちゃ良い本で、とても素敵なキャラクターを演じられるということで、収録が楽しみでした。」と原作やウーリーの役に惚れ込んだと語った。続けて七海は「私も最初違う役をオーディションでいただいていたのですが、原作を読んでどうしてもクジャク役をやってみたいと思い、『よかったらこちらも聞いていただけないでしょうか!』とお願いをして、クジャク役に決まりました。誰がみても穏やかな気持ちになれるところや、老若男女問わず楽しめる、こんな素敵な作品に出たいという思いを込めました。」と熱く語ると、板津監督は「実は七海さんと花乃さんが出ていただけると聞いて、絵にキラキラを増量したんです!」と貴重な制作秘話を披露し、会場を沸かせた。

次に話題は、アフレコ収録時のエピソードについて。川井田は「前日の夜、どんなに練習しても自分の思う秋乃にならなくて、不安の中初日を迎えたのですが、現場で他の方のお芝居を聞くとだんだん自分が秋乃になっていく感じがして、秋乃と一緒に私自身も成長したなと思いました。」と告白した。これに対し津田も「本当に秋乃そのもので、最初はスタジオの端の方に新人オーラ全開に座っていて。(笑)」と川井田の様子を振り返った。さらに津田は「現場はすごく和やかで、シーンによっては緊張感がある部分もありましたが、本当に芝居をしていて凄く楽しかったです。ウーリーは身体が大きいので、僕たちとは生きるリズムが違うと思い、そこは意識しました。」と役作りについても語った。続けて川井田の先輩コンシェルジュ・森を演じた潘は「アフレコが始まる時に監督から、『コンシェルジュはお客さまの求めるその先にあるものを見極めて提供する、そんなお仕事であることを描きたい』とお話しいただきました。今回新人の時にお世話になった音響の菊田さんとまたご一緒できて嬉しかったですし、昔は新人だったけど、今回は後輩を指導する先輩コンシェルジュの役として、川井田さん演じる秋乃に寄り添って、見せられるものを与える、そんな役割をいただいたんだなと思いました。」と先輩声優らしい心温まるエピソードを披露した。

さらに、七海演じるクジャクの彼女役を演じた花乃は「七海さんが、『アドリブで愛の囁きを長く欲しい!』とオーダーされた時があったのですが、愛の言葉が出るわ出るわで!(笑)私も宝塚時代に、男役さんから愛の言葉を沢山囁かれていた経験があり慣れていたので、その感覚が懐かしくて嬉しくて、収録当日は興奮の方が多かったです!」と笑顔で答え、クジャクのファンだというLiLiCoは「ジェラシーですね!!」と悔しさを見せ、会場は笑いに包まれた。

Myuk主題歌「Gift」生歌唱

ここで、主題歌アーティストのMyukも登場し、主題歌を生歌唱するが発表された。MCの呼びかけに合わせて登場したMyukは「主題歌を担当させていただきましたMyukといいます。こんな素敵な場に登壇させて頂いて、大変光栄に思います。本日はよろしくお願いいたします。」と挨拶。主題歌「Gift」に込めた想いを「原作をじっくり読ませて頂いて、本当にこの作品が大好きになりました。秋乃さんやコンシェルジュさん、そして動物のお客さんが、一生懸命大切な人に、自分の強い気持ちや『ありがとう』を伝えようとしている姿や表情に触れて、『ありがとう』という気持ち自体が贈り物だと思い、そんな気持ちを曲に込められたらいいなと思って作詞をしていきました。」とコメントした。

そしてMyukは本編のスペシャル映像に合わせて「Gift」を生披露し、会場のボルテージは最高潮に!
その後北極百貨店の氷像と共にフォトセッションを行い、川井田が「本日はお越しいただき本当にありがとうございます。今キャストの方や、監督、Myukさんのお声を聞いて、『もう一回観たい!』と思いましたよね?私自身もそう思ったので、10月20日公開されましたら、ぜひお友達や大切な方、お一人でも、劇場に観に来て欲しいです。この作品がより多くの方の心に届くことを願っております。本日はありがとうございました。」と笑顔でメッセージを送り、イベントは大盛り上がりで幕を閉じた。

映画情報どっとこむ ralph

公開記念舞台挨拶の実施決定

公開記念舞台挨拶概要 
※詳しくは映画公式HPをご覧ください
【実施日】10月22日(日)
【実施劇場】新宿バルト9
【実施時間】12:00の回上映後 / 14:20の回上映前
【チケット料金】全席指定2,200円
【登壇者(予定)】川井田夏海、大塚剛央、津田健次郎、板津匡覧監督 ※登壇者は、予告なく変更となる場合がございます。

映画情報どっとこむ ralph

『北極百貨店のコンシェルジュさん』

公式HP:
https://hokkyoku-dept.com/

X:
@HOKKYOKU_Dept

Instagram:
@hokkyoku.dept

10月20日(金)公開

◆イントロダクション
仕事を頑張るすべての人におくる、不思議でかわいい“動物×百貨店”エンターテインメント!
原作は、緻密に線を重ねる独特な表現で装画家・イラストレーターとしても活躍する西村ツチカによる漫画『北極百貨店のコンシェルジュさん』(小学館「ビッグコミックススペシャル」刊)。
人間と動物が織りなす奇想天外な世界観が魅力の本作を、「ハイキュー!!」シリーズや「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」など、数々の名作を世に送り出してきたProduction I.Gが映像化!
監督を務めるのは、本作が劇場版アニメの監督デビューとなる新進気鋭のアニメーター・板津匡覧。
西村ツチカが描く美しい線の再現にこだわり、四季折々の美しい色調で「北極百貨店」を彩りながら、
主人公・秋乃をはじめとする個性豊かなキャラクターたちに命を吹き込みます。
従業員は人間。お客様は動物。
華やかでどこか不思議な「北極百貨店」にあなたも訪れてみませんか?

◆あらすじ
新人コンシェルジュとして秋乃が働き始めた「北極百貨店」は、来店されるお客様が全て動物という不思議な百貨店。
一人前のコンシェルジュとなるべく、フロアマネージャーや先輩コンシェルジュに見守られながら日々奮闘する秋乃の前には、あらゆるお悩みを抱えたお客様が現れます。
中でも<絶滅種>である“V.I.A”(ベリー・インポータント・アニマル)のお客様は一癖も二癖もある個性派ぞろい。
長年連れ添う妻を喜ばせたいワライフクロウ
父親に贈るプレゼントを探すウミベミンク
恋人へのプロポーズに思い悩むニホンオオカミ・・・
自分のため、誰かのため、様々な理由で「北極百貨店」を訪れるお客様の想いに寄り添うために、秋乃は今日も元気に店内を駆け回ります。
『北極百貨店のコンシェルジュさん』

***********************************

キャスト
秋乃:川井田夏海
エルル:大塚剛央
東堂:飛田展男
森:潘めぐみ
岩瀬:藤原夏海
丸木:吉富英治
給仕長:福山潤
トキワ:中村悠一
ワライフクロウ夫:立川談春
ワライフクロウ妻:島本須美
ウミベミンク娘:寿美菜子
ウミベミンク父:家中 宏
クジャク:七海ひろき
クジャク彼女:花乃まりあ
二ホンオオカミ:入野自由
二ホンオオカミ彼女:花澤香菜
バーバリライオン:村瀬 歩
バーバリライオン彼女:陶山恵実里
カリブモンクアザラシ:氷上恭子
ゴクラクインコ:清水理沙
ネコ:諸星すみれ
ウーリー:津田健次郎

原作:西村ツチカ『北極百貨店のコンシェルジュさん』(小学館「ビッグコミックススペシャル」刊)
監督:板津匡覧
脚本:大島里美
キャラクターデザイン・作画監督:森田千誉
コンセプトカラーデザイン:広瀬いづみ
美術監督:立田一郎[スタジオ風雅]
動画検査:野上麻衣子
撮影監督:田中宏侍
編集:植松淳一
音響監督:菊田浩巳
音楽:tofubeats
アニメーション制作:Production I.G 
製作:アニプレックス、Production I.G、KDDI、ADKマーケティング・ソリューションズ、トーハン 
配給:アニプレックス
主題歌:「Gift」Myuk(Sony Music Labels Inc.)
©2023西村ツチカ/小学館/「北極百貨店のコンシェルジュさん」製作委員会

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ