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記者会見&プレミアム試写会トーク横浜聡子、石井岳龍、加藤拓人、守屋文雄がメガホンをとり、感情の一部が欠けている 4人のきょうだいの日々を描く映画『almost people』が9月30日(土)より全国公開となります。 この度、映画公開に先駆けて【プレミアム試写会】を実施しました! |
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監督たちコメント「日本映画を世界のミニシアターに届けたい」という目標を掲げ、すでに日本のみならずロンドン、ニューヨーク、トロントでの“全世界同時期公開”が決定している本作。テーマは感情の一部が欠けている 4 人のきょうだいの日々を描くというもの。 初期段階から本作に関わってきた加藤監督は「ないものを描くことは映画であまりないこと」と、本作のテーマを映画で表現することの難しさに触れつつ、「みんなで企画を話しているうちに形が見えてきました」と制作過程を振り返った。 守屋監督は「“感情がないって何がないの?”みたいな気持ちになって。でも、すぐ答えが出るものだと面白くないので、やりがいがあるなと思って引き受けました」と語り、石井監督は「ベテランから若い監督まで一緒に撮ることがとても刺激的でした」と本作への参加を振り返った。 俳優陣コメント続いて、難しい作品に挑戦した俳優陣がそれぞれの思いを語った。 “喜び”という感情が欠けた長男・神尾光として「長男のはなし」に主演した嶺。 “怒り”の感情が持てない長女・火水子として「長女のはなし」に主演した柳。 “楽しさ”がわからない次男・太陽として「次男のはなし」に主演した井之脇。 “寂しさ”がない末っ子の次女・花子に扮して「次女のはなし」に主演した白田。 海外上映の話題そして、話題は本作が海外で上映されることに移ると、白田は「本当に嬉しいです。私は海外に住んでいて、英語も話せるので英語でひとこと…」と、なんと流暢な英語で今の気持ちを披露! MC から思わず「次、大丈夫ですか?」と振られた井之脇は「こんなに立派なスピーチのあとで!」と白田のスピーチに脱帽した様子も「日本の映画を海外のミニシアターで同時に公開できるのは本当に嬉しいことです。同じタイミングで海外の方のレビューや意見を読めるのがすごく楽しみですし、多くの人に届いてほしいと思っています」と語ると、柳も「日本映画として(海外に)飛び込むのは素晴らしいことだと思うので、どんな反応が待ち構えているのか緊張しながら各国の方の感想を待っている状況です」とドキドキを告白。 俳優陣の最後にコメントが回ってきた嶺は「妹、弟が本当にしっかりしていて」と笑いを誘うと、「日本でも色んなミニシアターで上映されるので、自分自身も映画ファンとしてワクワク、ドキドキしています。地元熊本のミニシアターでも上映されるのであいさつに行きたい。作品をきっかけに色んな映画館に遊びに行ったりもできる。そういう繋がりを持てたことが嬉しいです」と、改めて本作に参加できた“喜び”を噛みしめた。 無論、監督たちも海外での上映には期待しているそうで、守屋監督は「昨年撮影した日本が映っているわけで、海外の人は我々が思いもしないことを面白がってくれるのかもしれない。“エッ、そこ観ていたの?”みたいな感想が聞きたいです」、加藤監督は「ほぼすべての人間が持っている感情を軸にした映画ですが、どの国のどんな人が観ても何かしらの共感性やそうではないことがあると思う。同じような意見がくるのか、受け取り方が違うのか。そういう感想が届くと、この映画を作った意味があると思います」、石井監督は「単純に“面白い”や“つまらない”では終わらない映画だと思います。新しい対話をたくさん生む映画だと思います。日本に限らず世界各国の感想からどういう対話が生まれてくるのか楽しみです」と海外での上映とその後の反響に期待を寄せた。 上映後トークイベント上映後には最速で本作を鑑賞した観客を交えたトークイベントも開催。 |
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『almost people』2023.9.30 ユーロスペース ほかにて世界同時期公開 公式X:Twitter |
監督:横浜聡子「長男」、石井岳龍「長女」、加藤拓人「次男」、守屋文雄「次女」
音楽:菊地成孔、新音楽制作工房
脚本:いながききよたか、加藤拓人、守屋文雄
プロデューサー:関友彦
企画・製作・配給:株式会社コギトワークス
出演:嶺豪一、柳英里紗、井之脇海、白田迪巴耶、
宇野祥平、平井亜門、瑚海みどり、諫早幸作、木村文哉、塩塚モエカ、伊澤彩織、
渋川清彦、木竜麻生、松浦祐也、岩谷健司、水澤紳吾、後藤ユウミ、邦城龍明
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